デスクトップ版 Veeva CRM アプリで Engage Meeting をホストする
- ブラウザ
- CRM デスクトップ (Mac、Windows)
Windows および Mac デバイスのオンラインユーザは、デスクトップ版 Veeva CRM アプリを使用して Engage Meeting をホストすることができます。このアプリを使用すると、デスクトップユーザは、デスクトップ上のアプリケーションやメディアライブラリの CLM コンテンツを共有できます。ハイパフォーマンスコールレポートが有効になっている場合、CRM デスクトップ (Windows) ユーザはハイパフォーマンスコールレポートから会議をスケジュールおよび開始することもできます。
CRM デスクトップ (Mac、Windows) プラットフォーム:
- ホストの「会議参加時にコンピュータからオーディオに自動的に参加する」音声設定が優先されます
- タブレットモードでノートパソコンを使用している場合、Engage Meeting 中のデスクトップからの共有はサポートされません。
Windows デスクトップ版 Veeva CRM アプリを使用するには、デバイスの .NET バージョンを 4.6.2 以降にアップグレードする必要があります。詳細は、Microsoft の .NET ドキュメントを参照してください。
特記事項
- 仮想マシン使用時の Windows デスクトップ版 Veeva CRM アプリはサポートされていません。
- VPN 使用時は Engage Meeting はサポートされません
- ハイパフォーマンスコールレポートから Engage Meeting をスケジュールまたは開始した場合、Engage Meeting への案内メールの送信はサポートされません。
- CRM デスクトップ (Windows) プラットフォームのミーティングホストの場合、保存時のサンプルトランザクションの作成 と Engage Meeting およびハイパフォーマンスコールレポートの組み合わせはサポートされていません
デスクトップ版 Veeva CRM アプリで Engage Meeting を開始する
アプリは、ブラウザの CRM から会議が開始されたとき、またはハイパフォーマンスコールレポートから開始されたときに開始します (CRM デスクトップ (Windows) のみ)。ブラウザから会議を起動してホストにアプリがインストールされていない場合、インストールプロセスが自動的に実行されます。アプリのインストール後、ホストがブラウザから会議を再度開始する必要があります。
コールにリモート会議が事前にスケジュールされていない場合、会議ホストはコールレポート上の [今すぐ参加] ボタンを選択し、Engage Meeting を素早く開始することができます。このボタンは、コールにリモート会議がスケジュールされておらず、コールが送信されていない場合に表示されます。
ハイパフォーマンスコールレポートでは、その他のアクションメニューの下に [今すぐ参加] ボタンがあります。
[今すぐ参加] を選択すると、現在の時刻にスケジュールされた Engage Meeting でコールレポートが自動的にリフレッシュされ、会議ウィンドウが素早く起動します。
アプリが自動アップグレードするように、以下のフォルダがお使いのウイルス対策ソフトによって信頼されていることを確認します。
- [Drive]:[User]\AppData\Local\SquirrelTemp\
- [Drive]:[User]\AppData\Local\VeevaCRMEngage\
- [Drive]:[User]\AppData\Roaming\ZoomSDK\
自動アップグレードに問題がある場合、ユーザは、アプリケーションの Windows または Mac バージョンをダウンロードおよび再インストールすることにより、アプリを手動でアップグレードすることができます。
Engage Meeting は、会議が当初スケジュールされたのと同じプラットフォームでホストされる必要があります。例えば、ブラウザ プラットフォームで Engage Meeting をスケジュールする場合は、会議をブラウザ プラットフォームで開始・ホストする必要があります。予約担当エージェントがスケジュールした会議の場合は例外となります。
CRM デスクトップ (Mac) の画面レコーディング権限の付与
Veeva CRM Desktop for Mac で Engage Meeting を初めて使用する場合、画面レコーディングの許可をリクエストされるポップアップが表示されます。権限を付与するには:
- システム基本設定を開くを選択します。
- プライバシータブで、画面レコーディングが選択されていることを確認します。
