コールレポートの製品ディスカッションのカスタマイズ
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製品ディスカッションセクションは、ビジネスニーズに応じて、情報をフィルタリングしたり、詳細情報を表示したりするようカスタマイズすることができます。ユーザは、コールでディテール化された各製品に 1 つ以上の製品ディスカッションを入力する必要もあります。
製品ディスカッションに基づく選択リスト値のフィルタリング
カスタム選択リストは、製品ディスカッションで選択される製品に依存するように設定することができます。ユーザがディテーリングまたはディスカッションする製品を選択する際、Product_vod フィールドは選択された製品に設定されます。zvod_Product_Map_vod の値は自動的に Product_vod フィールドと同じ値に設定され、すべての依存性選択リストは選択された製品に基づく値を表示します。これにより、選択された製品に基づいたデフォルトをユーザに提案することで、コールレポートの効率性を改善します。
例えば、Sarah Jones が Ackerman 医師に Cholecap のディテーリングを行うとします。Sarah が製品ディスカッション選択リストから Cholecap を選択すると、プレゼンテーション選択リストは Cholecap に該当する値のみを含むようにフィルタリングされます。Sarah はこのフィルタリング済みリストから適切なプレゼンテーションを選択します。
製品ディスカッションへのカスタム選択リストの設定
この機能を有効化する前に初期設定を完了させておきます。
製品に依存するカスタム選択リストを設定するには:
- Call2_Discussion オブジェクトの zvod_Product_Map_vod の選択リスト値が有効で、すべてのディテール候補製品と一致することを確認します。zvod_Product_Map_vod フィールドの選択リスト値は、すべての潜在的ディテール製品の名前と一致する必要があります。ディテール製品名のフォーマットは、製品詳細名 | 製品グループ名 (グループのある製品を使用する場合) です。
- Call2_Discussion_vod オブジェクトでカスタム選択リストフィールドを作成します。選択リストの値を値セットで定義された値に制限するチェックボックスのチェックが外れていることを確認します。
- Call2_Discussion オブジェクトに新しいフィールド連動関係を作成して、zvod_Product_Map_vod を制御フィールド、カスタム選択リストをれフィールドとして設定します。
- グリッドを使用して、カスタムフィールドの製品に基づいて表示する値を選択します。
- 適切な Call2_Discussion_vod ページレイアウトフィールドにカスタムフィールドを配置します。
製品戦略および戦術の選択
個別の製品戦略および戦術を製品ディスカッションに関連付けることができます。Product_Strategy_vod 選択リストフィールドには使用可能な製品戦略レコードがリストされ、Product_vod フィールドで選択された製品の製品プラン別に整理されています。Product_Tactic_vod フィールドは、選択された製品戦略の子である製品戦術をリストする、依存性選択リストです。これによりユーザは、コールディスカッションの報告において特異性を高めるため、製品戦略と製品戦術を HCP の特定のディスカッションと紐づけることができます。
例えば Sarah Jones が、競合製品との差別化を図る製品戦略の一環として Cholecap の有効性を話し合うため、Ackerman 医師とその同僚とのランチセミナーを主催するとします。コールレポートのこの情報を取得するため、Sarah は製品戦略選択リストから C P3 戦略 1 を選択し、製品戦術選択リストから HCP ランチセミナーを選択します。
この機能をオフラインプラットフォームで使用するために、適切な VMobile オブジェクト設定レコードが存在していることを確認してください。
前提条件
製品戦略および戦術の設定
製品に依存するカスタム選択リストを設定するには:
- ユーザに Call2_Discussion オブジェクトの Product_Strategy_vod および Product_Tactic_vod フィールドに対する FLS 編集権限が付与されていることを確認します。
- 適切な Call2_Discussion ページレイアウトに Product_Strategy_vod フィールドを追加します。
