規制薬物サンプリングの有効化

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規制薬物のサンプルを提供またはサンプル要求/BCR を作成するには、ユーザに適切な製品レコードに対するアクセス権限が必要です。これは、要件に準拠し、DEA ライセンス情報をコールレポートに含める必要があるためです。DEA ライセンス情報は、Address_vod オブジェクトに格納されますが、コールレポートにコピーされます。コールレポートでこの情報の取得およびバリデーションが行われると、レポート作成や監査が可能な規制薬物サンプリングのレコードが作成され、配布が関連規制に準拠していることを確認しやすくなります。

例えば、Ackerman 医師が Sarah Jones からスケジュール III 製品のサンプルをリクエストしたとします。Ackerman 医師の DEA ライセンス情報は最新であり、DEA ステータスが有効であるため、Sarah はリクエストされたサンプルを Ackerman 医師に提供しました。彼女はコールレポートに提供を記録し、Ackerman 医師の署名を取得して、問題なくコールレポートを送信しました。

前提条件

  • コールサンプリングの設定
  • 州認証情報制限

    規制薬物サンプルを受領するには、HCP はサンプルが配布される州および製品スケジュールと一致するサンプル州認証情報設定レコードが必要となります。すべての適切な HCP アカウントに規制薬物サンプルを受領するライセンスを有する州のサンプル認証情報設定レコードがあることを確認してください。

規制薬物製品レコードの取得

この機能を有効化する前に初期設定を完了させておきます。

管理者は製品カタログで規制薬物を具体的に指定する必要があります。規制薬物として製品を指定するには:

  1. 適切な製品レコードを選択します。
  2. レコードの規制薬物チェックボックスを選択して、規制薬物として製品をマークします。
  3. Product_vod レコードのスケジュールフィールドに製品の適切な情報を入力します。

スケジュールフィールドのテキストは、DEA スケジュールが指定されているすべての領域で一貫している必要があります。サンプルバリデーションでは、このフィールドのテキストの完全一致が要件になります。

DEA ライセンスフィールドの設定

この機能を有効化する前に初期設定を完了させておきます。

コールレポートで DEA ライセンス情報を取得するには:

  1. サンプル管理者に以下の権限以上の権限があることを確認します (初期設定ですでに付与されていない場合):

    オブジェクト

    OLS

    レコードタイプ

    フィールド

    FLS

    Address_vod

    CRUD

    • 会社維持

    • 担当者維持

    • DEA_vod
    • DEA_Expiration_Date_vod 
    • DEA_Schedule_vod
    • DEA_Status_vod

    編集

    Call2_vod

    CRUD

    Call_Report_vod
    • DEA_vod
    • DEA_Expiration_Date_vod
    • Ship_DEA_vod
    • Ship_DEA_Expiration_Date_vod
    • zvod_Address_vod__c_DEA_Status_vod (オプション)

    編集

    Sample_Transaction_vod

    R

    • Adjustment_vod
    • Disbursement_vod
    • Receipt_vod
    • Return_vod
    • Transfer_vod
    • DEA_vod
    • DEA_Expiration_Date_vod 

    編集

    Sample_Transaction_Audit_vod

    R

    該当なし

    • DEA_vod
    • DEA_Expiration_Date_vod 

    編集

  2. ユーザに以下の権限があることを確認します (初期設定ですでに付与されていない場合):

    オブジェクト

    OLS

    レコードタイプ

    フィールド

    FLS

    Address_vod

    R

    • 会社維持
    • 担当者維持
    • DEA_vod
    • DEA_Expiration_Date_vod 
    • DEA_Schedule_vod
    • DEA_Status_vod

    参照

    Call2_vod

    CRU

    Call_Report_vod
    • DEA_vod
    • DEA_Expiration_Date_vod 
    • zvod_Address_vod__c_DEA_Status_vod (オプション)

    編集

    Sample_Transaction_vod

    R

    該当なし

    • DEA_vod
    • DEA_Expiration_Date_vod 

    参照

    Sample_Transaction_Audit_vod

    R

    該当なし

    • DEA_vod
    • DEA_Expiration_Date_vod 

    参照

  3. Call2_vod オブジェクトの適切なページレイアウトに以下のフィールドを追加します。

    • DEA_vod
    • DEA_Expiration_Date_vod
    • zvod_Address_vod__c_DEA_Status_vod (任意の作業; コールレポートの DEA ステータスインジケータを有効化します)
  4. ENABLE_DUAL_LICENSE_CHECK Veeva 設定チェックボックスを選択します。これにより、HCP の州ライセンスと DEA ライセンスの両方のバリデーションが実行されます。
  5. 適切なアカウントの住所レコードの以下のフィールドを入力します:
    • DEA_vod
    • DEA_Expiration_Date_vod
    • DEA_Schedule_vod
      • DEA_Schedule_vod フィールドに指定された DEA ライセンスについてアカウントの受領が可能なスケジュールのカンマ区切りのリストを入力します

