マイアカウントの表示を設定する

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アカウント詳細画面のフィールド、セクション、およびレイアウトは、標準の Salesforce のセットアップと設定を使用して設定を変更することができます。

CRM for iPad では、処方マトリックス、担当者の処方、オフィスベストタイム機能はサポートされません。

特殊機能にアクセスするには、カスタムボタンおよび Visualforce ページをページレイアウトに配置します。これらの要素について以下の表で説明します。

この機能を使用するには初期設定を完了させておきます。

マイアカウントで特殊機能を有効化するには:

  1. 要素名の列で適切な項目を有効化します。

要素名

タイプ

特殊機能

Record_a_Call

ボタン

マイアカウントのリストページと詳細ページに [コールを記録] ボタンを表示します。ユーザに Call2_vod オブジェクトの作成権限も必要です。

Account_Summary

ボタン

アカウント詳細ページに [アカウント概要] ボタンを表示します。オンラインのアカウント概要レポートに移動します。ユーザに Sales_Transaction_vod オブジェクトの参照権限が必要です。

View_Hierarchy_vod

ボタン

アカウント詳細ページに [階層の表示] ボタンを表示します。子アカウントと親アカウントの関係性を図示する新しいウィンドウが開きます。

MultiChannel_Calendar_vod

ボタン

アカウント詳細ページに [カレンダー] ボタンを表示します。アカウントに対するすべてのアクティビティを表示する新しいウィンドウが開きます。

AccountTerritoryInfoLgtnVod

Visualforce ページ

このコントロールには、アカウントとユーザのテリトリーに対応するテリトリー固有のフィールドが表示されます。表示されたフィールドは、TSF_vod オブジェクトの対応するレコードタイプのページレイアウトによって制御されます。ユーザに TSF_vod オブジェクトの参照権限が必要です。

RatingsLgtnVod

Visualforce ページ

製品指標グリッドを表示します。

SphereOfInfluenceLgtnVod

Visualforce ページ

アカウント詳細ページに [インフルエンスマップ] 操作ボタンを表示します。

アカウントアイコンの割り当て

各アカウントレコードタイプに、割り当てられているアイコンがあります。マイアカウントリストに正しいアイコンが表示されるように、レコードタイプの名前とラベルは変更しないでください。

認識されないレコードタイプには、「不明」アイコンが割り当てられます。

この機能を有効にするには、ACCOUNT_RECORD_TYPE_ICON_MAP_vod Veeva 設定が ACCOUNT_RECORD_TYPE_ICON_MAP Veeva メッセージを指していることを確認してください。次に、Veeva メッセージにリストをダブルセミコロンで区切って入力します。詳細は、アカウントのレコードタイプを参照してください。

例えば、Research_Center_c custom カスタムレコードタイプへの顕微鏡アイコンのマッピングを定義するために、ACCOUNT_RECORD_TYPE_ICON_MAP;;Common を使用することができます。

アカウントウィザード

CRM for iPad は、アカウントの作成において、新規アカウントウィザード、親アカウントウィザード、および新規レコードタイプウィザードをサポートしています。これらにアクセスするには、マイアカウントリストおよびアカウント詳細ページのヘッダーの右側にある [新規レコード] ボタンを選択します。設定の詳細は、Veeva CRM 管理ガイドをご覧ください。

ハイパーリンク数式フィールドの設定

数式フィールドで HYPERLINK() 数式を使用すると、特定の URL へのリンクが作成されます。これらのリンクは、CRM for iPad でのウェブサイトの開始や、カスタム URL スキームが登録されている iPad アプリで使用されます。お客様は動的パラメータ値を用いてリンクを作成することができます。数式フィールドは Veeva オブジェクトからフィールド値を参照します。

ハイパーリンク数式フィールドは、コールレポートのコールディスカッションセクションではサポートされていません。また、ページが参照モードの場合にのみ数式フィールドが表示されます。

フィールド正規表現のバリデーション

フィールド値の形式を検証するために正規表現を設定することができます。入力された値が表現と一致しない場合、設定可能なエラーメッセージがユーザに表示されます。テストできるフィールドは、ページレイアウトに表示されているフィールドのみです。任意のフィールドは、空白の場合はテストされません。

この機能は、以下のデータタイプのアカウントおよび Address_vod オブジェクトのフィールドをサポートしています。

  • 通貨
  • 日付
  • 日時
  • メール
  • 数字
  • 割合 (%)
  • 電話
  • テキスト
  • テキスト領域
  • テキスト領域 (ロング)
  • URL

サポートされている各オブジェクトには、Veeva メッセージの参照を含むカスタム設定があります。カスタム設定の名前は、オブジェクトの名前の後ろに「_REGEX」が付きます。例: “Account_REGEX”、“Address_vod_REGEX”。

カスタム設定の値は、正規表現バリデーションの対象になるオブジェクトのすべてのフィールドの設定を含む Veeva メッセージに対する参照です。Veeva メッセージ参照の形式は、"[Name];;[Category]" です。

参照される Veeva メッセージの形式は、以下のようになります。

[Field Name];;[RegEx];;[Err Msg Name];;[Msg Category]

  • [Field Name] は、バリデーションされるフィールドの API 名です。
  • [RegEx] は、正規表現です。
  • [Err Msg Name] は、エラーメッセージテキストを含む Veeva メッセージ名です。
  • [Msg Category] は、[Err Msg Name] の Veeva メッセージのカテゴリです。

以下の例のように、専門フィールドは大文字で記述する必要があります。カスタムカテゴリの ERR_ACCOUNT_SPECIALTY Veeva メッセージは、エラーメッセージのテキストを定義します。

[Specialty__c];;^[A-Z];;ERR_ACCOUNT_SPECIALTY;;Custom

オブジェクトの複数のフィールドでバリデーションが必要な場合は、3 個のセミコロン (;;;) で各フィールドを区切って設定を分けます。

[Field Name 1];;[RegEx];;[Err Msg Name];;[Msg Category];;;[Field Name 2];;[RegEx];;[Err Msg Name];;[Msg Category];;;[Field Name 3];;[RegEx];;[Err Msg Name];;[Msg Category]

正規表現エンジンにアクセスして、正規表現を設定し、CRM for iPad で正しく解釈されることを確認してください。