テリトリー管理概要
テリトリーは、エンドユーザを特定の領域に割り当てるために使用されるアカウントの地理的グループです。テリトリーを使用すると、組織はロケーションごとにアカウントをまとめることができます。また、ユーザのアクセス権限を関連アカウントのみに制限することでエンドユーザの効率を高めることもできます。テリトリー管理により、管理者はユーザがアクセス権限を持つアカウントをコントロールできます。Veeva CRM は、異なるビジネスニーズに基づいて、テリトリーの管理に対して複数のアプローチを提供します。
管理者およびテリトリーマネージャは、テリトリー管理を使用して以下のタスクを実行できます。
- 以下のいずれかの方法を使用して、アカウント-テリトリーのアライメントを管理します。
- 郵便番号に基づくアライメント – 郵便番号-テリトリーとも呼ばれ、アカウントは郵便番号-テリトリーのマッピングレコードおよびアカウントの関連住所の Zip_vod フィールドに基づき自動的にテリトリーに関連付けられます
- ブリックまたは住所に基づくアライメント – アカウントはブリック-テリトリーのマッピングオブジェクトおよびアカウントの関連住所の Brick_vod フィールドに基づき自動的にテリトリーに関連付けられます
- アカウントテリトリーローダー (ATL) – ロケーションに関係なく、各アカウントに適用されるアカウント-テリトリー割り当ての明示的なリスト
- Veeva Align – 現場担当者およびテリトリー管理に特化したライフサイエンス業界向けの市販製品。Align は直接 CRM に統合され、現在のアライメントおよび将来のアライメントのためのシナリオ計画を管理する高度な割り当てルールエンジンがあります。現場チームはプレビューを行い、アライメントの変更に関するフィードバックを提供できます。
- 外部で生成されたアライメントを Salesforce エンタープライズテリトリー管理オブジェクトに直接読み込みます
- アライメントのテストおよび実行 – 管理者はテリトリーユーティリティを使用して、割り当てのクリア、割り当てルールの再構築、およびテリトリー割り当てテストの実行ができます。これは、郵便番号-テリトリーおよびブリックに基づくアライメントのみに適用されます。