21R2.1 機能ガイド
機能ガイドは、セールス活動担当者、ビジネスアドミニ、システムインテグレーター、および問題なくエンドユーザが作業を進めるために必要な機能、および既存のお客様の設定と連携する機能についての決定を下すその他の担当者をターゲットとしています。
情報には、各機能の概要、例、スクリーンショット、および各機能を使いこなすためのターゲット情報も含まれます。該当する場合は、見出しリンクを選択して設定手順が含まれるトピックを表示します。
全般
モバイルデバイスに Salesforce ファイルを添付
モバイルデバイスの Lightning 対応ユーザの場合、添付ファイル関連リストまたは埋め込まれた (zvod) 添付ファイルフィールドからレコードに添付されている場合、ファイルは Salesforce ファイルとして自動アップロードされます。
モバイルデバイスの Lightning 対応ユーザの場合、添付ファイル関連リスト、またはカスタムオブジェクトを含むオフジェクトの埋め込まれた (zvod) 添付ファイルフィールドから、レコードに添付されている場合、ファイルは Salesforce ファイルとして自動アップロードされます。ユーザがカスタムオブジェクトのモバイルデバイスのレコードにファイルを添付できるように、カスタムオブジェクトごとに固有のモバイル ID フィールドがあることを確認します。詳細は管理上すべきこととすべきではないことを参照してください。
iPad プラットフォームでは、コールレポートに添付された経費領収書は Salesforce ファイルとしてアップロードされます。さらに、Veeva CRM は、ユーザが埋め込みブラウザでオンラインになる場合を含め、クラウドストレージアプリからの添付ファイルのアップロードをサポートしていません。
モバイルデバイスの Salesforce ファイルの管理
添付ファイルを Salesforce ファイルとしてアップロードするよう設定した Lightning 対応ユーザの場合、添付ファイル関連リストの [添付ファイルの追加] ボタンに代わって埋め込まれた添付フィールドに [ファイルのアップロード] ボタンが表示されます。
アップロードできるファイル容量は最大 35 MB です。より大きなファイルをアップロードすると、エラーメッセージが表示されます。
ファイルを Salesforce ファイルとして添付すると、ファイルの共有設定に基づき、ユーザは以下のアクションを [その他のアクションメ] ニューから実行できます。
- 編集 – ファイルの説明を編集します
- 削除 – ファイルを CRM から完全に削除します
- レコードからの削除 – ファイルをレコードから切り離しますが、ファイルは引き続き [ファイル] タブオンラインから確認できます
ユーザが [レコードから削除] アクションにアクセスできるように、以下のいずれか 1 つが True である必要があります: ユーザがファイルの所有者であるユーザにファイルに対するコラボレータアクセス権限があるファイルに対するアクセス権限がレコードごとに設定されており、ユーザにファイルのリンク先であるオブジェクトに対する CRU アクセス権限がある
アカウント管理
アカウントプランディープコピー
アカウントプランのディープコピーにより、キーアカウントマネージャ (KAM) はアカウントプランをコピーして再利用できます。アカウントプランを担当しているチームは、継続的にプランの成功を計測し、また、成功率に基づいて、同等の成果を達成するためにアカウントプランを他のキーアカウントに再利用することができます。
お客様は、管理するテンプレートとして機能するアカウントプランを作成することもできます。KAM はこれらのテンプレートをコピーして、新しいアカウントプランを開始できます。また、お客様が毎年アカウントに新しいアカウントプランを作成する場合、KAM は前年度のアカウントプランをコピーして、新しいプランの参考に使用することができます。
例えば、Sarah Jones は、Newton Memorial Hospital のアカウントプランを作成した KAM であるとします。アカウントプランの目標は、Newton Memorial に他の関節炎薬から Cholecap に乗り換えてもらうことです。このアカウントプランは成功したため、Sarah はアカウントプランをコピーして Chilton Memorial Hospital に同じアカウントプランに使用します。
アカウントプランディープコピーに関する特記事項
- Medical_Insight_vod および Call2_vod オブジェクトはアカウントプランのディープコピーの一部としてコピーを実施することはできず、アカウントプランのコピー画面には表示されません
- 適切な権限のないユーザがアカウントプランを開こうとすると、無効な権限エラーメッセージが表示されます