- 適切な Call2_Discussion ページレイアウトに Product_Tactic_vod フィールドを追加します。
アカウント戦術を製品ディスカッションと関連付ける
ユーザはコールレポートに記録する製品ディスカッションごとに適切なアカウント戦術を選択できます。製品ディスカッションをアカウント戦術に関連付けることで、ユーザは製品ディスカッションがどの程度特定のアカウントプランに貢献し、基づいているかを特定できます。これにより、コールレポートおよびアカウントプランに関連するコール活動のトラッキングにおける特異性が高まります。
例えば Sarah Jones は、Newton Memorial Hospital での Labrinone の採用を増やすためのアカウントプランの一環として、Ackerman 医師とのコールで Labrinone Efficacy 戦術を使用するとします。Sarah はアカウント戦術選択リストから Labrinone Efficacy 戦術を選択し、関連するアカウント戦術をコールレポートの製品ディスカッションに紐づけます。
前提条件
- アカウント戦術が有効化されていること
- Account_Plan_vod フィールドが適切な Call2_vod ページレイアウトに設定されていること
- 選択されたアカウントプランに有効なアカウント戦術があること
- 適切な VMOC がオフラインプラットフォームに配置されていること
製品ディスカッションへのアカウント戦術の設定
- ユーザに Call2_Discussion オブジェクトの Account_Tactic_vod フィールドに対する FLS 編集権限が付与されていることを確認します。
- Account_Tactic_vod フィールドを適切な Call2_Discussion ページレイアウトに配置します。
アカウント戦術の選択
アカウント戦術選択リストは、コールレポートの各製品ディスカッションセクションに表示されます。
選択リストで利用可能なアカウント戦術は、コールレポートのアカウントプラン選択リストから選択したアカウントプランに基づいてフィルタリングされます。選択されたアカウントプランに関連するアカウント戦術のみが表示されます。
必須の製品ディスカッション
ユーザは、確立されたビジネスプロセスから逸脱しないようにするため、コールでディテール化された各製品に 1 つ以上の製品ディスカッションを入力する必要があります。規制に準拠するため、製品ディスカッションの記録が必要となる場合があります。コールレポートの詳細製品に製品ディスカッションが必要な場合に、ユーザが製品ディスカッションを追加せずにコールを送信しようとすると、エラーが表示されます。
ユーザが必須の製品ディスカッションを含む詳細製品をコールレポートに追加すると、製品ディスカッションが自動作成され、その詳細製品が選択解除されない限り削除でwきません。コールを保存または送信する前に、ユーザは必須の製品ディスカッションフィールドに入力する必要があります。
特記事項
製品ディスカッションに必須フィールドがある場合、コールレポートを保存または送信する前に、ユーザはそれらのフィールドに入力する必要があります。コールを保存するには必須ディスカッションフィールドを入力必要があるため、ユーザはコールが実施される前に製品ディテールを選択しないでください。コールが実施され製品ディスカッションが入力される前に製品ディテールを選択した場合、ユーザはコールレポートを保存できません。
必須製品ディスカッションの設定
この機能を有効にするには:
- ユーザに、Product_vod オブジェクトの Require_Discussion_vod フィールドに対する FLS 権限を付与します。
- Product_vod オブジェクトの Require_Discussion_vod ドロップダウンリストで Yes_vod オプションをデフォルトに設定します。
Product_vod オブジェクトの Require_Discussion_vod フィールド内の Yes_vod の値を含む製品の場合、コールレポートの製品ディスカッションセクション内の製品選択リストは読み取り専用となります。
製品ディスカッションおよび製品ディテールのデフォルト動作の定義
管理者は、ディテーリング可能な 1 つの製品のみに割り当てられているユーザに対して製品ディテールとディスカッションのデフォルト動作を定義することができます。この機能は、単一製品に重点的に取り組むユーザに柔軟性とクロスプラットフォームの一貫性を追加します。詳細は、コールレポートのディテーリング製品をご覧ください。