コールレポートに MyInsights コンテンツを表示する

  • CRM デスクトップ (Mac) (Sandbox Beta)
  • iPad
  • iPhone

コールレポートの MyInsights セクションには、MyInsights ページの関連コンテンツが表示されます。これにより、ユーザはコールレポートから移動せずに、コールレポートの主要な情報を簡単に確認することができます。

MyInsights の開発者は、コールレポートに表示されるカスタムコンテンツを作成します。例えば、アカウントとの連携に関する推奨、製品の販売データ、コールで実行する手順の概要、または次回の HCP ビジットを通知するためにユーザに情報提供するための他のアカウントデータなどです。

この機能を使用できるユーザ

  • プラットフォーム – CRM デスクトップ (Mac)(Sandbox Beta)、iPad、iPhone
  • ライセンス供与 – MyInsights を使用しているユーザが利用可能
  • ユーザ - 管理者ユーザ、エンドユーザ

コールレポートに MyInsights コンテンツを設定する

この機能を有効化するには

  1. 管理者およびエンドユーザに MyInsights を設定するコールレポートの設定が完了していることを確認します。
  2. MyInsights コンテンツ作成者に、HTML_Report_vod オブジェクトの Call2_vod レコードタイプに対する権限を付与します。
  3. ユーザに Call2_vod オブジェクトの zvod_MyInsights_Widget_vod フィールドに対する参照 FLS 権限を付与します。
  4. 適切な Call2_vod ページレイアウトに 1 列のセクションを作成します。
  5. 新しい列の一つに zvod_MyInsights_Widget_vod フィールドを配置します。zvod_MyInsights_Widget_vod は、セクション内の唯一のフィールドである必要があります。

MyInsights セクションをコールレポートに表示するには、MyInsights レコードが使用可能である必要があります。MyInsights レコードを使用可能にするには:

  1. Call2_vod レコードタイプを使用して HTML_Report_vod レコードを作成し、適切なコンテンツ zip ファイルを添付します。レコードの作成に関する詳細は、MyInsights コンテンツの作成を参照してください。
  2. HTML_Report_vod レコードの Object_RecordType_vod フィールドで Call2_vod レコードタイプを選択します (任意)。レコードタイプを選択すると、Call2_vod レコードタイプに固有のレポートがコールレポートに表示されます。

コールレポートの MyInsights コンテンツの場合、レコードタイプ、プロファイル、共有グループ、object_recordtype の組み合わせごとに、一度に1つの HTML_Report_vod レコードのみが許可されます。

コールレポートに MyInsights コンテンツを表示する

MyInsights コンテンツは、新規コールレポートの作成・編集時に、独自のセクションに表示されます。固有のアクティビティを持つグループコールの場合、各子コールに MyInsights セクションが表示されます。

MyInsights セクションは、コールレポートの作成または編集時にのみ表示されます。コールの表示モード、またはコール送信後は表示されません。

MyInsights コンテンツは、次のいずれかの事象が発生するたびに再レンダリングされます:

  • コールテリトリーまたはコールレコードタイプの変更
  • ユーザが次の場所から戻った時:
  • 出席者管理モーダル
  • ディテーリングの記録モーダル
  • 署名画面
  • [メディアの開始] ボタンから起動した CLM コンテンツ
  • メール送信モーダル
  • 注文の作成モーダル
  • 在庫モニタリングの作成モーダル
  • メディカルインサイトの作成モーダル
  • 医師からの問合せの作成モーダル
  • ユーザは、固有のアクティビティグループコールに対して次のいずれかのアクションを実行します:
  • 出席者コールレポートから親コールに戻る
  • ジャンプ先を使用して出席者コールレポートに移動する

コール情報の照会

MyInsights コンテンツ開発者は、標準の MyInsights クエリ関数を使用して、コールヘッダーとコール出席者情報の問い合わせを行うことができます。現在のコールヘッダー情報の取得には、getDataForCurrentObject メソッドを使用します。コール出席者データを取得するには、getAttendeesForCurrentCall メソッドを使用します。取得データには、ローカルデータベースにコミットされたデータとメモリ内のデータ (ユーザがコールレポートを保存または送信する前に行われた変更) の両方が含まれます。

特記事項

コールレポート上の MyInsights コンテンツでは、以下の機能はサポートされません:

  • ディープリンク関数:
  • newRecord(configObject)
  • viewRecord(configObject)
  • executeSuggestionAction(SuggestionId,actionType)
  • launchMediaForAccount(account, presentationId, keyMessageMediaFileName)
  • sendToMySchedule(configObject)
  • インライン編集関数:
  • createRecord(configObject)
  • updateRecord(configObject)
  • 注文に特化した関数:
  • refreshOrder()

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