- レコードは現状でコピーされますが、以下の例外があります。
- 標準アカウントプラン階層オブジェクトが使用中の場合、Progress_vod フィールド値がリセットされ、ステータスが Pending_vod に設定されます。また、Total_Account_Tactics_vod__c など子オブジェクト数を表す階層オブジェクトのすべてのフィールドがリセットされ、Call_Objective_vod オブジェクトの Completed_Flag_vod チェックボックスの選択が解除されます。
- コピーされたすべてのレコードの Owner_vod フィールドは、コピーを開始するユーザに設定されます
- ユーザが FLS アクセス権限を持っていないすべてのフィールドはコピーされません
アカウントプランディープコピーの使用
アカウントプランのコピー画面は、アカウントプランの [アカウントプランのコピー] ボタンを選択すると起動できます。
アカウントプラン階層セクションの項目は、設定内容に基づいて表示されます。アカウントプランのディープコピーは、カスタムオブジェクトを含むカスタマイズされたアカウントプラン階層を含め、標準およびカスタマイズされたアカウントプラン階層で機能します。また、アカウントプランのディープコピーは、アカウントプランオブジェクトのルックアップを有している関連カスタムオブジェクトからのレコードのコピーをサポートします。
アカウントプランをコピーすると、選択した階層からのアカウントプラン、レコード、関連オブジェクトからのレコードがコピーされます。Account_Plan_vod オブジェクトの Clones_vod フィールドは、新規作成されたアカウントプランに入力され、コピーされたアカウントプランを参照します。
レコードは現状でコピーされますが、以下の例外があります。
- 標準アカウントプラン階層オブジェクトが使用中の場合、Progress_vod フィールド値がリセットされ、ステータスが Pending_vod に設定されます。また、Total_Account_Tactics_vod__c など子オブジェクト数を表す階層オブジェクトのすべてのフィールドがリセットされ、Call_Objective_vod オブジェクトの Completed_Flag_vod チェックボックスの選択が解除されます。
- Suggestion_vod および Suggestion_Reason_vod フィールドは、コピーされるアサインタスクレコードでリセットされません
- 継続アサインタスクの子アサインタスクは、コピープロセスの一部としてコピーされません。
- アサインタスクに、コピーもされる前提条件がある場合、新しいアサインタスクは、新規作成された前提条件のアサインタスクになるように前提条件を更新します
- コピーされたすべてのレコードの Owner_vod フィールドは、コピーを開始するユーザに設定されます
- ユーザが FLS アクセス権限を持っていないすべてのフィールドはコピーされません
Approved Notes
Approved Notes 違反確認のためモニタリングターゲットテキストを使用
モニタリング対象テキストを使うと、コンプライアンスユーザは Salesforce のネイティブ機能を使用して (例: リスト表示、列の並べ替え、フィルタリング)、担当する Approved Notes 違反を素早く見つけ、表示し、解決することができます。また、同じユーザ入力テキストに複数の違反が含まれている場合、すべての違反はモニタリングターゲットテキストとしてグループ化され、コンプライアンスを維持しながらレビュープロセスを効率化します。
例えば、Larry Lakes は報酬違反のレビューを担当する米国のコンプライアンスユーザだとします。Larry は、カテゴリは報酬、ステータスはオープン、割当先は自分にして、米国の違反のみを表示するカスタムリストビューを選択します。このリストを使えば確認が必要な違反を素早く特定できます。
特記事項
- この機能は今後のリリースでレビューアセントラルから完全に置き換わります。Approved Notes が 21R2.0 リリース以前に有効化された場合、管理者はインテグレーションユーザおよびコンプライアンスユーザの VeevaReviewerCentral Visualforce ページへのアクセス権限を削除してレビューアセントラルを無効化する必要があります。
- Approved Notes プロセスは、コンプライアンスユーザが確認および解決する Monitored_Text_vod レコードを作成します。
- Approved Notes を使用して Approved Email をモニタリングする組織は、レンダリング済み Approved Email コンテンツのプレビューメールで送信されたテキストをより簡単に確認できるようにすることをお勧めします
