コールレポートの概要

迅速かつ効率的なコールレポートが、Veeva CRM 実装の主な特長です。コールレポートを使用すると、ユーザが HCP との間で実施したあらゆるインタラクションをキャプチャすることができます。コールがスケジュールされてから送信するまで、コールのすべての情報は記録され、コールレポートで確認できます。従来の対面でのやり取りに加えて、ユーザは、電話、電子メール、テキストメッセージ、Engage Meetingのようなビデオ電話などのさまざまなコミュニケーションチャネルからやり取りを取得することができます。

Veeva CRM の中心として、コールレポートは Veeva CRM の他の主な機能と密接に紐付けられています。コールレポートに対する複数のエントリポイントがデフォルトで利用可能であり、さらに Veeva CRM の特定の導入で有効化されたモジュールに基づいて追加のエントリポイントを設定することができます。コールレポートモジュールは、アカウントプラン製品プランアサインタスクサンプル制限といった Veeva CRM の他のモジュールで使用できるように簡単に設定することができます。さらに、コールレポートは MyInsightsApproved Email、その他のアカウント関連活動の起動ポイントにもなり得ます (ディテールはその他のアクションボタンを使用するをご覧ください)。

ユーザは、コールレポートから以下の活動を行うことができます:

コールのスケジューリングおよびプランニング

  • コールをスケジュールする – コールレポートに対する複数のエントリポイントからコールをスケジュールすることができます。スケジュールされてまだ実行されていないコールのステータスは「計画」です。

コールを実行する

  • コールヘッダーを入力する – コールヘッダーのフィールドでコールテリトリー、アカウント、ロケーションに関する基本情報を取得します
  • 参加者を追加する – コールに参加者を追加するか、コールレポートからコンタクトを新規作成します
  • 製品ディテーリングを記録する – HCP との会話でディテーリングした製品を記録します
  • 製品ディスカッションを記録する – 製品ディスカッションを使用すると、コールでディテーリングされた製品ごとに網羅されたディスカッションのタイプまたは適応をさらに分類することができます
  • サンプルの記録 – コール中に配布されたサンプル、プロモーション品目、または教材品目を記録します
  • 署名を取得する – コール中に配布されたサンプルまたは品目、あるいはコールの確認用に HCP の署名を取得します
  • キーメッセージを記録する – レコード キーメッセージを使用すると、各製品またはディテールトピック缶提供される具体的なメッセージを特定することができます
  • 経費を記録する – コール中に生じた経費を記録することができます
  • メモまたは添付ファイルを追加する – コールレポートにメモまたは添付ファイルを追加することができます
  • コールを保存する – コールが行われ、ユーザがコールの情報を入力すると、コールレポートは保存済みステータスになります

コールを送信する

  • コールを送信する – ユーザは、コールレポートにコールのすべての情報を記録するとコールを送信します。コールを送信されると、編集や削除はできません。

コールの作成およびスケジューリングについて詳しくは、コールとアクティビティのスケジューリングを参照してください。