モバイルデバイス管理 (MDM) による Veeva CRM のインストールの管理

Veeva では、組織をアプリケーションの App Store バージョンへ移行することを推奨します。移行するには、既存のアプリケーションをアンインストールし、新しいアプリケーションがインストールされたら新たに初期同期を実施する必要があります。

移行手順は以下の条件によって異なります:

  • 会社が MDM を使用しているか?
  • 使用している場合には、現在 MDM がアプリケーションを管理しているか?

すべての移行法では、移行を実行する前にエンドユーザが差分同期を行う必要があります。これにより、ローカルデータをブラウザプラットフォームに同期することでデータが紛失するのを防ぎます。

すべての移行法を実施した後に、エンドユーザは差分同期を行いデータを再取得する必要があります。

MDM を介して Veeva CRM アプリを管理する場合は、アプリを削除して再インストールするのではなく、アップグレードする必要があります。アプリを削除して再インストールする必要がある場合は、データ紛失を防ぐために差分同期を実行する必要があります。

既存のアプリケーションが MDM に管理されていない場合の MDM への移行

移行プロセスでは、エンドユーザが以下のアクションを実行する必要があります:

  1. 差分同期の実行。
  2. 従来のアプリケーションの手動削除。
  3. MDM 経由での新規バージョンのインストール。
  4. ログインおよび同期。

既存のアプリケーションが既に MDM に管理されている場合の MDM への移行

移行プロセスでは、エンドユーザが以下のアクションを実行する必要があります:

  1. 差分同期の実行。
  2. MDM からの新規バージョンのインストール。
  3. ログインおよび同期。

移行後に、お客様の IT 部門は、Veeva CRM アプリの従来のバージョンをアンインストールする日付を決定し、アプリケーションの新規バージョンのみをエンドユーザが使用できるようにします。これには、エンドユーザがレガシーアプリケーションを削除するための適切な権限を持っている必要があります。

MDM を使用しない移行

直接ダウンロードしたアプリケーションのバージョンに移行するには、エンドユーザは以下のアクションを実行する必要があります:

  1. 差分同期の実行。
  2. 従来のアプリケーションの手動削除。
  3. App Store で Veeva CRM アプリケーションに進みます。
  4. アプリケーションをダウンロードします。
  5. ログインおよび同期。

オンラインでの CRM for iPad のインストールウィジェットへのアクセス権限の削除

管理者は、アプリケーションの App Store バージョンを実装する際に、ブラウザプラットフォームでの CRM for iPad のインストールウィジェットを削除する必要があります。これにより、エンドユーザがアプリケーションの他のバージョンを手動でインストールするのを防ぐことができます。

CRM for iPad のインストールウィジェットを削除するには:

  1. カスタマイズ > ホーム > ホームページレイアウトの順に移動します。
  2. 適切なホームページレイアウトを編集します。
  3. 表示するナローレコードを選択するセクションに進みます。
  4. iRep のチェックボックスを選択解除します。
  5. 次へを選択します。
  6. 保存して Veeva キャッシュをクリアします。