アカウントを MCCP レコードとマージする
アカウントがマージされると、優先度が低いアカウントの対象レコードとすべての関連計算処理が適切に実施されるように特殊な処理が実行されます。アカウントが同じ MCCP にある場合には、優先度が低いアカウントの対象が無効化され、未来の処理から除外されます。
無効な対象レコードは削除できます。
例えば、Sarah Jones のサイクルプランに、Ackerman 医師に関して、現在の勤務先と過去の勤務先のものの 2 つの入力が誤って含まれているとします。管理者がアカウントマージを実行すると、Sarah のサイクルプランから古い連絡先情報が削除されます。
この機能を使用するには初期設定を完了させておきます。
サンプル事例
アカウントシナリオ | マージ後の結果 |
---|---|
優先されるアカウントのみが MCCP にある場合のみ | 優先度が低いアカウントが MCCP にないため変更は不要です。 |
優先度が低いアカウントのみが MCCP にある場合のみ | 対象レコードのアカウントルックアップが、優先度が低いアカウントから優先されるアカウントに変わります (標準 SFDC マージ動作)。 対象レコードは有効のままです。 |
優先されるアカウントと優先度が低いアカウントの両方が MCCP にある | 優先されるアカウントの対象レコードは変更されません。 優先度が低いアカウントの対象レコードのアカウントルックアップが、優先度が低いアカウントから優先されるアカウントに変わります (標準 SFDC マージ動作)。 優先度が低いアカウントの対象レコード Status_vod = Merged_vod。 これは、優先度が低い対象のレコードが無効になり、この対象レコードを含むすべての計算が無視されることを意味します。 |