推奨アクション調査
- iPad
- ブラウザ
推奨アクションに関するフィードバックを生成するために、Veeva CRM 調査機能を使用することができるようになりました。このより的を絞ったフィードバックは、CRM 推奨アクションの有効性を向上させることを目的としています。あらゆる種類の調査質問と回答が、推奨アクション調査でも使用できます。
推奨アクション調査は、個別の推奨アクションレベルで割り当てられます。これはすなわち、ほぼすべての論理的な割り当て単位 (例: ブランド、プロファイル、地域、治療領域) をサポートすることができます。Veeva では、推奨アクションに対して調査を割り当てることができますが、割り当てのルールはお客様またはデータ解析パートナーにお任せしております。
推奨アクション調査の定義と回答はデータで制御されます。調査設計者の確立されたプロセスまたはデータロードを使用して、新しい調査を作成または編集することができます。
推奨アクション調査の設定
この機能を有効にするには:
- 適切なロールに推奨アクションと調査が設定されていることを確認します。
- 管理者に、Suggestion_vod オブジェクトの Suggestion_Survey_vod フィールドに対して FLS 編集アクセス権限を付与します。
- 管理者に Survey_vod オブジェクトに対する参照権限を付与します。
- 管理者に、Survey_vod と Survey_Target_vod のオブジェクトの Suggestion_Survey_vod レコードタイプに対してアクセス権限を付与します。
- ユーザに、Suggestion_vod オブジェクトの Suggestion_Survey_vod フィールドに対して FLS 参照権限を付与し、Survey_Target_vod オブジェクトの Suggestion_vod フィールドに対して参照/書込み権限を付与します。
- ユーザに、Question_Response_vod オブジェクトの Suggestion_vod レコードタイプに対してアクセス権限を付与します。
- ユーザに、Survey_Target_vod オブジェクトの Suggestion_Survey_vod レコードタイプに対してアクセス権限を付与します。
- 推奨アクションレコードに、レコードタイプが Suggestion_Survey_vod の有効な発行済み Survey_vod で入力された Suggestion_vod オブジェクトの Suggestion_Survey_vod ルックアップフィールドがあることを確認します。
- 調査オブジェクトの Suggestion_Survey_vod レコードタイプに推奨アクション調査のページレイアウトを割り当てます。
調査の作成
推奨アクション調査は、確立された調査の作成と発行プロセスをたどります。
追加メモ:
- 設計者は、新規調査の作成時に推奨アクション調査のレコードタイプを選択する必要があります。
- 発行時に調査はロックされます。
- 推奨アクション調査を発行すると、Survey_vod オブジェクトの Channel_vod フィールドと Status_vod field が「Suggestions_vod」と「Published_vod」に設定されます
- Survey_vod オブジェクトのデフォルト設定が公開になっている、または調査レコードが必須エンドユーザに共有されていることを確認します
- 調査割り当てルール、セグメント、ターゲットのコンセプトは推奨アクション調査ではサポートされていません。
- 推奨アクションの分岐調査は iPad プラットフォームでのみサポートされています。詳細は分岐調査質問の使用を参照してください。
推奨アクション調査の使用
ユーザが推奨アクションを却下すると、推奨アクション調査が表示されます。ユーザが必須の質問にすべて回答すると、推奨アクション調査を送信することができます。
調査を送信すると、調査ターゲットオブジェクトレコードにより特定の推奨アクションにリンク付けされた Question_Response_vod オブジェクトレコードに保存された回答データが生成されます。
お客様またはデータ解析パートナーが、推奨アクションに対してどの調査を割り当てるかをもっと細かく制御したい場合、調査オブジェクトの外部 ID フィールドを自動入力するような Salesforce ワークフローを設定することも可能です。
推奨アクション調査が入力されている場合、推奨アクションが表示されます。入力されていない場合は、ハードコードされた 4 つのスヌーズおよび却下の質問が表示されます。
提案をスヌーズする機能、または選択した期間後に提案を再度表示する機能は、Veeva CRM ではデフォルトでは利用できません。この機能は、顧客のデータサイエンスパートナーが開発する必要があります。提案調査は、スヌーズの期間やその理由などの情報を収集するために使用できます。これらの質問は、データサイエンスパートナーが特定のスヌーズ期間後に推奨アクションを再度生成する機能の開発に活用できます。