Network およびデータ変更申請設定の概要

Network 設定グループ

Network 固有の設定は、各 Network 設定グループにあります。Network 設定を操作するには:

  1. 設定をクリックします。
  2. 開発を選択します。
  3. カスタム設定を選択します。
  4. Network 設定を選択します。

データ変更申請 (DCR) 作成に関連する設定は、すべての CRM のお客様が利用できる Veeva 設定グループにあります。

データ変更申請および Network の高レベル設定

ユーザがデータ変更申請を作成できるようにするには、DATA_CHANGE_REQUEST_MODE_vod 設定を 1 に設定します。この設定が 0 だと、他のオブジェクト権限に関わらず、ユーザはデータ変更申請を作成できません。

顧客マスターデータの管理に Veeva Network を使用していないお客様は、この設定を有効にすれば Veeva 内でデータ変更申請をキャプチャできるようになります。この設定に加え、管理者は、データ変更申請を作成するユーザのオブジェクト権限と、編集の際にデータ変更申請を生成するフィールドを構成する必要があります。

ユーザが Network お客様マスターユーザであることを示すには、NETWORK_CUSTOMER_MASTER_MODE_vod 設定を 1 にします。この設定が 0 だと、アカウントデータの編集または作成のデータ変更申請が Network に送信されません。1 に設定されると、すべてのデータ変更申請が Network に送信されます。

適切にルーティングされるよう、ユーザが作成した各データ変更申請にこの設定値がスタンプされます。データは、Data_Change_Request_vod オブジェクトの Network_Customer_Master_Mode_vod フィールドに格納されます。

また、データ変更申請を作成したユーザの国が、Data_Change_Request_vod オブジェクトの Country_Mapping_vod フィールドにスタンプされます。データ変更申請を処理する際にどのマッピングを使用すべきか判断するために利用するもので、複数国の実装への対応に役立ちます。管理者は、国の 2 桁の ISO 3166-1 アルファ 2 コードを使用して、ユーザオブジェクトに国フィールドを設定する必要があります。

データ変更申請および Network モードの設定コンビネーションマトリクス

シナリオ

DATA_CHANGE_REQUEST_MODE_vod
(データ変更申請モード)

NETWORK_CUSTOMER_MASTER_MODE_vod
(Network モード)

標準的な CRM ユースケース

0

0

Network アカウント検索 (NAS) が利用可能で、ユーザはデータ変更申請を作成しない。

0

1

Network のない Veeva データ変更申請ユースケース

1

0

Network お客様マスター ユースケース

1

1

マルチステージデータ変更申請ユースケース

2

1

分離された未検証レコード

2

0