メールフラグメントの CRM 自動公開

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一部のコンテンツ (休暇の挨拶や議事録のような支援的なコンテンツなど) は、PromoMats または MedComms で医学的、規制的、リーガルレビューを必要としない場合があります。エンドユーザがこのプロセスを必要としないドキュメントを送信できるように、ビジネス管理者とコンテンツ作成者はコンテンツを CRM に直接アップロードして Veeva Vault をバイパスすることができます。エンドユーザは、Approved Email メッセージを作成する際に、コンテンツをフラグメントとして追加することができます。

例えば、コンテンツ作成者は休暇の挨拶メッセージのコンテンツをアップロードして、Approved Email に公開を指示することができます。エンドユーザは、Approved Email を開き、使用可能なフラグメントとして休暇の挨拶メッセージを確認し、メールメッセージに追加することができます。HCP はメッセージを含むメールを受領後、リンクを選択して挨拶を見ることができます。

コンテンツは Salesforce ファイルとしてアップロードされ、Veeva コンテンツレコードに関連付けられます。CRM は Veeva 配布レコードを通して自動でコンテンツを公開し、エンドユーザが承認済みドキュメントのメールフラグメントとして利用できるようにします。

メールフラグメントの自動公開を設定する

CDN 配布インテグレーションユーザの設定

Veeva CRM は アップロードされた Salesforce ファイルの処理に CDN 配布インテグレーションユーザアカウントを使用します。

  1. VeevaDistributionTriggerHelper Apex クラスへのアクセス権限を付与します。

  2. CRM CDN 配布管理タブへのアクセス権限を付与します。

  3. CDN 配布インテグレーションユーザに以下の権限を付与します:

    オブジェクトOLSレコードタイプフィールドFLS

    Veeva_Distribution_vod

    CRU

    CRM_Content_vod

    • CDN_Status_vod
    • CDN_Path_vod
    • CDN_Path_Contains_Org_vod
    • File_Extension_vod
    • File_Name_vod
    • File_Size_vod__c
    • File_Type_vod
    • Last_Processed_Date_vod
    • Last_Published_Version_vod
    • Processing_Status_vod
    • Status_Details_vod

    編集

    • Allow_Source_Download_vod

    • Content_Status_vod

    • Veeva_Content_vod

    読取り

CRM CDN 配布管理ページを有効にする

  1. Approved Email が設定されていることを確認します。

  2. Lightning を使用して Veeva CRM で Salesforce ファイルを使用するが有効になっていることを確認します。

  3. CRM CDN 配布管理 タブに移動します。

  4. CDN 配布インテグレーションユーザの資格情報を入力します。

Approved Email インテグレーションユーザを設定する

  1. インテグレーションユーザに以下の権限を付与します:

    オブジェクトOLSレコードタイプフィールドFLS

    Approved_Document_vod

    R

    Email_Fragment_vod

    • Veeva_Content_vod
    • Publish_Method_vod

    読取り

    Veeva_Content_vod

    R

    Veeva_Content_vod

    • Content_Status_vod

    • Publish_for_Approved_Email_vod

    • Product_vod

    • Detail_Group_vod

    • Display_Name_vod

    • Description_vod

    • Language_vod

    • Allow_Source_Download_vod

    • Status_Details_vod

    読取り

    Veeva_Distribution_vodRCRM_Content_vod
    • Allow_Source_Download_vod

    • CDN_Status_vod

    • CDN_Path_vod

    • CDN_Path_Contains_Org_vod

    • Content_Status_vod

    • Distribution_Channel_vod

    • File_Extension_vod

    • File_Name_vod

    • File_Size_vod__c

    • File_Type_vod

    • Last_Processed_Date_vod

    • Last_Published_File_vod

    • Last_Published_Version_vod

    • Processing_Status_vod

    • Status_Details_vod

    • Veeva_Content_vod

    読取り

    Sent_Fragment_vod

    R

    Sent_Fragment_vod

    • Sent_Veeva_Content_vod

    編集

    Email_Activity_vod送信済みのVeeva_Content_Player_Activity_vod
    • Media_Type_vod

    • Duration_vod

    • Video_Start_Time_vod

    • Video_Last_Viewed_Time_vod

    • Video_Total_Time_Spent_vod

    • Video_Length_vod

    • Page_Number_vod

    編集

コンテンツ管理ユーザを設定する

  1. コンテンツ管理者に以下の Apex クラスへのアクセス権限を付与します:

