コール出席者を追加する
- ブラウザ
- CRM デスクトップ Windows)
- iPad
- iPhone
出席者セクションでは、コールに出席した個人アカウントやユーザを記録することができます。コール活動を正確に記録するためには、コールレポートから出席者の検索、追加、削除が簡単に行える必要があります。
例えば、Sarah Jones がコールレポートに Laura Hirschfeld 医師を追加したいと考えているとします。Sarah は、出席者の検索を使用して Hirschfeld 医師の名前を検索し、名前を見つけてコールレポートに追加します。
iPad や iPhone のユーザは、コール出席者用のアカウントピッカーの改善を使用してアカウントを選択します。
この機能を使用するには初期設定を完了させておきます。
提案される出席者の選択
ユーザには、コールの主アカウントとの関係を基にデフォルトで提案される出席者が一覧で表示されます。グループコールでは、関係マップで直接関連付けられている個人アカウント、あるいは主アカウントに対してアカウント階層で子になる個人アカウントが、デフォルトの候補として表示されます。
この提案される出席者のリストから出席者を追加するには、出席者の名前の隣にあるチェックボックスを選択します。[すべて追加] または [すべて削除] ボタンを使用して、一度に出席者全員を選択したり、選択を解除したりすることができます。
提案される出席者を表示する条件
- グループコール – 関係マップで直接関連付けられている個人アカウント、あるいは主アカウントに対してアカウント階層で子になる個人アカウントが、デフォルトの候補として表示されます。
- 個別コール – アカウント階層からコールで主アカウントに直接関連付けられている、または主アカウントの兄弟である個人アカウントはデフォルトの候補として表示されます
例えば、Newton Memorial Hospital に対するグループコールには、Beacher 医師と Alvarez 医師の両者がデフォルトの候補として表示されます。これは、両アカウントがアカウント階層で Newton Memorial Hospital の子であるためです。
出席者の検索
探しているアカウントが提案される出席者一覧に表示されない場合、検索ボタンを選択して検索ボックスを開くことができます。検索ボックスを使用すると、ユーザのローカルのデータストア (オフラインプラットフォームの場合) またはすべての表示可能アカウント (オンラインプラットフォームの場合) にあるすべての個人アカウントを検索できます。出席者の選択は、Do_Not_Call_vod フィールドで規定されたルールと、アカウントの規制製品によってさらに限定されます。
組織がビジネスプロフェッショナルまたは子アカウントモデルを使用しており、コールロケーションが有効化されている場合、検索結果はコールのアカウントと同じ主たる親アカウントを持つ出席者のみを表示します。詳細は、ビジネスプロフェッショナルエンティティレコードタイプの追加をご覧ください。
ユーザが出席者を検索する際に、住所の規定値は、まず優先住所に設定され、次に主住所になり、次に一番最初の住所になります。ユーザ ID と会社名の表示権限がユーザにある場合、iPad 検索でこれらのフィールドも表示されます。
複数の出席者を検索・追加する
コールレポートワークフローでは、ユーザが、出席者を選択した後に、その他の出席者を検索したり、その出席者をコールに追加したりできます。最大 100 人の出席者を 1 件のコールに追加することができます。iPad ユーザは、複数選択ツールを使用して、1 件のコールに対して一度に複数の出席者の検索と追加を行うことができます。
特記事項
多数の出席者を追加する場合は以下に留意してください:
- コールの出席者が増えると、コールの保存に時間がかかるようになります
- 出席者が多数いるコールを削除する場合、同期のタイムアウトが生じる場合があります。タイムアウトになるまでの時間を延長するには、Client Sync Timeout Veeva 設定を編集します (Client Sync Timeout Veeva 設定の詳細は付録 A をご覧ください)。
- カスタムトリガーが出席者セクションで設定されているため、SFDC のガバナ制限に到達する可能性があります
識別子の表示
アカウントとユーザの識別子がコールレポートで使用できるようになり、ユーザは、多数の出席者の中から選択する必要がある場合に、正しい出席者を素早く探し出して選択できます。識別子がコールレポートと出席者検索で表示されるように、アカウント識別子フィールドは、アカウントまたはユーザレコードで入力される必要があります。
以下のコールタイプに対してアカウントおよびユーザ識別子が表示されます:
- 施設へのグループコール
- --paa セクションシグナル付きの個人アカウント
- 出席者付きのイベントコール
例えば、Sarah Jones がコール出席者として Clinton Ackerman を追加しようとしているものの、出席者を抽出する病院のシステムに似た名前の HCP が複数存在するとします。アカウント ID 情報が利用可能になると、出席契約前の住所と一緒に表示されるため、Sarah は Clinton Ackerman をすばやく選択することができます。
コールにアカウントとユーザ出席者が追加されると、出席者はタイプごとに分割されてアルファベット順に並び替えられます。これによって、ユーザは異なる出席者タイプを識別することができます。
テリトリー外出席者
誰がコールに参加したかを正確に把握できるようにするため、ブラウザ 、iPad、および iPhone ユーザのコールレポートには、テリトリー外の出席者が表示されます。出席者がコールレポートに追加された後にユーザのテリトリー外に移動した場合、その出席者はテリトリー外出席者として表示されます。
さらに、子アカウントの出席者の包括的なビューを提供するために、コールレポートの親アカウントがユーザのテリトリーにある場合、すべての子コールデータがユーザのデバイスに同期されます。
例えば、ニュートン記念病院は Sarah のテリトリー内ですが Ackerman 医師はテリトリーに含まれていません。Sarah は、ニュートン記念病院のコールを記録し、出席者として Ackerman 医師を追加します。Ackerman 医師はその後、Sarah のテリトリー外の別の病院システムに移動します。Sarah が自分の過去のニュートンメモリアル病院へのコールをレビューすると、Ackerman 医師はすでに Sarah のテリトリーにいないのに、コール出席者として今もリストに入っています。
固有のアクティビティが有効になっているグループコールの場合、コールの所有者は、テリトリー外の出席者を選択し、対応する子コールレポートを編集できます。ただし、コールレポートを閲覧するユーザがコールの所有者ではない場合、テリトリー外の出席者は選択不能です。
ユーザは、テリトリー外出席者の経費またはフォローアップアクティビティを新規作成できません。ユーザがコールレポートから地域外の出席者を削除した場合、出席者の経費とフォローアップアクティビティは自動的に削除されません。
新規コンタクトの作成
グループコールの出席者の中にシステム内のアカウントではないユーザがいる場合、ブラウザ ユーザは新規のコンタクトレコードを作成できます。これにより、ユーザはコール中に素早くコンタクトを作成できるため、コールレポート処理が効率化され、正しいレコードの維持に役立ちます。
例えば、Sarah Jones が Ackerman 医師向けにコールを作成するとします。Marilyn Adams 臨床看護師もコールに含まれますが、システムのアカウントではありません。Sarah は新規コンタクトを選択してコールに Marilyn Adams を追加します。システムは、Marilyn Adams のコンタクトレコードを自動作成します。
このコンタクトはコールの主施設の子として作成されます。
適切なページレイアウトの出席者セクションヘッダーに --nnc セクションシグナルを追加することで、新既コンタクトの作成機能を無効化することができます。