- Monitored_Text_vod レコードはユーザに自動割当されません。顧客は、ビジネスニーズに合わせて割り当てプロセスを構成することが推奨されます。
前提条件
フラグ付き語句リストビューの使用
モニタリングターゲットテキストの違反を確認するには、モニタリングターゲットテキストタブのフラグ付き語句リストビューに進みます。このリストビューは以下の列を表示します。
- モニタリングターゲットテキスト – レビューのため、対応する Monitored_Text_vod レコードに進みます。詳細は、モニタリングターゲットテキストに関するフィードバックの送信を参照してください。
- テキストの最終更新日 – 違反を含むテキストを最後に更新した日付
- ステータス
- フラグ付き語句 – テキストの違反
- テキスト – ユーザが入力した違反を含むテキスト
- モニタリングルール名
- カテゴリ – 可能性のあるカテゴリのリストは、モニタリングルールの作成を参照してください。
- モニタリング対象オブジェクト – 違反 (例: Call2_vod) を含むオブジェクト
- モニタリング対象フィールド – 違反 (例: Call_Notes__c) を含むフィールド
- 割当先
- 国 – このフィールドは、国別 Approved Notes ルールの作成機能が有効になっているかどうかに関わらず入力されます
- 最終変更者
モニタリングターゲットテキストに関するフィードバックの送信
コンプライアンスユーザがフラグ付き語句リストビューから Monitored_Text_vod レコードを選択した場合、対応する Monitored_Text_vod レコードが表示されます。
このレコードに関する情報は、Monitored_Text_vod レコードのレコードタイプによって異なります。レコードタイプは以下のいずれかの値をとります。
- フラグ付き語句
- フラグ付きテキスト – すべてのフラグ付き語句には親フラグ付きテキストレコードがあります。1 つのユーザ入力フィールドに複数の句に対する違反が含まれている場合、フラグ付きテキストレコードはすべての関連するフラグ付き語句に対して親として機能します。
フラグ付き語句に関するフィードバックの送信
フラグ付き語句タイプの Monitored_Text_vod レコードは、以下の情報を含む次のパネルを表示します。
フラグ付き語句の詳細
- 親モニタリングターゲットテキスト – 対応するフラグ付きテキストタイプ Monitored_Text_vod レコードへのリンク
- フラグ付き語句 – 違反の原因となった句
- テキスト – 違反を含む全テキスト
- フラグ付きレコードへのリンク – 違反を含むレコードへのリンク
モニタリング詳細
- テキスト最終変更日
- テキスト最終変更者 – 違反を含むテキストの最終変更者であるユーザへのリンク
- ユーザプロファイル – 違反を含むテキストの最終変更者であるユーザのプロファイル
- ジョブ ID – このレコードを作成した Approved Notes プロセスの ID
- モニタリング日 – 違反がフラグ付けされた日付
- モニタリングルール名 – 適切な Monitoring_Rule_vod オブジェクトへのリンク
- 言及されたオブジェクト – 違反 (例: Call2_vod) を含むオブジェクト
- 言及されたフィールド – 違反 (例: Call_Notes__c) を含むフィールド
- カテゴリ – 可能性のあるカテゴリのリストは、モニタリングルールの作成を参照してください。
- 国 – このフィールドは、国別 Approved Notes ルールの作成機能が有効になっているかどうかに関わらず入力されます
- フィードバック
- ステータス – このフィールドを編集すると、コンプライアンスユーザは違反を解決したり、詳細レビューのためフラグ付けしたりすることができます
- 割当先
- このフラグ付き語句は違反ですか?– このフィールドを編集して、テキストがモニタリングルールに正しく適合しているかについてフィードバックを提供します
- メモ – ユーザがレコードに関するコメントを記入できます
ステータスフィールドの編集に加えて、コンプライアンスユーザはページ上部にあるステータスバーや [ステータスを完了として表示] ボタンを使用して、フラグ付き語句のステータスをレビューしたり更新したりすることができます。
ステータスバーおよび [ステータスを完了として表示] ボタンは、Lightning が有効化されている組織でのみ利用可能です。
フラグ付きテキストに関するフィードバックの送信
フラグ付きテキストタイプの Monitored_Text_vod レコードは、以下の情報を含む次のパネルを表示します。
- フラグ付きのテキスト詳細
- テキスト最終変更日
- テキスト最終変更者 – 違反を含むテキストの最終変更者であるユーザへのリンク
