Lightning での MyInsights コンテンツの表示

  • ブラウザ (Lightning)

動的ページレイアウトを作成するため、管理者は MyInsights コンテンツを Lightning ページに埋め込むことができます。これにはテリトリーレベルコンテンツや特定レコードのみに表示されるコンテンツが含まれます。これにより Lightning ユーザは、標準 Salesforce Lightning コンポーネントとともに、MyInsights コンテンツをオンラインで表示しやり取りすることができます。

例えば、Sarah Jones はデスクトップコンピュータで Veeva CRM を使用しているとします。彼女には、コール前のプランニングと管理タスクの 2 つのテリトリーレベルの MyInsights ビジュアル表示があります。Sarah がオンラインで MyInsights ビジュアル表示を表示できるよう、管理者は両方のビジュアル表示を Lightning の彼女のホームページに追加しました。Sarah はオンラインのビジュアル表示で確認し、日常業務をプランニングできるようになりました。

特記事項

  • 開発者は、queryVDSRecord メソッドを使用して藤堂した Nitro データで Lightning に MyInsight コンテンツを作成することができます
  • 開発者は、index.html ファイルに <!DOCTYPE html> ヘッダーを含める必要があります
  • 複数の MyInsight Lightning ウェブレコードが同じページに表示され、更新された JavaScript ライブラリを使用していない場合、クエリのパフォーマンスが低下する可能性があり、CRM から HTML_Report_vod オブジェクトに関するデータを取得するため getDataForCurrentObject JavaScript メソッドを使用すると誤ったデータが返される場合があります。Veeva では、すべてのコンテンツが更新済みの MyInsight JavaScript ライブラリを使用することが推奨されています。
  • Lightning のテリトリーインサイトは、ユーザがアクセス権限を持つすべてのテリトリーで最大 4,500 のアカウントをクエリできます

Lightning 向け MyInsights コンテンツの設定

Lightning で MyInsight コンテンツを有効化するには:

  1. MyInsightsClassic での MyInsights コンテンツの表示 が設定されていることを確認します。
  2. エンドユーザに MyInsightsService Apex クラスに対するアクセス権限を付与します。
  3. 設定 > セキュリティ > CSP 信頼済みサイトに進みます。
  4. 信頼済みサイトとして組織の Salesforce ドメインを追加します。Salesforce ドメインはマイドメイン設定にあります。

    信頼済みサイトを定義する際には、CSP 指示セクションのサイトで connect-src を許可するチェックボックスを選択します。

  5. 設定 > セキュリティ > CORS に進みます。
  6. 組織の Lightning ドメインを CORS 許可済み由来リストに追加します。Lightning で Veeva CRM を表示する際に、ブラウザのアドレスバーから Lightning ドメインをコピーすることができます。
  7. 適切な HTML_Report_vod レコードに進みます。
  8. Platform_vod フィールドに Lightning を選択します。
  9. モバイルプラットフォームのプラットフォーム固有 WHERE 句で HTML_Report_vod添付ファイル VMOC が有効化されていることを確認します。例えば、iPad と Windows タブレットプラットフォームの HTML_Report_vod VMOC には WHERE 句に以下の条件が含まれます。
    • Platform_vod__c には ('Mobile_Device_vod') が含まれます
  10. Lightning のみのコンテンツがモバイルデバイスに同期しないように、プラットフォーム固有の WHERE 句がない HTML_Report_vod添付ファイル VMOC を無効化します。

Lightning ページへの MyInsights コンテンツの追加

Lightning で MyInsight コンテンツを表示するには、管理者は MyInsight Lightning ウェブコンポーネント (LWC) を Lightning アプリビルダー経由で適切な Lightning ページに追加する必要があります。1 ページに複数の MyInsight LWC を追加することができます。

管理者はタブ LWC にタブとして MyInsight LWC を追加することもできます。ただし、ユーザにタブの MyInsight コンテンツへの表示権限がない場合は、空欄のタブが表示されます。空欄のタブが表示されないように、Veeva では Lightning ページの独立した MyInsight LWC として表示が制限される MyInsight コンテンツを追加することが推奨されます。

以下の Lightning ページタイプは、MyInsight LWC をサポートし、HTML_Report_vod レコードタイプに応じて異なる MyInsight コンテンツを表示することができます:

Lightning ページ

使用可能な HTML_Report_vod レコードタイプ

ホームページ

  • Territory_Insights_vod
  • Territory_Insights_Default_vod

アプリページ

  • Territory_Insights_vod
  • Territory_Insights_Default_vod

アカウントレコードページ

  • Account_Profile_Override_vod
  • KOL_Profile_vod
  • Account_Reports_vod
  • Territory_Insights_vod
  • Territory_Insights_Default_vod

アカウントプランレコードページ

  • Account_Plan_vod
  • Account_Profile_Override_vod
  • KOL_Profile_vod
  • Account_Reports_vod
  • Territory_Insights_vod
  • Territory_Insights_Default_vod

在庫モニタリングレコードページ

  • Inventory_Monitoring_vod
  • Account_Profile_Override_vod
  • KOL_Profile_vod
  • Account_Reports_vod
  • Territory_Insights_vod
  • Territory_Insights_Default_vod

注文レコードページ

  • Orders_vod
  • Account_Profile_Override_vod
  • KOL_Profile_vod
  • Account_Reports_vod
  • Territory_Insights_vod
  • Territory_Insights_Default_vod

その他すべてのレコードページ

  • Territory_Insights_vod
  • Territory_Insights_Default_vod

ページレイアウトに MyInsight LWC を追加した後に、管理者は使用可能な HTML_Report_vod レコードのドロップダウンメニューから表示させるコンテンツを選択することができます。適切なレコードタイプを持つ HTML_Report_vod レコードのみが表示されます。

任意の作業として、管理者はピクセルでコンポーネントの最大高さを定義することもできます。定義されると、コンテンツはサイズ変更されても最大高さを超えなくなります。

iPhone プラットフォームでサポートされていない標準のビジュアル表示を使用する際には、コンテンツが完全に表示できるように、LWC に十分な水平空間があることを確認します。

LWC はレスポンシブであるため、ユーザがブラウザウィンドウのサイズを変更すると、コンテンツもサイズが変更されます。MyInsight コンテンツが動的にサイズ変更できるように、開発者は更新された MyInsight JavaScript ライブラリを使用し、html タグに以下の CSS スタイルを使用しないようにする必要があります:

  • 高さ: 100%
  • 最大高さ: 100%