Engage Connect のチャットログを通話記録として CRM にインポートする

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管理者は、Engage Connect らのチャットメッセージを新しい Call2_vod レコードとしてインポートするように CRM を設定することができます。これらのレコードにはチャットメッセージデータが含まれ、自動的に適切なアカウントとユーザに関連付けられます。このデータは、CRM 内で生産性の分析やコンプライアンス遵守のためのモニタリングに活用できます。

例えば、Sarah Jones は、Engage Connect で Ackerman 医師と繋がっています。Ackerman 医師が Sarah にチャットを送り、Cholecap のサンプルをリクエストします。このやり取りを記録するために、Sarah Jones と Ackerman 医師との間で交換されたチャットに関する情報を含む Call2_vod レコードが、次の Engage Connect 処理中に CRM に作成されます。

設定

この機能を設定するには:

  1. 管理者およびインテグレーションユーザに以下の権限を付与します:

    オブジェクト

    OLS

    レコードタイプ

    フィールド

    FLS

    Call2_vod

    CRU

    Engage_Connect_vod

    • RecordType
    • Account_vod
    • OwnerId
    • Status_vod
    • Call_Date_vod
    • Call_Datetime_vod
    • Call_Channel_vod

      Call_Channel_vod フィールドが数式によって自動入力されている場合、管理者はこのフィールドに Engage_Connect_vod レコードタイプの Message_vod を入力するように数式を更新する必要があります。

    • Chat_Summary_vod
    • CreatedBy_Platform_vod
    • LastModifiedBy_Platform_vod

    編集

    Chat_Message_vod

    CRU

    Chat_Message_vod

    すべてのフィールド

    編集

  2. 管理者とインテグレーションユーザに [Engage_Connect_Process_Admin_vod] Visualforce ページへのアクセス権を付与します。
  3. 管理者とインテグレーションユーザに [Engage Connect プロセス管理] タブへのアクセス権を付与します。
  4. ユーザインタフェース>ユーザインタフェースと進みます。
  5. [レコード作成時に監査フィールドを設定する] と [非アクティブな所有者でレコードを更新する]ユーザー許可 チェックボックスが選択されていることを確認してください。
  6. インテグレーションユーザに、[レコード作成時に監査フィールドを設定] プロファイル設定へのアクセス権を付与します。
  7. Engage Connect レイアウト Call2_vod ページレイアウトを、適切なプロファイルの Engage_Connect_vod レコードタイプに割り当てます。
  8. [Engage Connect プロセス管理] タブに進みます。
  9. [インテグレーションオプション] に進みます。
  10. [コールレポート] セクションで Call2_vod レコードとしてインポートするチャットメッセージの適切なタイプを選択します:

    • サンプルリクエスト - アカウントがサンプルをリクエストしたことを示します
    • 承認済みコンテンツ - アカウントと共有される承認済みコンテンツ
    • コンテンツ用ウェブリンク - メッセージにウェブサイトコンテンツへのリンクが含まれていることを示します
  11. 保存を選択します。

  12. [Veeva CRM 接続管理] セクションで [新規] を選択します。
  13. 適切なインテグレーションユーザの資格情報を入力します。
  14. [保存] を選択して、資格情報を検証します。

Engage Connect プロセスのスケジューリング

インテグレーションユーザとインポートするメッセージのタイプを定義した後、管理者は Engage Connect プロセスを有効化し、スケジュールを設定する必要があります。

  1. Veeva プロセススケジューラに進みます。
  2. Engage Connect インテグレーションプロセスに進みます。
  3. 編集を選択します。
  4. 適切なプロセスの実行時間を選択します。

    使用可能な間隔は [日次] のみです。

  5. スケジュールが有効になるのチェックボックスを選択します。
  6. 保存を選択します。

Engage Connect プロセスで作成されたレコード

Engage Connect プロセスでユーザとアカウント間のチャットメッセージをインポートすると、レコードタイプが Engage_Connect_vod の Call2_vod レコードが作成されます。以下のフィールドは、Engage Connect の値に基づいて入力されます:

CRM 内のフィールド

説明

Account_vod

Engage Connect からのチャット会話内の CRM アカウント。CRM 内の対応するアカウントレコードを参照します。

OwnerId

チャットの会話の CRM ユーザ。

Status_vod

常に Submitted_vod が入力されます。

Call_Date_vod

メッセージの日付。複数のメッセージが Call2_vod レコードで文書化されている場合、このフィールドは最も古いメッセージの日付を表します。

Call_Datetime_vod

メッセージの日付。複数のメッセージが Call2_vod レコードで文書化されている場合、このフィールドは最も古いメッセージの日時を表します。

Call_Channel_vod

常に Message_vod が入力されます。

Call_Type_vod

常にコールのみが入力されます。

Chat_Summary_vod

チャットメッセージのカテゴリ、製品、詳細を示します。

可能なカテゴリは以下の通りです:

  • コンテンツ - アカウントと共有される承認済みコンテンツ
  • サンプル - アカウントがサンプルをリクエストしたことを示します
  • CRM リンク - CRM 内のユーザからアカウントに送信されるウェブサイトリンク

メッセージは以下のフォーマットでまとめられます:

{category}: {name field on the brand object} | {name field on the contents object}

例:

コンテンツ: Cholecap|ファクトシート

CreatedBy_Platform_vod

常に Engage_Connect_vod が自動入力されます。

LastModifiedBy_Platform_vod

常に Engage_Connect_vod が自動入力されます。

Engage Connect プロセスの履歴を表示する

管理者は、[Engage Connect 処理管理] タブの [Engage Connect インテグレーション処理履歴] セクションから Engage Connect プロセスの履歴を見ることができます。このセクションには最後の10回のプロセスの結果がリストされています。

管理者は、[成功] と [失敗] 列を選択して、作成に成功した、また失敗したすべてのレコードの CSV ファイルをダウンロードできます。失敗した場合は、[次回の実行で再試行]チェックボックスを選択して [保存] を選択することで再試行できます。

特記事項

  • この機能で作成された Call2_vod レコードは、過去 24 時間以内にアカウントとユーザの間で交わされたすべてのチャットメッセージを 1 つのレコードにグループ化したものです。レコードは、HCP に対応するアカウントレコードがある場合にのみ作成されます。
  • Call2_vod オブジェクトの Chat_Summary_vod フィールドは、Approved Notes で監視可能です。
  • 本機能は、Engage Connect のチャットログをチャットメッセージとして CRM にインポートすると併用することができます。