同期の概要
同期は、オフライン CRM デバイスがオンラインの Salesforce ベースのプラットフォームとのインタラクションの方法です。デバイスが同期すると、ブラウザプラットフォームとの間でデータや設定の変更を送受信します。
同期が正常に実行されるには、有効なインターネット接続が必要で、さらに Veeva CRM アプリケーションがデバイスの最前面にある必要があります。
同期のタイプ
- 自動同期 - データが作成され次第オンラインサーバにすべてのモバイル作成データを送信します
- ノンブロッキングシンク – 接続の問題のために自動同期で同期されなかったモバイル作成データをすべて送信し、オンラインサーバからすべての新規データと設定変更をダウンロードします。ユーザは更新の適用と、新しい CLM コンテンツのダウンロードを行う必要があります。
- 差分同期 – 接続の問題のために自動同期で同期されなかったモバイル作成データをすべて送信し、オンラインサーバからすべての新規データと設定変更をダウンロードして適用します
- データベースのリフレッシュ - すべてのオンラインデータと設定をモバイルデータベースと再同期します。これは新規データベースのダウンロードに相当します。
オフラインデータの同期
- VMobile オブジェクト設定を使用する VMobile オブジェクト設定 (VMOC) は、オフラインプラットフォームに同期されるオブジェクトとレコードの種類を制御します
- 同期ウィジェットを使用する – オフラインデバイスの同期ウィジェットは、予定されている同期、保留中のアップロード件数、同期エラーを含む差分同期に関する情報をユーザに提供します
- ステータスウィジェットの使用 – オフラインデバイスのステータスウィジェットは、同期が進行中かどうか、使用可能な更新の有無、同期エラーなど、ノンブロッキングシンクに関する情報をユーザに提供します
同期活動およびエラー
- 同期活動のトラッキング – ユーザは、作成された Sync_Tracking_vod レコードを使用して同期指標を表示することができます
- 同期エラーの処理 – 同期エラーはさまざまな形で生じ、ユーザは自身のデバイスからブラウザプラットフォームに同期できなくなります。同期エラーが生じた場合には、原因を特定して適切な修正を行うことが重要です。