メディアライブラリ内でのウェブサイトコンテンツの表示
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Veeva CRM はメディアライブラリでのウェブサイトコンテンツの表示をサポートしています。コンテンツ作成者は、コンテンツが準拠していることを確認しながら、ユーザがコールや Engage Meeting で HCP と共有できる承認済みコンテンツのウェブサイトを作成することができます。
特記事項
- 制限あり製品、許可された製品、およびアカウントの区分は反映され、ユーザが各アカウントに表示できるウェブサイトを制御します。
- CLM_ENABLE_AUTO_LAUNCH_vod Veeva 設定は無視され、埋め込みウェブブラウザでウェブサイトを表示できるようになります
ウェブサイトの設定
この機能を有効化する前に初期設定を完了させておきます。
ウェブサイトコンテンツを設定するには:
- コンテンツ作成者に、Key_Message_vod オブジェクト上の URL_vod フィールドに対する FLS 編集権限を付与します。
- エンドユーザに Key_Message_vod オブジェクト上の URL_vod に対する FLS 参照権限を付与します。
- コンテンツ作成者が以下のオブジェクトのタブにアクセスできることを確認します:
- CLM_Presentation_vod
- CLM_Presentation_Slide_vod
- Key_Message_vod
- コンテンツ作成者に Media_File_vod の Visualforce ページへのアクセス権限を付与します。
- Media_File_vod のVisualforce ページを Key_Message_vod オブジェクトのページレイアウトに追加します。
ウェブサイトコンテンツの作成
ウェブサイトのコンテンツを作成するには、以下のフィールドを持つレコードを作成します:
- CLM_Presentation_vod
- Description_vod
- Keywords _vod
- Status_vod - ウェブサイトを表示してエンドユーザが利用できるようにするために、このフィールドは承認済みに設定されている必要があります
ウェブサイトの CLM_Presentation_vod レコードは、サブプレゼンテーションとしてサポートされていません。
- Key_Message_vod
- Active_vod – このチェックボックスの選択は必須です
- Description_vod
- URL_vod – ウェブサイトの URL。このフィールドをユーザが見ることができる場合、メディアライブラリのウェブサイトタブが表示されます。アクティビティのトラッキングのために、トークンを URL に付加することができます。サポートされるトークンの詳細については、ウェブサイト URL へのトラッキングトークンの追加をご覧ください。
ウェブサイトの Key_Message_vod レコードは、共有リソースまたは必須スライドとしてサポートされていません。
- CLM_Presentation_Slide_vod
- CLM_Presentation_vod – 新規に作成された CLM_Presentation_vod レコードを入力します。
- Display_Order_vod
- Key_Message_vod – 新規に作成された Key_Message_vod レコードを入力します。
ウェブサイトには、CLM_Presentation_Vod レコード 1 つにつき、Key_Message_Vod および CLM_Presentation_Slide_Vod レコードが 1 つだけ存在する必要があります。
ウェブサイトコンテンツは、CLM プレゼンテーションのように Vault で作成することができないため、CRM で作成する必要があります。
コンテンツ作成者は、CLMコンテンツの gotoSlide 関数または launchSelector 関数を使用して、他のプレゼンテーションからウェブサイトを開始することはできません。
ウェブサイトのサムネイルの定義
管理者は、ウェブサイトのコンテンツにウェブサイトのサムネイルを定義することができます。サムネイルは、メディアライブラリのウェブサイトタブに表示されます。
- サムネイルには、そのコンテンツがウェブサイトであることを示す WWW ラベルが表示されます。
- ウェブサイトのサムネイルが定義されていない場合、デフォルトのサムネイルが表示されます
- デフォルトのサムネイルは変更できません
メディアライブラリに表示するウェブサイトのサムネイルを定義するには:
- 以下のアセットのみを含む ZIP ファイルを作成します:
タイプ
命名規則
解像度 (ピクセル)
ポスター
<ファイル名>-full.jpg
1024 x 768
サムネイル
<ファイル名>-thumb.jpg
200 x 150
- zip ファイル名がサムネイルアセットのファイル名と一致するか確認します。例えば、サムネイル名が「Verteo-thumb.jpg」の場合、zip ファイル名は「Verteo.zip」となります。
- 適切な Key_Message_vod レコードに移動します。
- メディアファイルセクションのアップロードを選択します。
- ZIP ファイルをアップロードします。
管理者は ZIP ファイルを FTP を使用してアップロードすることもできます。 詳細はFTP を使用した CLM コンテンツのアップロードを参照してください。
メディアライブラリ内でのウェブサイトの表示
ウェブサイトは、メディアライブラリのウェブサイトタブに表示されます。
ウェブサイトを表示するには、メディアライブラリーのウェブサイトタブに進み、適切なウェブサイトのサムネイルを選択します。ウェブサイトは、埋め込みブラウザで表示されます。ウェブサイトを表示している際に、ユーザはウェブ院内を移動したり、右上にある Safari ボタンを使用して Safari でウェブサイトを開始したりすることができます。
またユーザは、その他のアクションメニューから、または埋め込みブラウザを終了する際に、以下の操作を行うこともできます:
- 完了 – 埋め込みブラウザを終了します。ユーザは、トラッキングのためにウェブサイトアクティビティを保存するアカウントを選択したり、アクティビティを後で使用するために保存したり、アクティビティを破棄したりすることができます。
ウェブサイトアクティビティは、ユーザがブラウザでウェブサイトを表示した時間だけを追跡します。ブラウザ内のナビゲーションは追跡されません。
- メディアを探す – 他のウェブサイトまたは CLM プレゼンテーションに移動します。オーバーレイでメディアライブラリが表示されます。[閉じる] を選択すると、オーバーレイが終了します。
- アカウントの選択 – アカウントを選択して、コールを作成し、トラッキングのためにウェブサイトのアクティビティを保存します。利用可能なアカウントのリストが表示されます。SELECT_CLM_CALL_RECORD_TYPE_vod Multichannel Setting が有効化されている場合、ユーザはアカウントを選択した後にコールレコードのタイプを選択する必要があります。
- 後で作業– ウェブサイトのアクティビティをトラッキングのために保存し、アカウントを選択せずに埋め込みブラウザを終了します。ユーザは後でアクティビティをアカウントに関連付けることができます。
コールおよび Engage Meeting 中のウェブサイトの表示
ユーザは、コール中および Engage Meeting 中に、埋め込みブラウザでウェブサイトを表示することができます。
コール中または Engage Meeting 中にウェブサイトを表示するには:
- コールレポートでメディアボタンを選択します。
- ウェブサイトタブに進みます。
- 適切なウェブサイトを選択します。
Engage Meeting で PDF コンテンツにリンク付けされたウェブサイトを共有するには、管理者がiPad でのホスト画面の共有を有効化する必要があります。
コール中または Engage Meeting 中に表示されたウェブサイトは、CLM プレゼンテーションと同様にコールレポート上で追跡されます。詳細はCLM のキーメッセージのトラッキングを参照してください。
埋め込みブラウザでウェブサイトを表示中に、リアクションを選択することはできません。ユーザは埋め込みブラウザを終了し、コールレポートのキーメッセージセクションに移動し、ウェブサイトのキーメッセージの Reaction_vod フィールドで適切な値を選択する必要があります。詳細はコールレポートでキーメッセージを使用するを参照してください。
Engage ライセンスをお持ちのお客様は、ソーシャルメッセージングアプリを使用して、ユーザが HCP とウェブサイトのリンクを共有することを許可することができます。詳細はWeb リンクまたは QR コード経由でウェブサイトを共有を参照してください。