アライメントのテストおよび実行

管理者は、郵便番号とテリトリーまたはブリックベースアライメントを使用する際、テリトリーユーティリティタブを使用して、アライメントをテストおよび実行できます。ブリック以下のテスト、アライメント、および再アライメントプロセスは、このタブから実行できます。

  • Veeva テリトリールールの再構築 – Salesforce テリトリー階層構造全体に VT_Rule{Territory-Name} の形式で Veeva テリトリールールを作成します。各 Veeva ルールは、;[Territory-Name]; を含む Territory_vod フィールドによって定義されます。

    例えば、Veeva テリトリールールの再構築プロセスによって作成されたこのルールは、アカウントの Territory_vod フィールドに 104 が含まれる場合、すべてのアカウントをテリトリー 104 に割り当てます。

  • テリトリー割り当てのテスト – 割り当てをテストするには、ユーザはアカウントオブジェクトの Territory_Test_vod フィールドに対する FLS 編集権限を有している必要があります
  • 一括割り当ての実行 – ユーザは、各アカウントのアカウントオブジェクトの Territory_vod フィールドに対する編集権限が必要です

    一括割り当てジョブの実行中は組織からログアウトしないでください。ジョブが失敗する原因となります。

  • Exclude_from_Zip_to_Terr_Processing_vod チェックボックスが選択されているかどうかを確認します。選択されている場合、一括割り当ての実行ジョブはそのアカウントでアカウントは実行せず、次の手順に進みます。
  • 処理されたすべてのアカウントの Territory_vod フィールドをクリアします。
  • アカウントに複数の住所がある場合、管理者は関連する住所レコードの Include_In_Territory_Assignment_vod チェックボックスの選択を解除して、関連する住所を除外できます。

    主住所は、Include_In_Territory_Assignment_vod チェックボックスの値を無視します。

各ユーティリティは、ステータスがテリトリーユーティリティタブに表示されているバッチサーバジョブとして実行されます。プロセスが失敗すると、失敗したポイントからアライメントが再開するか、または最初からアライメントを開始することができます。

部分的なアライメントの実行

部分的なアライメントは、テリトリー階層の一部に対するアライメントです。これは、複数の国々で事業を展開し、そのうちの 1 つの国のみに限定してアライメントを実行したい組織、または特定のチームに限定してアライメントを実行し他のチームに影響を及ぼしたくない組織にとって便利です。テリトリー階層の上位ノードから部分的なアライメントを実行しても、すべてのアカウントに対して一括割り当てを実行しても違いはありません。

部分的なアライメントは、既に実行中のアライメントの下位ノードには実行できません。例えば、西部地域にアライメントを実行している場合、この地域のアライメントが完了するまでは子テリトリー西部地域 1 に別のアライメントを実行することはできません。同時に実行できる部分的なアライメントの最大数は 5 です。

すべてのアライメントジョブには、ダウンロードログリンクが用意されています。このリンクを選択すると、アライメントのエラーログをダウンロードします。10MB 未満のエラーログはメールに添付され、ジョブを実行したユーザに送信されます。大容量のログはこのダウンロードリンクからのみ使用できます。

アライメントの連続失敗および部分的なアライメントの処理は、テリトリーの一括割り当てのテストランを実行することによってもテストできます。