複数の通貨でコール経費を記録する
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ユーザは出張で多数の国を回る場合があり、デフォルト以外の通貨でコール経費を報告する必要があります。複数の通貨が組織に有効化されている場合、ユーザはコール経費に適切な通貨を選択することができます。これにより、ユーザは適切な通貨がユーザアカウントに設定されているデフォルト通貨と異なる場合でも、正確に経費を記録できるようになります。
例えば、Sarah Jones がドイツへの出張中に Balfe 医師と昼食をとりながら面会したとします。Sarah は面会のコールレポートを作成します。Sarah がコールレポートに昼食の経費を記録するときに、通貨選択リストから EUR-ユーロを選択して、現地通貨で経費を正確に記録します。
前提条件
組織の Salesforce で複数の通貨が有効化されていることを確認する
複数の通貨でコール経費を設定する
この機能を有効化する前に初期設定を完了させておきます。
- ユーザに、Call2_vod オブジェクトの CurrencyIsoCode フィールドに対する FLS 編集権限を付与します。
- CurrencyIsoCode フィールドを Call2_vod ページレイアウトのコールヘッダーに追加します。
複数の通貨でコール経費を記録する
複数の通貨が組織に有効化されている場合、通貨フィールドはコールヘッダーに表示されます。コールヘッダーの通貨選択リストから、有効な通貨をコールレポートに選択することができます。Call2_vod オブジェクトの全通貨フィールドが、コールヘッダーで選択された通貨を継承します。
コールレポートの zvod_Expenses_vod セクションの上部に表示される通貨選択リストから経費の通貨を選択することもできます。すべてのコール経費ラインレコードは、選択した通貨で保存されます。
関連オブジェクトの通貨フィールドは、この通貨を継承しません。