1 回限りのサンプルドロップの取得
- CRM デスクトップ (Mac (Sandbox Beta)、Windows)
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- iPhone
1 回限りのサンプルドロップの取得を使用すると、ユーザは PDMA 定義ルールの利点を生かして、新規アカウントに 1 回限りのサンプルドロップを提供できるようになります。会社のポリシーによっては、サンプル受領者がライセンスを有する住所でライセンスを保有する証拠 (ライセンス番号など) を提示した場合、ユーザが最初のコールで新規アカウントにサンプルを提供できます。
例えば、Sarah Jones が新規アカウントの Adams 医師のコール中であるとします。Adams 医師は Cholecap と Narbrax のサンプルをリクエストしました。Sarah はコールレポートに Adams 医師のライセンス情報を入力します。この時点で Adams 医師のライセンス情報は都道府県レコードに対して検証されていませんが、彼女は Adams 医師にサンプルを提供します。
1 回限りのサンプルドロップの条件
1 回限りのサンプルドロップは以下の条件を満たしている必要があります:
- 署名するアカウントの住所レコードのフィールドに以下の値が入っている:
- ライセンスステータス = 新規
- サンプルに対するライセンスの有効性 = 現在無効
- ライセンスの有効期限が切れていない (ライセンスの有効期限が現在の日付よりも後)
- ライセンスフィールドが入力されている
- 署名するアカウントが過去にこの会社からのサンプル提供に署名したことがない
条件が満たされていない場合、HCP はバリデーション要件を満たさず、ユーザは署名を取得したり、コールを送信することができません。(署名または送信に対するバリデーション要件の詳細は、署名取得でサンプルを検証するおよびサンプル付きコールの送信を参照してください。)
1 回限りのサンプルドロップの設定
この機能を有効化する前に初期設定を完了させておきます。 追加で、ENABLE_LICENSE_EXP_DATE_BYPASS Veeva 設定のチェックボックスを選択します。
1 回限りのサンプルドロップの使用
アカウントがモバイルプラットフォームから作成された場合、ユーザは 1 回限りのサンプルドロップで新規個人アカウントにサンプルを提供することができます。ブラウザ で作成された新規アカウントは適切な条件を設定することができます。1 回限りのサンプルドロップの条件 を参照してください。
ただし、1 回限りのサンプルドロップは会社から初めてサンプルを受け取る HCP のみに使用できます。ユーザが 1 回限りのサンプルドロップのために HCP の署名を取得すると、アカウントのライセンスステータスが自動的にサンプル済みに設定されます。このライセンスステータスは Veeva CRM ブラウザ に同期され、サンプルに対するライセンスの有効性とサンプルステータスフィールドがどちらも自動的に無効に更新されます。HCP はサンプル管理者またはライセンス検証ソリューションがライセンスを検証し、アカウントのサンプルステータスを有効に更新するまで、それ以上のサンプルを受け取ることができません。
1 回限りのサンプルドロップの制限
1 回限りのサンプルドロップを特定の個人アカウントレコードタイプのすべてのアカウントに対して無効化するには、NEW_ACCOUNT_TYPES_DISABLE_LICENSE_INFO Veeva 設定にカンマ区切りのアカウントレコードタイプのリストを入力します。例:
NEW_ACCOUNT_TYPES_DISABLE_LICENSE_INFO;;KOL,NP,Professional
新規アカウントのレコードタイプがこのリストに含まれる場合、ユーザはアカウントの都道府県ライセンス番号と有効期限を取得できず、1 回限りのサンプルドロップを使用できなくなります。