- ユーザプロファイル – 違反を含むテキストの最終変更者であるユーザのプロファイル
- ジョブ ID – このレコードを作成した Approved Notes プロセスの ID
- モニタリング日 – 違反がフラグ付けされた日付
- テキスト – 子のフラグ付き語句の違反を含む完全テキスト
- フラグ付きレコードへのリンク
- フラグ付き語句 – すべての関連付けられたフラグ付き語句タイプ Monitored_Text_vod レコードの関連リスト
- モニタリングターゲットテキスト名 – 対応するフラグ付き語句タイプ Monitored_Text_vod レコードへのリンク
- フラグ付き語句
- ステータス
- カテゴリ – 可能性のあるカテゴリのリストは、モニタリングルールの作成を参照してください。
- メモ – ユーザがレコードに関するコメントを記入できます
Engage Meeting
iPad でのホスト画面の共有
ホストは、Engage Meeting で CLM プレゼンテーションの他にもさまざまなコンテンツを共有することができます。これにより、ホストが、CRM 外部のアセットやアプリケーションを含む画面全体を共有することができるため、Engage Meeting 中の双方向性を高めることができます。
この機能は、CRM が App Store からインストールされている場合にのみ利用可能です。手動インストールを使用されるお客様がこの機能を使用するには、App Store バージョンに移行する必要があります。
例えば、Sarah Jones が、参加者が複数いる Engage Meeting をホストするとします。Sarah は、会議に関連する資料を共有しようとしますが、CLM コンテンツに保存されていません。Sarah は、自分の画面の共有を開始し、CLM 外部の適切な資料に進みます。参加者は、Sarah が画面共有を停止するまで、会議でそれらの資料を見ることができます。
特記事項
- この機能は、iOS 通知、会議コントロールメニュー、CRM のその他の部分、他のアプリケーションを含むホストのデバイスのすべての情報を被験者に表示します。ホストに共有の開始と停止のタイミングを通知するピルは、被験者に表示されません。
- この機能は、有効化されるとデフォルトの共有エクスペリエンスに置き換わります
- 会議の開始時にスプラッシュスクリーンは表示されません。その代わり、ホストまたは被験者が画面共有を開始するまで、全画面の動画タイルが表示されます。
- 共有ステータスのボーダーは表示されません
- ユーザは、CLM での PowerPoint プレゼンテーションの表示機能から、ローカルに保存された PowerPoint プレゼンテーションを共有することができます。
- ユーザが、画面を共有する前に画面の記録を開始した場合、画面記録が正しく保存されない場合があります。
- iPad のユーザ被験者は、この機能が有効化されていても画面を共有できません
- 画面共有の制御は、会議コントロールメニューからのみサポートされます
画面の共有
被験者への画面共有を開始するには:
- 会議コントロールメニューに進みます。
- 共有の開始を選択して iOS 放送モーダルを表示します。
Veeva CRM を選択します。
放送の開始を選択します。
ホストがこのボタンを選択すると、被験者にコンテンツの表示が開始されるタイミングが、カウントダウンによってホストに通知されます。管理者は、カウントダウンが終了するタイミングの準備をするため、カウントダウン中にモーダルの範囲外を選択すると、中止することができます。カウントダウンが終了すると、モーダルは自動的に消えます。
ホストが被験者への画面共有を開始すると、ホストのデバイスに表示されるものすべて (例: iOS のシステムメッセージ、会議コントロールメニュー、CRM のその他の部分、他のアプリケーション) が被験者に表示されます。
ホストのデバイスから音声と動画を再生することができますが、Apple ではこの機能はサポートされていません。コンテンツ作成者は、被験者に対して再生する前に、音声および動画コンテンツを徹底的にテストする必要があります。
画面共有の終了
ホストは、以下のいずれかの方法で画面共有を停止することができます:
- 会議コントロールメニューで [共有の停止] ボタンを選択します
- 会議の終了または退出
Events Management
バーチャルイベントホストの画面共有
ホストは、バーチャルイベントで CLM プレゼンテーションの他にもさまざまなコンテンツを共有することができます。これにより、ホストが、CRM 外部のアセットやアプリケーションを含む画面全体を共有することができるため、バーチャルイベントでの双方向性を高めることができます。
この機能は、CRM が App Store からインストールされている場合にのみ利用可能です。手動インストールを使用されるお客様がこの機能を使用するには、App Store バージョンに移行する必要があります。
