iPad データ変更申請プロセス
新規アカウントデータ変更申請
新規アカウントデータ変更申請は、Network アカウント検索結果ページから [新規] ボタンをタップすることによってのみ開始できます。ユーザに新規アカウントの作成権限がなくても、Network アカウント検索結果ページに [新規アカウント] ボタンが表示されます。ユーザはこのボタンで作成したアカウントを編集することによって、データ変更申請を作成することができます。
ユーザは、[新規] ボタンをタップした後に標準手順に従って新規アカウントを作成します。変更内容の保存後に、データ変更申請メモウィンドウが表示されます。
データ変更申請メモフィールドは任意の項目です (データ変更申請オブジェクトの Notes_vod フィールド)。データスチュワードまたは同等の担当者向けに変更理由またはその他のメモを入力します。
Notes_vod フィールドには絵文字を入力しないでください。
[送信] ボタンをタップすると、次回の同期時に処理されるようデータ変更申請が送信されます。
通常 iPad プラットフォームが生成する補足データ変更申請品目の方が、ブラウザプラットフォームよりも多いです。値が入力されたページレイアウトの各フィールド (デフォルト値を含みますが、LastModifiedDate といったシステムフィールドは含みません) はデータ変更申請品目により作成されます。Network フィールドにマッピングされたデータ変更申請品目のみが Network に送信されます。
アカウントデータ変更申請の編集
ユーザにデータ変更申請オブジェクトおよび Account_vod レコードタイプへのアクセス権限がある場合、[編集] ボタンをクリックするとアカウント編集データ変更申請ページが開きます。右側にロックアイコンがついたデータ変更申請管理フィールドが表示されます。データ変更申請管理フィールドの値を変更した場合、ユーザが [保存] をタップするとデータ変更申請
データ変更申請管理以外のフィールドは、通常通りに編集することが可能で、[保存] をクリックすると保存されます。
アカウントデータ変更申請確認ページ
データ変更申請確認ウィンドウの上部セクションは、メモフィールドです (データ変更申請オブジェクトの Notes_vod フィールド)。データスチュワードまたは同等の担当者向けに変更理由またはその他のメモを入力します。メモフィールドは任意のフィールドですが、データ変更申請ページレイアウト上で強制することにより必須フィールドにすることができます。メモフィールドのサイズを大きくすることに関する情報は、データ変更要求内の長文タイトルを参照してください。
アカウントのデータ変更申請管理フィールドのみが、データ変更申請確認ウィンドウの下部セクションに表示されます。フィールド名および旧値とともに新規値が表示され、現在値に基づいて入力されます。新規値フィールドはオレンジ色で強調表示されます。
[送信] ボタンをタップすると、次回の同期時に処理されるようデータ変更申請が送信されます。
新規住所データ変更申請
住所オブジェクトに対する作成権限を持たないユーザが [新規住所] ボタンをクリックすると、住所作成ページ経由でデータ変更申請が作成されます。ユーザは、住所作成ウィンドウで情報を編集できます。[保存] をタップすると、データ変更申請メモウィンドウが表示され、詳細を提供することができます。
データ変更申請メモフィールドは不要です (データ変更申請オブジェクトの Notes_vod フィールド)。データ変更申請ページレイアウト上で強制することにより必須フィールドにすることができます。データスチュワードまたは同等の担当者向けに変更理由またはその他のメモを入力します。
[送信] ボタンをタップすると、次回の同期時に処理されるようデータ変更申請が送信されます。
住所データ変更申請の編集
ユーザがデータ変更申請オブジェクトおよび Address_vod レコードタイプへのアクセス権限を持つ場合、[住所データ変更申請の編集] を送信することができます。右側にロックアイコンがついたデータ変更申請管理フィールドが表示されます。必要に応じてページ上の値を変更することができます。[保存] をタップするとデータ変更申請確認ウィンドウが表示されます。
データ変更申請管理以外のフィールドは、通常通りに編集することが可能で、[保存] をクリックすると保存されます。
住所データ変更申請確認ページ
データ変更申請確認ウィンドウの上部セクションは、メモフィールドです (データ変更申請オブジェクトの Notes_vod フィールド)。データスチュワードまたは同等の担当者向けに変更理由またはその他のメモを入力します。メモフィールドは任意のフィールドですが、データ変更申請ページレイアウト上で強制することにより必須フィールドにすることができます。
住所のデータ変更申請管理フィールドのみが、データ変更申請確認ウィンドウの下部セクションに表示されます。フィールド名および旧値とともに新規値が表示され、現在値に基づいて入力されます。新規値フィールドはオレンジ色で強調表示されます。
