メディアプレーヤーからのコールの作成

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メディアライブラリから直接プレゼンテーションを起動する際に、アクションメニューからプレゼンテーションのアカウントを指定して、表示されるスライドを保存するためにコールレポートを作成することができます。これにより、ユーザは、予定外のコール中にコールレポートを準備することなく HCP に CLM コンテンツを表示することができます。

例えば、Newton Memorial Hospital を訪問中に Sarah Jones が、Clinton Ackerman 医師が Cholecap について短時間面会できることがわかったとします。面会中に Sarah はメディアライブラリから直接 Cholecap のプレゼンテーションを表示します。面会が終わると、Sarah はアクションメニューから [アカウントの選択] ボタンを選択し、Ackerman 医師のアカウントを選択して面会中に表示したスライドと関連付けられたコールを作成します。

この機能を使用するには初期設定を完了させておきます。

特記事項

  • アカウントの選択時には、「コールしない」および「規制製品」の設定が強制実行されます。
  • メディアプレーヤーから作成されたコールに被験者を追加することはできません。
  • (コールの完全性が求められる) 署名の取得にかかわるバリデーションが複雑であるため、署名ボタンはメディアプレーヤーで作成されたコールには利用できません。

CLM からのアカウントの選択

ユーザの個人アカウントのアカウントが選択できるようになります。1 つ以上の施設がユーザのテリトリーに割り当てられている場合、アカウント ID と施設の主たる親も表示されます。

アカウントを選択すると、新規作成されたコールレポートにスライド履歴が保存されます。ユーザがメディアプレーヤーを終了する、教育訓練プレゼンテーションを表示する、あるいはマイプレゼンテーションの管理を選択すると、スライド履歴はクリアされます。

アカウントが選択されてCLM スライド履歴と関連付けられると、以下の CLM JavaScript ライブラリ機能が一時的に保存され、遡及的に実行されます。

  • createRecord – コールクリックストリーム オブジェクトのみ。作成されたコールクリックストリーム レコードは、新規作成コールにリンクされます。
  • updateCurrentRecord – アカウント、コール、TSF および住所オブジェクト向け。

ユーザが CLM で関連付けられていないプレゼンテーションを表示する際に、プレゼンテーションにアカウントが選択されていないことを示す警告メッセージが表示されます警告を無効にするには、CLM_EXIT_CONFIRMATION Veeva 設定チェックボックスを無効化します。

子アカウントのロケーションの取得

非子アカウントから CLM を開始する際に、子アカウントが有効化されている組織はロケーション情報の選択を求められます。これにより、ユーザは、正しい子アカウントを選択して、CLM プレゼンテーションの表示に対してコールを記録することができます。

例えば、Ackerman 医師のコール中に Sarah Jones がメディアの開始を選択するとします。開始Ackerman 医師は複数のロケーションで診療しているため、Sarah は Chilton Memorial Hospital を選択して CLM コンテンツの表示を続けます。主な情報と共にロケーション情報が保存され、Chilton Memorial Hospital に対してコールが記録されます。