- 左下のロックアイコンを選択し、権限を解除します。
- EngageHelper のチェックボックスを選択します。MacOS Ventura のユーザの場合、Veeva CRM Desktop のチェックボックスを選択します。
- 左下のロックアイコンを再度選択し、権限をロックします。
- ポップアップで終了と再開を選択します。
- コールレポートからの Engage Meeting の再起動
Engage Meeting のホスト
Engage Meeting 中、最初の出席者が会議に参加すると、会議ウィンドウがすぐにホストの最前面に表示されます。
ホストは、被験者の名前を選択して被験者を削除することができます。[被験者の管理] セクションで、該当する被験者の隣の [詳細] を選択し、[削除] を選択します。被験者がブラウザから参加している場合、その被験者は再度参加することができます。被験者が HCP Engage アプリから参加している場合は、会議に再度参加することはできません。
オンライン会議のホストは、CLM コンテンツを表示するためにオンラインホスト用 CLM を有効化しておく必要があります。CLM コンテンツをオンラインでホストされる Engage Meeting に対応するよう作成し、適応させる詳細についてはEngage CLM コンテンツ作成ガイドラインを参照してください。
ホストが何らかの予定外の理由 (インターネット接続が切断されたなど) で会議から退出した場合、ホストの権限はランダムに被験者に割り当てられます。ホストが会議に再度参加すると、権限はホストに戻ります。
CLM プレゼンテーションのダウンロード
デスクトップ版 Veeva CRM アプリでホストされる Engage Meeting に CLM プレゼンテーションを表示するには、まず Engage Meeting の前後にプレゼンテーションをダウンロードする必要があります。
前もって CLM プレゼンテーションをダウンロードするには:
- 以下のいずれかのうち 1 つの方法で、Veeva CRM デスクトップアプリを開始します:
- アプリのデスクトップアイコンを選択します。
- すでにサインイン済みの場合は、システムトレイのアプリアイコンをダブルクリックします。
- ダウンロードする適切なプレゼンテーションを選択するか、すべてをダウンロードするをメニューから選択して利用可能なプレゼンテーションをすべてダウンロードします。
同時にダウンロードできるプレゼンテーションは 5 件です。その他のプレゼンテーションはキュー処理されてダウンロードされます。
アプリウィンドウは、他の アプリケーションと同じく、移動やサイズ変更が可能です。メディアライブラリは自動的にリフレッシュして、ユーザが利用できるプレゼンテーション、プレゼンテーションに関連づけられている製品、各プレゼンテーションのダウンロードステータスを表示します。
ホストは、リストビューを使用して、プレゼンテーション名を検索したり、フィルタ () ボタンを使用して有効なプレゼンテーションのリストを製品別およびステータス別にフィルタリングして、ダウンロードする適切なプレゼンテーションをすぐに特定したりすることができます。
メディアライブラリのプレゼンテーションには次のステータスがあります:
- ダウンロードが必要です – ユーザはプレゼンテーションをダウンロードする必要があります
- 更新の保留中 – プレゼンテーションは更新され、自動的にダウンロードされます
- ダウンロード済み – プレゼンテーションは使用可能です
プレゼンテーションが完全にダウンロードされると、ユーザはノーマルビューでプレゼンテーションを開始し、表示することができます。ノーマルビューではスライドはインタラクティブではありません。スライドショービュー、ウィンドウビュー、または発表者ビューでコンテンツを表示するには、右下隅にある [プレゼンテーション] ボタンを選択します。詳細はデスクトップ版 Veeva CRM で CLM コンテンツを表示するを参照してください。
また、ホストはプレゼンテーションをお気に入りに登録し、お気に入りごとにプレゼンテーションリストをフィルタリングすることができます。詳細はお気に入りのプレゼンテーションの管理を参照してください。
Online Engage Meetings でのコンテンツ共有
その特定のコールの規制製品、許可済製品、アカウントのセグメント化に基づいて関連性の高い CLM プレゼンテーションのみが表示されます。
ホストは、ダウンロード済みプレゼンテーションを直ちに共有することができます。プレゼンテーションがダウンロードされていない場合でも、ホストは会議中にメディアファイルをダウンロードすることができます。