        DEA スケジュールのテキストが、スケジュールの指定されているすべての領域で一貫していることを確認します。アカウントが製品を受け取るには、規制薬物サンプルに関連付けられているスケジュールが DEA スケジュールフィールドにリストされているいずれかのスケジュールと正確に完全に一致する必要があります。



    • DEA_Status_vod

Address_vod オブジェクトの DEA_License_Address_vod フィールドに対する権限は不要です。コールレポートの DEA 住所フィールドは、DEA_License_Address_vod フィールドからではなく、住所行 1、住所行 2、都市、州、郵便番号、および郵便番号 4 からコピーされます。

住所レコードがロックされている場合、管理者またはすべてを変更権限を持つユーザのみがこれらのフィールドを編集できます。(住所レコードのロックの詳細は、アカウントの住所の使用を参照してください。)

納入先 DEA ライセンス情報の設定

ユーザは規制薬物のサンプル要求/BCR の DEA ライセンス情報も取得する必要があります。規制薬物のサンプル要求/BRC を有効化するには:

  1. サンプル要求/BCR を作成するエンドユーザが以下の追加フィールド権限を持つことを確認します:

    オブジェクト

    OLS

    レコードタイプ

    フィールド

    FLS

    Call2_vod

    CRUDCall_Report_vod
    • Ship_DEA_vod
    • Ship_DEA_Expiration_Date_vod

    編集

  2. Call2_vod オブジェクトの適切なページレイアウトに以下のフィールドを追加します。

    • Ship_DEA_vod
    • Ship_DEA_Expiration_Date_vod

規制薬物サンプリングの使用

HCP に規制薬物を受け取ることができるライセンスがある場合、ユーザは通常のサンプル製品/BCR と同じ操作で規制薬物サンプル製品をコールレポートに追加します。(詳細は製品の選択を参照してください。)

DEA ライセンス情報のバリデーション

追加バリデーションは、規制薬物の提供が規制薬物サンプリングのより厳しい規制に準拠できるように支援します。サンプル付きコールの保存署名取得でサンプルを検証する、およびサンプル付きコールの送信のデフォルトバリデーション条件に加えて、規制薬物サンプリングは以下の要件を満たする必要があります:

  • 選択された個人アカウントのコール住所/配送先住所および DEA 住所は正確に一致する必要があります
  • DEA ライセンス番号は特定の形式に準拠し、規制薬物にアカウントが署名する際にアルゴリズムチェックよって固有の形式が強制されます
  • 署名するアカウントの DEA ステータスは有効に設定されている必要があります
  • ライセンスの DEA 有効期限は現在の日付より後の日付である必要があります
  • DEA 有効期限が DEA 住所に対して有効である必要があります
  • 規制薬物サンプルに関連付けられているスケジュールはアカウントの住所レコードのスケジュールフィールドにリストされているいずれかのスケジュールと正確に完全に一致する必要があります
  • 署名するアカウントには、アカウント認証情報、コール住所/配送先住所の州、コールレポートのサンプル/BRCの製品スケジュールと一致するサンプル州認証情報設定レコードが必要です。

有効になっている高度な機能によっては、追加バリデーション条件が適用されます:

  • ENABLE_DUAL_LICENSE_CHECK Veeva 設定が有効化されている場合、HCP がコール住所の州に有効な州ライセンス情報を持っている必要があります
  • サンプル州設定が有効化されている場合、州およびサンプル/BRC のデリバリ方法を規制のリストに含めることはできません

署名者の入れ替え

規制薬物がコールレポートに存在する場合、署名者の入れ替え機能では DEA 住所情報が以前の署名者の DEA 住所情報と正確に完全に一致する新しい署名者のみをユーザが選択することができます。

DEA サンプルステータスインジケータ の使用

zvod_Address_vod__c_.DEA_Status_vod フィールドがコールレポートページレイアウトに追加された場合、DEA ステータスのインジケータが適切な住所選択リストおよびコールレポートに表示されます。これにより、ユーザは HCP が特定の住所で規制薬物サンプルを受け取ることができるかどうかを視覚的に確認できます。