    • VeevaContentTriggerHandler
    • VeevaContentApprovedDocumentService
    • VeevaDistributionRecordManagement
  2. ファイル関連リストを Veeva_Content_vod ページレイアウトに追加します。
  3. Veeva_Content_vod のカスタムオブジェクトタブを作成し、コンテンツ管理者ユーザにタブへのアクセス権限を付与します。
  4. コンテンツ管理者に以下の権限を付与します:

    オブジェクトOLSレコードタイプフィールドFLS

    Approved_Document_vod

    CRU

    Email_Fragment_vod

    • Detail_Group_vod
    • Document_Description_vod
    • Email_Fragment_HTML_vod
    • Language_vod
    • Product_vod
    • Publish_Method_vod
    • Status_vod
    • Veeva_Content_vod

    編集

    Veeva_Content_vod

    CRU

    Veeva_Content_vod

    • Content_Status_vod

    • Publish_for_Approved_Email_vod

    • Product_vod

    • Detail_Group_vod

    • Display_Name_vod

    • Description_vod

    • Language_vod

    • Allow_Source_Download_vod

    • Status_Details_vod

    編集

    Veeva_Distribution_vodCRUCRM_Content_vod
    • Distribution_Channel_vod

    • Processing_Status_vod

    • Veeva_Content_vod

    編集
    • Allow_Source_Download_vod

    • CDN_Status_vod

    • CDN_Path_vod

    • CDN_Path_Contains_Org_vod

    • Content_Status_vod

    • File_Extension_vod

    • File_Name_vod

    • File_Size_vod__c

    • File_Type_vod

    • Last_Processed_Date_vod

    • Last_Published_File_vod

    • Last_Published_Version_vod

    • Status_Details_vod

    読取り

Approved Email エンドユーザの設定

  1. エンドユーザに以下の権限を付与します:

    オブジェクトOLSレコードタイプフィールドFLS

    Approved_Document_vod

    R

    Email_Fragment_vod

    • Veeva_Content_vod
    • Publish_Method_vod

    読取り

    Veeva_Content_vod

    R

    Veeva_Content_vod

    • Content_Status_vod

    • Publish_for_Approved_Email_vod

    • Product_vod

    • Detail_Group_vod

    • Display_Name_vod

    • Description_vod

    • Language_vod

    • Allow_Source_Download_vod

    • Status_Details_vod

    読取り

    Veeva_Distribution_vodRCRM_Content_vod
    • Allow_Source_Download_vod

    • CDN_Status_vod

    • CDN_Path_vod

    • CDN_Path_Contains_Org_vod

    • Content_Status_vod

    • Distribution_Channel_vod

    • File_Extension_vod

    • File_Name_vod

    • File_Size_vod__c

    • File_Type_vod

    • Last_Processed_Date_vod

    • Last_Published_File_vod

    • Last_Published_Version_vod

    • Processing_Status_vod

    • Status_Details_vod

    • Veeva_Content_vod

    読取り

    Sent_Fragment_vod

    R

    Sent_Fragment_vod

    • Sent_Veeva_Content_vod

    編集

    Email_Activity_vodRVeeva_Content_Player_Activity_vod
    • Media_Type_vod

    • Duration_vod

    • Video_Start_Time_vod

    • Video_Last_Viewed_Time_vod

    • Video_Total_Time_Spent_vod

    • Video_Length_vod

    • Page_Number_vod

    読取り

メールフラグメントの自動公開を使用する

コンテンツを CRM に公開し、フラグメントとして利用可能にするします

コンテンツ作成者は CRM にコンテンツをアップロードして公開して Approved Email フラグメントとして利用することができます:

  1. Veeva コンテンツレコードを作成して保存します。
  2. コンテンツを Salesforce ファイルとしてファイル関連リストにアップロードします。HCP コンテンツプレイヤーには、以下のファイルタイプのプレビューが表示されます:
    • 画像 (.gif、.jpeg、.jpg、.png)
    • 動画 (.mov、.mp4)
    • PDF (.pdf)

    サポートされていないファイルタイプの場合、コンテンツは描画されません。Allow_Source_Download_vod が有効な場合、受領者には代わりにコンテンツをダウンロードするオプションが表示されます。

