カスタムのマイスケジュールフィルタを作成する
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アカウント、アドレス、Child_Account_vod、ChildAccount_TSF_vod、TSF_vod オブジェクトのフィールドを、ユーザがマイスケジュールのカスタムフィルタとして利用できるようにすることで、幅広い条件に基づいてアカウントのフィルタリングが可能です。
例えば、Sarah Jones は、規制薬物である Narbrax のサンプルの詳細と払い出しを実行するための一連のコールを計画したいと考えています。規制薬物のサンプルを受け取る資格がある住所の HCP へのコールだけを計画するために、彼女はアドレスオブジェクトの DEA_Address_vod フィールドでフィルタリングしています。そして、Sarah は、対象となる住所を持つ HCP のリストに基づいて、コールする計画を立てます。
カスタムのマイスケジュールフィルタを設定する
この機能を有効化する前に初期設定を完了させておきます。
利用可能なフィルタを定義する:
- SCHEDULER_FILTER_vod Veeva 設定に、以下のオブジェクトから適切な API フィールド名をカンマ区切りにしたリストを入力します:
オブジェクト
オブジェクトコード
アカウント
ACC
Address_vod
ADD
Child_Account_vod
CHILD_ACC
ChildAccount_TSF_vod
CHILD_ACC_TSF
TSF_vod (テリトリー特定分野)
TSF
設定値のフォーマットは、[オブジェクトコード].[API フィールド名]で、[オブジェクトコード]はオブジェクトを表します。例、ACC.Career_Status_vod__c,ADD.DEA_Status_vod__c、ADD.License_Valid_To_Sample_vod__c
フィルタオプションは、まずオブジェクト別に表示され (アカウント、Address_vod、TSF_vod の順)、次に SCHEDULER_FILTER_vod Veeva 設定で表示される順に表示されます。
- SCHEDULER_FILTER_vod Veeva 設定に含まれる各フィールドに対して、ユーザが少なくとも FLS の読み取り権限を持っていることを確認します。ユーザがフィールドに対して FLS の読み取り権限を持っていない場合、フィールドはフィルタリングオプションとして表示されません。
SCHEDULER_FILTER_vod Veeva 設定の最大文字数は 255 文字です。設定に必要なすべてのフィールドを保持できない場合は、代わりに対応する Veeva Message を作成します:
- 作成するVeeva メッセージの形式は次の通りです: MESSAGE_NAME;;Category。
- メッセージにSCHEDULER_FILTER_vodという名前を付け、カテゴリをスケジューラーに設定します(オプション)。Veeva 設定と同じ名前にすることで、管理者が簡単にメッセージを見つけることができます。
- Veeva 設定のすべてのフィールドを、同じコロン区切り形式を使用して、新しく作成された Veeva Message のテキストフィールドに移動します。
- SCHEDULER_FILTER_vod Veeva 設定に "MESSAGE_NAME;;Category " を入力します。例: SCHEDULER_FILTER_vod;;Scheduler
MCCP 属性のフィルタリングを有効にするために、マイスケジュールの MCCP フィルタリングをご覧ください。
カスタムのマイスケジュールフィルタを使用する
SCHEDULER_FILTER_vod が有効な場合、アカウントパネルのヘッダーにフィルターアイコンが表示されます。定義されたフィルタに基づいて、マイスケジュールのアカウントをフィルタリングします:
- アカウントパネルからフィルタアイコンを選択します。
- フィルタリングするフィールドを選択します。
- 目的の条件を入力します。フィールドの種類によって、ユーザはフィルタリング基準のオプションを変更できます。
- 適用を選択すると、選択した条件に基づいてアカウントのリストをフィルタリングします。SCHEDULER_FILTER_vod Veeva 設定に複数のフィールドが含まれている場合、ユーザは一度に複数のフィールドでフィルタリングできます。