21R1.3 の新機能

CRM 21R1.3 マイナーリリースには、いくつかの新しい機能の他、ユーザ表示および動作変更が含まれています。

当社のリリースノートは、エンハンスメントおよび新機能に関する簡単で高水準の説明を提供します。機能の名前を選択すると設定をご確認いただけます。またこのリリースノートでは 21R1.3 機能の有効化と対応可能性 の情報の概要もご覧いただけます。

新しいフィールドおよび新しいオブジェクトも含まれています。

機能

Engage Meeting

オンライン Engage Meeting の CLM でのビデオの使用 (2021 年 7 月 1 日より利用可能)

CRM Engage アプリが Microsoft Edge WebView2 をレンダリングエンジンとして使用するよう設定されている場合、ビデオスライドがサポートされるようになりました。サポートされるファイルタイプには MOV、M4V、MP4 が含まれます。AVI ファイルはサポートされていません。以前は、HTML スライドに埋め込まれているビデオコンテンツのみがサポートターゲットでした。

コールレポート

コールレポートのメディカルディスカッションの要求

コールレポートを完了するには、ユーザは 1 つ以上のメディカルディスカッションを取得してコールレポートを送信する必要があります。メディカルディスカッションを申請することで、未完了または不正確なコールレポートが原因となる潜在的なコンプライアンスリスクを削減します。また、その他の CRM ユーザに対する過去の HCP インタラクションについてより明確な全体像を把握して、コールプランニングや HCP との今後のディスカッションに使用することもできます。

MyInsights Studio

MyInsights Studio でのレコードの表示ユーザアクションの使用 (2021 年 7 月 1 日より利用可能) 

ユーザはユーザアクションを表示要素に追加して、インタラクティブかつレスポンシブなコンテンツを作成できます。レコードの表示ユーザアクションを使用して、ユーザは MyInsights コンテンツからデータレコードへ直接移動できます。

新規ビデオ

今回のリリースでは以下のビデオが追加されました:

ユーザ表示および動作変更

ほとんどの新機能はある程度の設定が必要となりますが、ユーザは以下の変更を直ちに表示することができます。

Engage Meeting

  • Android、iOS: (HCP アプリ) マイマイクトグルを削除し、レイアウト変更を加えるため、会議に参加するページが更新されました (2021 年 7 月 1 日より利用可能)

Events Management およびメディカルイベント

21R1.3 機能の有効化と対応可能性

Veeva CRM 21R1.3 のリリースで導入される新機能は、以下のプラットフォームに対応しています:

機能設定必須iPadiPhoneオンラインWindows
オンライン Engage Meeting の CLM でのビデオの使用はい
コールレポートのメディカルディスカッションの要求はい

MyInsights Studio でのレコードの表示ユーザアクションの使用いいえ

新しいオブジェクト

Veeva CRM 21R1.3 で追加されたオブジェクトはありません。

新しいフィールド

以下は、Veeva CRM 21R1.3 で追加されたフィールドの全リストです。フィールドはオブジェクトによって構成されます。デフォルトでは、すべてのフィールドが管理者以外のユーザに表示されません。Veeva フィールドの全リストは Veeva データモデル情報を参照してください。

オブジェクト

フィールド名

フィールドラベル

説明 

タイプ

Call2_vod

CreatedBy_Platform_vod

作成に使用したプラットフォーム

このレコードが作成されたプラットフォームを指定します。

選択リスト

Call2_vod

LastModifiedBy_Platform_vod

最終変更を行ったプラットフォーム

このレコードの最終変更を行ったプラットフォームを指定します。

選択リスト

Veeva_Settings_vod

REQUIRE_MEDICAL_DISCUSSIONS_vod

メディカルディスカッションの要求

ユーザがコールレポートでメディカルディスカッションを追加する必要があるかどうかを定義します。

数字