Veeva CRM デスクトップアプリで CLM コンテンツを共有している場合は、ハイライトペンとレーザーポインターは使用できません。
メディアライブラリウィンドウとコールバナーは被験者には表示されません。
Veeva では、Windows デスクトップ版 Veeva CRM アプリを、単一のデスクトップとモニターを使用する Windows マシンで使用することを推奨しています。
CLM のプレゼンテーションまたはデスクトップウィンドウを被験者に表示するには:
- コールレポートの [その他のアクション] ボタンを選択します。
- 会議の開始を選択して、Veeva CRM Desktop アプリをフォアグラウンドに表示します。コールモードを示すために、画面上部にバナーが表示され、システムトレイのアプリアイコンに青いドットが表示されます。
コールモードは、アプリが特定のコールの CLM アクティビティをトラッキングしていることを意味します。
- 通常ビューまたはプレゼンテーションビュー (スライドショービュー、ウィンドウビュー、発表者ビュー) のいずれかで適切なコンテンツを開始します。
- 会議ウィンドウから共有を選択すると、利用可能なノーマルビューおよびプレゼンテーションビューのウィンドウ、および利用可能なデスクトップウィンドウが表示されます。
- 共有するウィンドウを選択します。ノーマルビューのプレゼンテーションの場合、ウィンドウ全体が共有されます。
- スライドショーの開始ボタンを選択し、コンテンツをプレゼンテーションビューで表示して、アプリがアクティビティの追跡を開始できるようにします。すでにプレゼンテーションビューになっているプレゼンテーションの場合、アプリは直ちにアクティビティのトラッキングを開始します。アクティビティはいずれかのプレゼンテーションビューでのみ追跡され、通常ビューでは追跡されません。
オンラインで Engage Meeting をホストする場合 CLM オーバーレイはサポートされていません。
コールモードを終了するには、次のいずれかの操作を行います。
- コールモードのバナーから、終了を選択する
- トレイアイコンメニューからコール終了を選択する
- 会議ウィンドウから会議の終了を選択する
コールを終了またはウィンドウを閉じた後も、アプリはバックグラウンドで実行されたままになっています。
Engage Meeting での CLM コンテンツのクイック共有
CRM デスクトップ (Mac、Windows) プラットフォームでは、プレゼンテーションが通常ビューで、Engage Meeting が継続中の場合、プレゼンテーションウィンドウに [Engage で表示] ボタンが表示されます。[Engage で表示] を選択すると、デフォルトの設定に従ってスライドショービューまたはウィンドウビューにコンテンツが表示され、被験者とウィンドウの共有が直ちに開始されるため、ホストはコンテンツを共有するための標準的なナビゲーションを省略することができます。プレゼンテーションが既にスライドショービューまたはウィンドウビューで表示されているが、共有が行われていない場合、ホストは右クリックのコンテキストメニューから [Engage で表示] を選択し、直ちに共有を開始することができます。
CLM の使用状況トラッキング
Engage Meeting 中にデスクトップ版 Veeva CRM アプリで表示される CLM コンテンツはコール上で自動的に追跡されます。ユーザは、Engage Meeting を開始する前に、コールディテールまたはキーメッセージレコードを手動で作成する必要はありません。
Engage Meeting 中に開始されたプレゼンテーションに対して、以下の条件を満たす場合にコールキーメッセージが作成されます:
- ユーザはコール中である
- プレゼンテーションはコールに対して利用可能です
- プレゼンテーションビューで、プレゼンテーションがフォアグラウンドにある
- スライドのキーメッセージが 2 秒以上表示される
プレゼンテーションのスライドを表示しているときに、ユーザが別のウィンドウをフォアグラウンドに表示すると、キーメッセージの継続時間のトラッキングが一時停止されます。
以下の情報がコールに自動的に関連付けられます:
- 2 秒以上表示されたキーメッセージごとに、コールキーメッセージが作成されます
- キーメッセージが表示されている製品にコールディテールレコードが作成されます
会議が完了すると、トラッキングデータはアプリから CRM オンラインに同期し、特定のコールに関連付けられます。
ユーザはコールを送信する前に、同期を完了させ、データをレビューし、保存済みコールに編集を追加する必要があります。
Engage Meeting が進行中の場合はコールを編集しないでください。