製品の転送

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Veeva CRM のサンプル転送を記録して、転送に基づきサンプル在庫を自動的に再計算するため、ユーザはサンプル転送レコードを作成します。ユーザは以下の場合において、製品を在庫から他のユーザの在庫に転送します。

  • テリトリーの変更
  • 退職
  • 別の製品に割り当てられた
  • 特定製品のサンプル数が多すぎる

例えば、Sarah Jones が、Cholecap ではなく Restolar を主に提供する新規テリトリーに移動するとします。Cholecap サンプルの在庫を、彼女の旧テリトリーを現在担当しているユーザに転送します。

この機能を使用するには初期設定を完了させておきます。

その他のユーザへの転送の作成

サンプルロットを別のユーザへ転送するには、マイサンプルタブのサンプルトランザクションセクションから新規転送を選択して、適切なフィールドを完了します。転送先ルックアップフィールドを使用して、サンプル転送を受領するユーザを選択します。住所情報は、選択したユーザの担当者名簿レコードに基づいて自動的に入力されます。

仮想ロット番号を持つ BRC 製品を転送する場合は、代わりに New Allocation Transfer を選択します。

担当者名簿レコードのユーザ名外部 ID は、選択したユーザのユーザ名と完全に一致する必要があります。一致しない場合、住所フィールドが入力されません。詳細は担当者名簿レコードの作成を参照してください。

転送に選択できるのは有効なサンプルロットのみです。

送信を選択してサンプル転送を作成します。転送を受領するユーザは、サンプルを提供する前に受領を確認する必要があります (詳細は製品受領の確認を参照してください)。ユーザがサンプル領収書を送信すると、元の転送レコードに受領済みチェックボックスがマークされ、数量と確認済み数量との相違を計算します。

送信したレコードは編集できません。管理者として送信済みレコードをロック解除する詳細については、送信済みサンプルトランザクションと在庫レコードのロック解除をご確認ください。

その他のユーザへの転送の作成

その他ユーザのサンプルロットデータへのアクセス権限がある場合、ユーザはその他のユーザへの転送を作成できます。データアクセス権限はロール階層および共有ルールごとに定義されます。デフォルトでは、ロール階層からレポートユーザのレコードへのアクセス権限がある場合、マネージャはレポートユーザに調整を作成できます。管理者は共有ルールを作成して、必要に応じて他のユーザにアクセス権限を付与できます (詳細はサンプルデータ統合の維持を参照してください)。

他のユーザに転送を作成するには、転送元ルックアップフィールドを使用して適切なユーザを選択します。転送レコードのサンプルおよびロット番号選択リストは、選択したユーザに利用可能な製品とサンプルロットを表示します。

ユーザがアクセス権限のない別のユーザの転送を作成しようとした場合、サンプルおよびロット番号選択リストは値を表示せず、転送は送信できません。

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