カレンダーの共有
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ユーザは、マイスケジュールで他のユーザのカレンダーのアクティビティと自分のカレンダーのアクティビティを重ね合わせ、コール計画やスケジューリングでコラボレーションを実行できます。カレンダーの共有メニューでは、ウーザオブジェクトの標準セキュリティに基づき、ログインしているユーザがアクセスできるすべてのユーザを検索する機能があります。
例えば、Sarah Jones と Larry Lakes はともに Territory 101 のアカウントにアサインされています。Sarah はその週のコールを計画するとき、Larry の共有カレンダーを閲覧します。Sarah のコールとアクティビティは、マイスケジュールに表示されます。Sarah は、彼が訪問する予定のアカウントを確認できるため、その週に Larry が訪問しないアカウントにコールするスケジュールを組みます。カレンダーを共有することで、Sarah と Larry は重複してコールすることなく、すべての適切なアカウントに訪問することを保証します。
カレンダーの共有は、アジェンダビュー、週ビュー、月ビューに対応しています。コールサイクルビューには対応していません。
カレンダー共有の設定
この機能を有効化する前に初期設定を完了させておきます。
この機能を有効にするには、ユーザに Preferences_vod オブジェクトの CALENDAR_SHARE_RECENT_ITEMS_vod フィールドに対して FLS 編集権限を付与します。
共有カレンダーの検索
他のユーザのカレンダーを検索するには、共有カレンダーの横にある検索アイコンを選択します。
適切なユーザを検索して選択します。
最近のカレンダーには、最近閲覧した10件のカレンダーが表示されます。テリトリー階層で自分の下に他のユーザがいる場合、マイチームの下の検索ボックスにチームメンバーが表示されます。これにより、管理者はテリトリー階層に基づいて、部下のカレンダーに素早くアクセスすることができます。
テリトリー階層でユーザの下に他のユーザがいない場合、マイチームは表示されません。カレンダー共有機能と最近のカレンダー機能は引き続き使用できます。
他のユーザのカレンダーを見ることができるのは、ユーザオブジェクトの標準的なセキュリティに基づきます。例えば、ユーザオブジェクトの組織全体共有の既定値がパブリックリードの場合、組織内のユーザも他のユーザのカレンダーを閲覧できます。
共有カレンダーの表示
選択したユーザのカレンダーのコールやアクティビティが、マイスケジュールでログインしているユーザのアクティビティを重ね合わせます。
現在のユーザの予定と共有カレンダーの予定を区別するために、共有カレンダーの予定は黒枠で表示されます。共有されたカレンダーのアクティビティはすべて、現在のユーザに対して読み取り専用となります。共有されたアクティビティへの可視性は標準オブジェクトレベルセキュリティに基づきます。例えば、ユーザがイベントオブジェクトの読み取り OLS 権限を持っていない場合、イベントレコードはマイスケジュールに表示されません。