例えば、Sarah Jones が、被験者が複数いるバーチャルイベントをホストするとします。Sarah は、イベントに関連する資料を共有しようとしますが、CRM に保存されていません。Sarah は、自分の画面の共有を開始し、CRM 外部の資料に進みます。被験者は、Sarah が画面共有を停止するまで、イベントでそれらの資料を見ることができます。
この機能は設定を必要としません。
特記事項
- この機能は、iOS 通知、会議コントロールメニュー、CRM のその他の部分、他のアプリケーションを含むホストのデバイスのすべての情報を被験者に表示します。
- ホストのデバイスから音声と動画を再生することができますが、Apple ではこの機能はサポートされていません。コンテンツ作成者は、被験者に対して再生する前に、音声および動画コンテンツを徹底的にテストする必要があります。
- 別のホストは画面を共有することもできます
画面の共有
被験者への画面共有を開始するには:
コンテンツの共有を選択します。
画面を選択して iOS 放送モーダルを表示します。
ホストまたは別のホストが [画面の共有] を選択した際に被験者が被験者自身の画面を共有している場合、確認モーダルが表示され、画面共有を無効にするかホストに確認を求めます。
Veeva CRM を選択します。
放送の開始を選択します。
ホストがこのボタンを選択すると、被験者にコンテンツの表示が開始されるタイミングが、カウントダウンによってホストに通知されます。管理者は、カウントダウンが終了するタイミングの準備をするため、カウントダウン中にモーダルの範囲外を選択すると、中止することができます。カウントダウンが終了すると、モーダルは自動的に消えます。
ホストが被験者への画面共有を開始すると、ホストのデバイスに表示されるものすべて (例: iOS のシステムメッセージ、CRM のその他の部分、他のアプリケーション) が被験者に表示されます。
主催者は、[その他] メニューの [会議の最小化] を選択することで、会議 UI を最小化して CRM アプリケーションの他の部分に移動できます。
画面共有の終了
ホストは、以下のいずれかの方法で画面共有を停止することができます:
- 会議コントロールメニューで [共有の停止] ボタンを選択します
- バーチャルイベントの終了または退出
イベント資料の可用性の向上
イベントを作成する際に、イベントの正確性を改善しコンプライアンスを向上させるため、ユーザがイベント資料を選択する際に最新のコンテンツを利用できるようにします。これには、デフォルトでは利用可能と表示されない新規作成された、または最近更新されたレコードが含まれます。
例えば、Sarah Jones がイベントを企画し、被験者に Approved Email の案内メールを送信するとします。Sarah がイベントを選択するために Approved Email テンプレートのリストを表示する際に、テンプレートのリストは組織のリストと自動的に比較されます。そのリストが Sarah に対して表示されるまでに、Sarah のデバイスでは、不足している資料や期限切れの資料が更新されます。
この機能は設定を必要としません。
特記事項
- この機能では以下のコンテンツタイプがサポートされます:
- Approved Email テンプレート
- 招待状のテンプレート
- 印刷用サインインテンプレート
- 講演者契約テンプレート
- この機能では以下のコンテンツタイプはサポートされません:
- Vault がリンク付けされた資料
- カスタムレコードタイプ
- 最新のコンテンツが使用できるように、新しい EM_Event_Material_vod レコードが作成されます。
イベント資料の選択
サポートされているコンテンツタイプのリストを表示すると、ユーザが利用可能なリストが組織の同じリストと比較されます。リストがユーザに表示される前に、不足している資料が作成され、期限切れの資料は更新されます。
既存のコンテンツが変更されない場合、イベント資料レコードは既存のイベントに対して更新されません。次のうち 1 つが True の場合、既存の EM_Event_Material_vod レコードは更新されます:
- 新規コンテンツが利用可能である
- 次のフィールドの内 1 つが更新されます:
- Topic_vod
- Country_vod
- EM_Event_Configuration_vod
最終変更のタイムスタンプは、イベント資料が更新された時間を示します。
MyInsights Studio
この機能は 2021 年 9 月 2 日に有効となります。
ユーザは、MyInsights Studio で表示要素をプレビューし、コンテンツをデプロイせずに想定通りコンテンツが表示されるかを確認することができます。