CLM のキーメッセージのトラッキング

  • CRM デスクトップ (Mac、Windows)
  • iPad

CLM を通してキーメッセージを表示するたびに、Call2_Key_Message_vod レコードが作成され、表示したコンテンツに関する情報がスタンプされます。これによって、CLM キーメッセージ指標移管するレポートを作成することができます。

固有の活動は、ブラウザ プラットフォームのグループコールと同じロジックを使ってトラッキングされます。詳細はグループコール出席者の固有情報を取得するを参照してください。

通常のキーメッセージにキャプチャされる標準のフィールドに加えて、以下のフィールドが Call2_Key_Message_vod レコードに書き込まれます:

  • CLM_ID_vod - キーメッセージレコードからのスタンプされたメディアファイル名
  • CLM_Presentation_vod – 表示された CLM プレゼンテーションのルックアップ
  • Display_Order_vod - キーメッセージが表示される、CLM キーメッセージの表示順序
  • Duration_vod - スライドへの秒単位の訪問時間
  • Key_Message_vod – 表示されたキーメッセージのルックアップ
  • CLM プレゼンテーションの名前
  • キーメッセージの名前
  • Presentation_ID_vod - プレゼンテーションのスタンプされた Salesforce レコード ID
  • Reaction _vod – ユーザが選択した値が保存されます
  • Share_Channel_vod - CLM の提示に使用されたチャネルでスタンプされます。次の値が使用可能です:
  • Slide_version_vod – キーメッセージレコードからスタンプされます
  • Start_Time_vod - スライドが表示された日時
  • CLM プレゼンテーションの Version_vod

iPad では、以下のいずれかが発生した場合に表示がキャプチャされます:

  • ユーザが 2 秒以上スライドを表示する
  • ユーザが反応ボタンを選択する

CRM デスクトップにおいて (Mac、Windows):

  • ユーザはコール中である
  • プレゼンテーションはコールに対して利用可能です
  • プレゼンテーションビューで、プレゼンテーションがフォアグラウンドにある

    プレゼンテーションのスライドを表示しているときに、ユーザが別のウィンドウをフォアグラウンドに表示すると、キーメッセージの継続時間のトラッキングが一時停止されます。

  • スライドのキーメッセージが 2 秒以上表示される

ユーザが、CRM Desktop (Mac, Windows) プラットフォームで CLM を表示した場合、Call2_Key_Message_vod レコードはアカウントに対してのみ作成されます。連絡先または他の出席者タイプには、Call2_Key_Message_vod レコードは作成されません。

Call2_Key_Message_vod オブジェクトのカスタムフィールドはサポートされていないため、コールにキーメッセージを追加しても、カスタムフィールドはコールに表示されません。さらに、Key_Message_vod レコードの Category_vod および Vehicle_vod フィールドは、CLM コールキーメッセージには使用されません。

この機能を使用するには初期設定を完了させておきます。

コール詳細のトラッキング

ユーザがメディアの表示を終了した時点で、CLM 経由でディテールされた製品に対しコールディテールレコード (Type_vod = EDetail_vod、およびコールレコードの CLM_vod = TRUE) が作成または更新されます。

コール中、ユーザが No_Detail_vod チェックボックスフィールドがオンになっている製品の CLM プレゼンテーションを表示する場合、その製品はコールレポートでディテーリングされたままです。

Call2_Key_Message_vod フィールドは以下のレポートで使用されます:

  • 製品ごとの CLM プレゼンテーションビュー – 製品別に分類された CLM プレゼンテーションビューの件数を表示します。プレゼンテーションが閲覧された CLM コールの件数に基づいて算出されます。
  • 月別の CLM プレゼンテーションビュー – 月別に分類された CLM プレゼンテーションビューの件数を表示します。月ごとにプレゼンテーションが閲覧されたコールの件数に基づいて算出されます。
  • アカウント別の CLM プレゼンテーションビュー – アカウント別に分類された CLM プレゼンテーションビューの件数を表示します。プレゼンテーションが閲覧された各アカウントのコール件数に基づいて算出されます。
  • ユーザ別の CLM プレゼンテーションビュー – ユーザ別に分類された CLM プレゼンテーションビューの件数を表示します。プレゼンテーションが閲覧された各ユーザのコール件数に基づいて算出されます。

詳細は、CLM レポートの表示を参照してください。

トラッキングした CLM のキーメッセージの削除

ユーザがコール中に CLM コンテンツを共有すると、誤ってコールに不適切なスライドへ進み、コールレポートのスライドのキーメッセージをトラッキングすることがあります。コールレポートを編集する際、ユーザは CLM 詳細セクションの適切なキーメッセージの横にある [削除] ボタンを選択して、関係のないキーメッセージを削除することができます。Call2_Key_Message_vod レコードも削除します。

--ded セクションシグナルが設定されている場合、[削除] ボタンは表示されません。詳細はセクションシグナルを参照してください。