[送信] ボタンをタップすると、次回の同期時に処理されるようデータ変更申請が送信されます。
新規子アカウントデータ変更申請
新しい子アカウントを作成する方法は 2 つあります:
- メンバー参加先関連リストを選択して、個人アカウント詳細ページの + ボタンをタップする
- メンバー関連リストを選択して、組織アカウント詳細ページの + ボタンをタップする
ユーザに新規子アカウントの作成権限がある場合、標準プロセスが使用されます。ユーザに新規子アカウントの作成権限がなくても、ユーザはこの方法でデータ変更申請を作成することができます。
- データ変更申請を作成して表示するには、ユーザにデータ変更申請オブジェクトへのアクセス権限が必要です。
- Child_Account_vod レコードタイプがユーザに表示可能である必要があります
親/子関係を設定するには:
- 親アカウントを選択します。
- 親アカウントを主たるアカウントに設定します (該当する場合)。
- 子アカウントを選択します。
- 保存を選択します。データ変更申請メモページが表示されます。
必要に応じてユーザは親アカウントを選択して主たるアカウントに設定することができます。その後、ユーザは子アカウントを選択することができます。データ変更申請メモ (データ変更申請オブジェクトの Notes_vod フィールド) は不要です。データ変更申請ページレイアウト上で強制することにより必須フィールドにすることができます。データスチュワードまたは同等の担当者向けにデータ変更申請の理由またはその他のメモを入力します。
[送信] を選択すると、次回の同期時に処理されるようデータ変更申請が送信されます。
子アカウントデータ変更申請の編集
ユーザがデータ変更申請オブジェクトおよび Child_Account_vod レコードタイプへのアクセス権限を持つ場合、[子アカウントデータ変更申請の編集] を送信することができます。右側にロックアイコンがついたデータ変更申請管理フィールドが表示されます。必要に応じてページ上の値を変更することができます。[保存] をタップするとデータ変更申請確認ウィンドウが表示されます。
データ変更申請管理以外のフィールドは、通常通りに編集することが可能で、[保存] をクリックすると保存されます。
子アカウントデータ変更申請確認ページ
データ変更申請確認ウィンドウの上部セクションは、メモフィールドです (データ変更申請オブジェクトの Notes_vod フィールド)。データスチュワードまたは同等の担当者向けに変更理由またはその他のメモを入力します。メモフィールドは任意のフィールドですが、データ変更申請ページレイアウト上で強制することにより必須フィールドにすることができます。
子アカウント のデータ変更申請管理フィールドのみが、データ変更申請確認ウィンドウの下部セクションに表示されます。フィールド名および旧値とともに新規値が表示され、現在値に基づいて入力されます。新規値フィールドはオレンジ色で強調表示されます。
[送信] ボタンをタップすると、次回の同期時に処理されるようデータ変更申請が送信されます。
PAW/NAW で任意のフィールドを使用する
親アカウントウィザード (PAW) または新規アカウントウィザード (NAW) は、アカウント作成処理中に、アカウントのプレビューページ全体を表示します。ユーザは、データ変更申請を保存する前にすべてのフィールドを編集することができるため、NPI や電話番号といったアカウントに関する詳細情報を保存することができます。この補足情報は、データスチュワードによるアカウント検証を効率化します。
この機能を有効にするには、ACCT_PREVIEW_DURING_CREATION_vod Network 設定に値「1」を入力して有効化します。親アカウントウィザード/新規アカウントウィザードの [保存] ボタンが [続ける] ボタンに置き換わります。[続ける] ボタンをクリックすると、アカウントプレビューページが表示され、ユーザは必須でないフィールドに値を入力することができます。
FLS およびオブジェクト表示ルールは、アカウントプレビューページに適用されます。ユーザに、オブジェクトに対する編集権限がない場合は、データ変更申請管理フィールドのみが編集可能です。
この機能は以下のモードに適用されます:
- 通常の Network モード (Veeva 設定 "Data Change Request Mode" = 1 かつ Veeva Network 設定 "Network Customer Master Mode" = 1)
- Network なしのデータ変更申請モード (Veeva 設定 "Data Change Request Mode" = 1 かつ Veeva Network 設定 "Network Customer Master Mode" = 0)
- 未証明のレコードの作成モード (Veeva 設定 "Data Change Request Mode" = 2 かつ Veeva Network 設定 "Network Customer Master Mode" = 1)