  3. Product_vod フィールドで製品を選択します。
  4. Detail_Group_vod フィールドでディテールグループを選択します (該当する場合)。
  5. Display_Name_vod フィールドにコンテンツの名前を入力します (任意)。このテキストは、Approved Email メッセージのコンテンツ名として表示されます。このフィールドが入力されていない場合、名前のデフォルトは Veeva_Content_vod オブジェクトの Name フィールドの値になります。
  6. Language_vod フィールドで、コンテンツの言語を選択します (任意)。この言語は、エンドユーザーがメールメッセージを作成するときにフラグメントの言語として表示されます。

    Language_vod フィールドは、値として 言語 ISO コードを含む選択リストです。デフォルトでは、英語の ISO コードである en_US の選択リスト値 1 つしかありません。コンテンツ管理者は、必要な選択リスト全てを追加することができ、異なるデフォルト値も設定することができます。

  7. Description_vod フィールドに説明を入力します (任意)。このテキストは、エンドユーザーがメールメッセージを作成するときにフラグメントの説明として表示されます。
  8. Allow_Source_Download_vod チェックボックスをオンにして、描画されたコンテンツに [ダウンロード] ボタンを表示し、メール受領者がソースコンテンツをダウンロードできるようにします (任意)。
  9. 作成した Veeva コンテンツレコードにアクセスします。
  10. Content_Status_vod フィールドに Approved_vod と入力します。
  11. Publish_for_Approved_Email_vod チェックボックスをオンにしてコンテンツを示すメールフラグメントを作成できるようにします。
    • この値を設定するには、Content_Status_vod フィールドの値が Approved_vod であり、Product_vod フィールドと Detail_Group_vod フィールドが入力されている必要があります (該当する場合)。

    組織でコンテンツグループが有効になっている場合、CRM で自動公開されたメールフラグメントに対応するコンテンツグループのコンテンツレコードを作成します。

フラグメントコンテンツのスタイルをカスタマイズする

デフォルトでは、フラグメントはコンテンツのファイルタイプのアイコンとアップロードされたコンテンツへのハイパーリンクを含む HTML のスニペットで作成されます。

コンテンツ管理者は、{{insertEmailFragments}} トークンを含むメールテンプレートの <style> タグに以下の CSS クラスセレクタをに追加することによって、HTML スニペットのスタイルをカスタマイズすることができます:

  • .ae-dynamic-email-fragment – HTML スニペットを含むテーブルの全体的なスタイルを制御します
  • .ae-dynamic-email-fragment td – テーブルのセルの全体的なスタイルを制御します
  • .ae-dynamic-email-fragment td.file-type-icon – ファイルタイプアイコンを含む特定のテーブルセルのスタイルを制御します
  • .ae-dynamic-email-fragment td.file-name – ファイル名を含む特定のテーブルのセルのスタイルを制御します
  • .ae-dynamic-email-fragment a – ファイルリンクのスタイルを制御します
  • .ae-dynamic-email-fragment a:link – 未アクセスのファイルリンクのスタイルを制御します

メールメッセージにコンテンツを追加する

メールメッセージ作成時に Approved Email テンプレートにフラグメントを追加することで、公開された CRM コンテンツをアカウントに送信することができます。詳細は、メールフラグメントを参照してください。

CRM が自動公開するメールフラグメントは、Approved Email を送信する際に Vault の標準メールフラグメントリスト内で利用できます。

メールフラグメントはプレビューが可能です。フラグメントのプレビューは、プレビューモードでドキュメントリンクを選択します。

フラグメントのプレビュー中にユーザがリンクに対して実行したアクティビティは記録されません。ユーザはプレビュー中にコンテンツをダウンロードすることもできません。

受領者が Approved Email メッセージのフラグメントへのリンクを選択すると、コンテンツが HCP コンテンツプレイヤーに表示されます。HCP コンテンツプレイヤーでコンテンツを描画して追跡する方法については、 HCP コンテンツプレイヤーの使用を参照してください。

バージョン管理は、自動公開されたメールフラグメントでは使用できません。

自動公開されたフラグメントの期限切れ

使用可能なフラグメントを期限切れにするには、Content_Status_vod を Expired_vod に設定するか、Publish_for_Approved_Email_vod を FALSE に設定します。

自動公開されたフラグメントは、関連付けられたコンテンツレコードの有効期限が切れると失効します。期限切れのコンテンツは CDN からも削除されます。