調査対象の追加

ターゲットはエンドユーザが調査を実施するアカウントです。ターゲットの所有権は割り当てルールによって決定されます。調査管理者は、調査管理画面から、またはデータロードことによってターゲットアカウントを追加できます。

調査対象が調査に追加されると、レコードが作成されます。アカウントが調査に回答するたびに、固有の調査対象レコードが作成されます。例えば、アカウントが 3 ヶ月ごとに継続調査に回答する場合、その年に調査対象レコードは 4 つ作成されます。

調査管理画面では、特定の調査にアカウントを対象とすることができます。この画面から、調査のための対象リストが作成され、その後でユーザが使用できるようになります。新規対象は調査の発行後に追加することもできます。

対象設定画面は、アカウントリストとアカウントビューの両方からの対象の一括追加をサポートしています。これにより、ユーザが様々なアカウント属性に基づくカスタムリストと、調査全体のリストに入る対象を柔軟に作成できるようになります。また、ユーザはアカウント名のテキスト検索を使用してアカウントを個別に追加することができます。

調査管理画面で対象に設定できるアカウント数は最大 5,000 件です。対象クエリーでは 5,000 アカウントを超える結果は戻されません。ターゲットアカウントの追加後に最大で 5,000 件のアカウントが表示されます。より大規模な調査では、データローダを使用します。

調査が作成された際に Open_vod チェックボックスが選択されている場合、エンドユーザは調査が発行された後にターゲットアカウントを追加することができます。

ユーザが、オープン型調査、継続調査、および CLM 調査にアクセスできる必要がある場合には、Survey_Target_vod オブジェクトの Open_vod および Recurring_vod のレコードタイプにアクセス権限を付与します。

Veeva では、ユーザが所有者になっている調査を表示できるようにするため、所有者ごとにフィルタリングを行って調査対象のビューを作成することが推奨されます。また、これにより、調査を発行するユーザが、どの調査対象レコードが所有者に割り当てられていないかがわかるようになります。

アカウントタイプ別の対象

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オープン型調査へのターゲットアカウントの追加は、アカウントタイプに基づき制限される場合があります。これは、HCP と薬局など、別々のアカウントタイプに対して調査を作成する場合に有効です。

アカウントタイプ別に対象を追加するには:

  1. ユーザに、Survey_vod と Survey_Target_vod objects オブジェクトの Account_Types_vod フィールドに対して FLS 編集権限を付与します。
  2. Account_Types_vod フィールドを適切な Survey_vod オブジェクトのページレイアウトに追加します。

ターゲットのフィルタリング

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ユーザは、調査対象にフィルタを適用して、表示されるターゲットアカウント数を減らすことができます。フィルタボタンを選択すると以下のオプションが表示されます:

  • アカウント調査 – 調査に関連付けられているアカウントの調査対象
  • ユーザ調査 – インターナル利用向けの調査対象アカウント。詳細は、インターナル利用向け調査を参照してください。
  • 期限が近いもののみを表示 – 期限が切れそうな調査管理者は SURVEY_ALERT_THRESHOLD_vod Veeva 設定を日付使用して有効期限を設定することができます。

送信日時で調査対象にスタンプする

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調査対象は、送信される日時でスタンプされ、管理者はこの情報について表示・レポートできます。

継続調査対象は、送信済み日時に基づいて、もっとも最近送信された調査対象の回答で事前入力されます (値が利用可能な場合)。一部の継続調査対象レコードに日時値があり、他にはない場合、送信済み日時により一番最近送信された調査対象が決定されます。

調査対象レコードがロックされている場合、送信済み日時は消去され、調査対象レコードが再送信されたときに再スタンプされます。