ライセンス
各タイプの HCP ライセンス番号と有効期限日を、Veeva Network からインポートできます。Network サブスクリプションが実行されると、ライセンスのタイプ(州ライセンス、DEA ライセンスなど)に応じて、住所レコードの適切なフィールドに入力されます。Veeva Network から Veeva CRM にライセンスフィールドをマッピングする必要はありません。インテグレーションで自動的に処理されます。
OpenData に登録している米国のお客様の場合、現在 Controlled Dangerous Substances (CDS) ライセンスはデータ提供の一部であり、関連する HCP の CRM にインポートされます。
サンプリング用の Network ライセンス適格性
Network には、特定の HCP または住所に対するライセンスレコードのサンプル適格性を含むフィールドがあります。各ライセンスレコードのフィールド License_Eligibility__v の値は、新規 CRM フィールドである Address_vod オブジェクトの Network_Sample_Eligibile_vod にマッピングされています。値が「なし」(不適格) にマッピングされている場合、管理者は後で値を入力することができます。
現在 Veeva は、米国およびカナダの以下のライセンスのみサポートしています: 州、DEA、CDS マッピングはハードコード化されます。他のライセンスまたはライセンスタイプのマッピングはサポートされていません。
この機能はデフォルトで有効化されており、設定の必要はありません。
MCSR CDS ライセンスインテグレーション
- ブラウザ
- iPad
マサチューセッツ州では、HCPs に規制対象物質登録 (MCSR) の要件があります。MCSR CDS ライセンスは、医療従事者が規制対象物質を保管する各住所に対して要求されます。
Veeva Network は、Network、OpenData、Veeva CRM 間の MCSR CDS ライセンスのインテグレーションをサポートします。Network インテグレーションにより、マサチューセッツ州のみの CDS ライセンスが指定の住所に入力され、CDS 薬剤スケジュール情報も入力されます。
MCSR マッピングの有効化
CRM で MCSR CDS ライセンスのインテグレーションのマッピングを有効にするには、Address_vod オブジェクトの CDS_Schedule_vod__c フィールドに対して、インテグレーションユーザには FLS 編集権限を付与し、その他のユーザには FLS 参照権限を付与します。
MCSR CDS ライセンスのインテグレーションの使用
Network から MCSR CDS ライセンスのあるレコードをダウンロードすると、インポート処理中に MCSR CDS ライセンス情報がアカウントに含まれます。
例えば、エンドユーザがマサチューセッツ州である HCP と面会したとします。OpenData では、HCP はマサチューセッツ州の CDS ライセンスを持っています。営業担当者は、コールを記録し、HCP にサンプルを提供したいと考えています。営業担当者は Network アカウント検索 使用して、担当するテリトリーに HCP をダウンロードします。該当する HCP の住所が、MCSR CDS ライセンス情報で更新されます。
ユーザは、Network で MCSR CDS ライセンス情報を編集するために [住所 DCR の編集] を送信するか、Network で MCSR CDS ライセンスを作成するために DCR を送信することもできます。
Network Bridge 処理によって、Veeva CRM に MCSR CDS ライセンス情報が入力されます。
CDS ライセンスが必要な州でコールにサンプルを追加する方法については、「非管理およびスケジュール別サンプリングのための CDS 検証を設定する」を参照してください。
Network のライセンスマッピング
- ブラウザ
Network 州ライセンスッピングには、製品を処方しサンプルを受け取るアカウントの機能を示す Address_vod オブジェクトの Network_Sample_Eligible_vod および Network_RXA_Eligiblity_vod フィールドの両方が含まれます。サンプル適格性および処方権は現地法によって異なる場合があるため、この 2 つのフィールドはこれらのマーケットのコンプライアンスを有効化します。
この機能の一部として、Address_vod オブジェクトの Network_Sample_Eligible_vod フィールドのデフォルトラベルは、Network 処方権に更新されます。Network_Sample_Eligible_vod フィールドは、製品を処方するアカウントの機能を表し、Network にあるライセンスオブジェクトの License_Eligiblity__v フィールドにマッピングされます。
Address_vod オブジェクトの Network_RXA_Eligiblity_vod フィールドには、Network RXA 適格のデフォルトラベルがあります。このフィールドはサンプルを受け取るアカウントの機能を表し、Network にあるライセンスオブジェクトの rxa_eligible__v フィールドにマッピングされます。
例えば、Clinton Ackerman 医師が経営しているクリニックは製品を処方できますがサンプルの受け取りはできません。クリニックに関連付けられている Address_vod レコードには、医師が製品を処方することができることを意味する Eligible_vod の Network_Sample_Eligibility_vod フィールド値と、サンプルを受け取ることができないことを意味する Ineligible_vod の Network_RXA_Eligible_vod フィールドがあります。
ライセンスマッピングの有効化
CRM でライセンスマッピングを有効化するには:
- Address_vod オブジェクトの Network_RXA_Eligible_vod フィールドに対して、インテグレーションユーザには FLS 編集権限を、その他すべてのユーザには FLS 参照権限を付与します。
- CRM 全体のすべての適切なサンプル数式フィールドに、Address_vod オブジェクトの Network_RXA_Eligible_vod フィールドの参照を追加します。
既存の住所レコードをサンプル適格性で更新
CRM でこの機能を有効化した後、管理者は Network を使用して、Network_RXA_Eligibility_vod フィールドの既存の Address_vod レコードを入力する必要があります。詳細は、更新された州ライセンスッピングをご覧ください。
Network で処理を実行した後、CRM の Veeva プロセススケジューラに進み、Network サブスクリプション処理を実行します。
強化されたネットワークライセンスマッピング
- ブラウザ
Veeva Network のお客様は、Veeva OpenData が提供する情報に基づいて、CRM に追加のライセンス情報をインポートすることができます。この情報は、Network Bridge または Network アカウント検索を介して CRM にインポートし、CRM 管理者がこの新しい情報を含めるように会社のサンプル資格式をさらにカスタマイズするために使用することができます。
たとえば、Verteo BioPharma の管理者は、アカウントオブジェクトの Sample_Status_vod および License_Valid_To_Sample_vod 数式フィールドを編集して、HCP が規制物質の処方権限も持っている場合にのみサンプルを受け取ることができるようにします。
設定
この機能の設定方法と使用方法の詳細については、ネットワークオンラインヘルプの追加の都道府県ライセンスフィールドを参照してください。