22R1.1 の新機能
CRM 22R1.1 マイナーリリースには、複数の新機能と、ユーザ表示および動作変更が含まれています。
当社のリリースノートは、エンハンスメントおよび新機能に関する簡単で高水準の説明を提供します。機能の名前を選択すると設定をご確認いただけます。またこのリリースノートでは、22R1.1 機能の有効化と対応可能性の情報の概要もご覧いただけます。
機能
アカウント管理
グローバルアカウント検索では、ブラウザ (Lightning) ユーザがカスタムフィルターを適用することで、より簡単にアカウントを検索できます。管理者は、アカウントまたは住所オブジェクトの任意のフィールドにカスタムフィルタを設定できます。
ユーザは、アカウント詳細ページで専用のボタンを使って、自らのテリトリーからアカウントを削除できます。このボタンをクリックすると、アカウントをテリトリーから削除するための DCR を作成するよう促され、これに削除の理由を盛り込むことができます。DCR は、Salesforce の承認プロセスを経由して、追加のレビューと承認に回されます。
Engage Meeting
Engage Connect のチャットログを CRM にインポートする
管理者は、Engage Connect からのチャットメッセージを、新しい Call2_vod レコードとして、または専用の Chat_Message_vod オブジェクトのレコードとしてインポートするように CRM を設定できます。これらのレコードにはチャットメッセージデータが含まれ、自動的に適切なアカウントとユーザに関連付けられます。このデータは、CRM 内で生産性の分析やコンプライアンス遵守のためのモニタリングに活用できます。
MyInsights Studio
MyInsights コンテンツでのテンプレートの使用 (2022年5月5日から利用可能)
コンテンツ作成者はページテンプレートをインポートと変更してコンテンツをエンドユーザに迅速に展開できます。ページテンプレートが存在しない場合、コンテンツ作成者はページテンプレートを作成してカスタムコンテンツの出発点として使用したり、既存のコンテンツをページテンプレートに変換して、テンプレート内のページを再利用したりできます。
次の MyInsights Studio ページテンプレートが使用可能です:
- 商用 HCP ページテンプレート
- 商用 HCO ページテンプレート
- 商用 テリトリーページテンプレート
- メディカル HCP ページテンプレート
- メディカルテリトリーページテンプレート
- MCCP ページテンプレートの使用
新規ビデオ
今回のリリースでは以下のビデオが追加されました:
ユーザ表示および動作変更
ほとんどの新機能はある程度の設定が必要となりますが、ユーザは以下の機能を直ちに使用することができます。
Events Management
| プラットフォーム | 説明 | 以前 | 以降 |
|---|---|---|---|
ブラウザ (Classic)、ブラウザ (Lightning) | コンプライアンス向上のため、以下のオブジェクトで Lock_vod フィールドが選択されている場合、ユーザはレコードから添付書類やファイルを追加、編集、または削除することができなくなりました。
| 該当なし | 該当なし |
22R1.1 機能の有効化と対応可能性
Veeva CRM 22R1.1 リリースで導入された新機能が利用可能です。
| CRM 機能の利用可能性および有効化 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 機能 | UVC | 設定必須 | ブラウザ (Classic) | ブラウザ (Lightning) | CRM デスクトップ (Windows) | iPad | iPhone | Windows タブレット |
| グローバルアカウント検索に対するカスタマイズ可能なフィルター | いいえ | はい |
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| クローズ済みイベントの添付書類のロック | はい | いいえ |
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いいえ | はい |
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いいえ | はい |
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| MyInsights Studio の機能提供および有効化 | |
|---|---|
| My Insights Studio の機能 | 設定必須 |
| MyInsights コンテンツでテンプレートを使用する | いいえ |
新しいオブジェクト
以下は、Veeva CRM 22R1.1 で追加されたオブジェクトの全リストです。
| オブジェクト | ラベル | 説明 |
|---|---|---|
Chat_Message_vod | チャットメッセージ | オブジェクトにはチャットメッセージのレコードが含まれます。 |
新しいフィールド
以下は、Veeva CRM 22R1.1 で追加されたフィールドの全リストです。フィールドはオブジェクトによって構成されます。デフォルトでは、すべてのフィールドが管理者以外のユーザに表示されません。Veeva フィールドの全リストは Veeva データモデル情報を参照してください。
| オブジェクト | フィールド名 | フィールドラベル | 説明 | タイプ |
|---|---|---|---|---|
Call2_vod | Chat_Summary_vod | チャットの概要 | Engage Connect チャットメッセージのダイジェスト/サマリー | ロングテキスト領域 |
Data_Change_Request_vod | Challenge_Reasons_vod | 変更要求の理由 | 「テリトリーからの削除」機能に関連しています。自分のテリトリーからアカウントを削除するリクエストのコンテキストをユーザが提供することを可能にします。 | 複数選択可の選択リスト |
Data_Change_Request_vod | Territory_vod | テリトリー | 「テリトリーからの削除」機能に関連しています。テリトリーからの削除リクエストを送信すると、テリトリー ID が DCR レコードにスタンプされます。これはレポートに役立ち、Veeva Align で使用されます。 | テキスト |
Data_Change_Request_vod | Territory_Label_vod | テリトリーラベル | 「テリトリーからの削除」機能に関連しています。テリトリーからの削除リクエストを送信すると、テリトリーラベルが DCR レコードにスタンプされます。 | テキスト |
Global_Account_Search_Settings_vod | GAS_User_Filters_vod | オンラインユーザフィルター | オンラインでのグローバルアカウント検索でユーザフィルターに使用できるフィールドの定義に使用される Veeva メッセージを識別します。 | テキスト |
WeChat_Settings_vod | Enable_Auto_Call_Submission_vod | 自動コール送信を有効にする | スマートチャットから SFDC へのデータを自動で作成および送信できるようにします。 | 数字 |
WeChat_Settings_vod | REMOTE_CALL_TYPE_OPTION_vod | リモートコールタイプオプション | この設定は、リモートプレゼンテーションオプションの設定に使用されます。 | 数字 |
