プッシュ通知の管理

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プッシュ通知は、活動のユーザに通知するために、モバイルデバイスにポップアップ (トースト) 表示を作成します。ユーザは Veeva CRM アプリから、例えばサイクルプランのリマインダーなど、重要な、実行可能な、または一刻を争うアラートのプッシュ通知を受け取ることができます。これによりユーザは、重要な情報が利用可能になったタイミングを知ることができ、Veeva CRM を開始して最新情報を手動で確認する必要がなくなります。ユーザはプッシュ通知を選択して Veeva CRM を自動的に開始し、ホーム画面の通知センターで通知を表示することができます。

特記事項

  • プッシュ通知を受け取るためには、デバイスにインターネット接続が必要です。
  • iOS で Veeva CRM に独自の証明書を使用してサインインするお客様は、Veeva CRM でプッシュ通知を使用するために有効な証明書が必要です。詳しくは、プッシュ通知を参照してください。

プッシュ通知の設定

プッシュ通知を設定するには:

  1. プッシュ通知を受け取る各デバイスのすべての VMOC を含め、マイアラートレコードが完全に設定されていることを確認します。
  2. Mobile_Device_vod オブジェクトに VMOC の完全同期を有効化します。
  3. 管理者に以下の権限を付与します:

    オブジェクト

    OLS

    レコードタイプ

    フィールド

    FLS

    Alert_vod

    CRUD

    • Push_Notify_APNS_Status_vod

    • Last_Push_Notify_APNS_Datetime_vod

    編集

    Alert_Profile_vod

    CRUD

    Last_Push_Notify_APNS_Datetime_vod

    編集

    Alert_User_action_vod

    CRUD

    Last_Push_Notify_APNS_Datetime_vod

    編集

    Mobile_Device_vod

    CRUD

    iOS_vod

    • Active_vod

    • App_Deleted_Datetime_vod

    • AppID_vod

    • Device_vod

    • Last_App_Version_vod

    • Last_Connected_Datetime_vod

    • Last_Device_Model_vod

    • Last_OS_Version_vod

    • Log_Out_Datetime_vod

    • Mobile_ID_vod

    • Push_Company_Alerts_Disabled_vod

    • Push_Notifications_Enabled_vod

    • User_vod

    編集

    ユーザ

    CRUD

    Mobile_CRM_App_Access_Disabled_vod

    編集

  4. エンドユーザに以下の権限を付与します:

    オブジェクト

    OLS

    レコードタイプ

    フィールド

    FLS

    Mobile_Device_vod

    CRU

    iOS_vod

    • Active_vod

    • App_Deleted_Datetime_vod

    • AppID_vod

    • Device_vod

    • Last_App_Version_vod

    • Last_Connected_Datetime_vod

    • Last_Device_Model_vod

    • Last_OS_Version_vod

    • Log_Out_Datetime_vod

    • Mobile_ID_vod

    • Push_Company_Alerts_Disabled_vod

    • Push_Notifications_Enabled_vod

    • User_vod

    編集

    ユーザ

    R

    該当なし

    Mobile_CRM_App_Access_Disabled_vod

    参照

  5. Veeva プロセススケジューラに進みます。
  6. [モバイル CRM のスケジュール済みプッシュ通知] プロセスを選択して、モバイル CRM アプリ管理ページを表示します。
  7. Veeva CRM 接続管理セクションで編集を選択します。
  8. 適切なマルチチャネルインテグレーションユーザの認証情報を追加します。
  9. 認証情報の検証を選択して、認証情報を確認します。

プッシュ通知のテスト

管理者は、通知が正しく送信され、エンドユーザが受信するように、Sandbox 組織でプッシュ通知をテストすることができます。

テストユーザを追加するには:

  1. カスタム設定 > モバイル CRM 設定 > 管理
  2. 編集を選択してデフォルト組織レベル値のセクションでテストユーザを変更します。
  3. Push_Notification_Test_User_vod フィールドでテストユーザの Salesforce ユーザ名を入力します。

    このフィールドが対応できる文字数は最大 255 文字です。255 文字を超えるユーザ名を使用するには、Veeva メッセージにユーザ名を入力して、Push_Notification_Test_User_vod フィールドに Veeva メッセージを入力します。複数のユーザを設定するには、セミコロンで区切ったユーザ名のリストを使用します。

プッシュ通知の設定

管理者は、具体的なアラート用にプッシュ通知を送信するよう選択することができます。

アラートにプッシュ通知を設定するには:

  1. 適切な Alert_vod レコードに移動します。以下のフィールドが入力されていることを確認します。

    • Activation_Date_vod – プロセススケジューラがアラートの通知を送信できるようになる日付を定義します
    • Expiration_Date_vod – プロセススケジューラがアラートの通知を送信できなくなり、かつアラートがマイアラートに表示されなくなる日付を定義します
      有効期限の年は 2038 年より前である必要があります。
    • Alert_Profile_vod – アラートの通知を受信するユーザプロファイルを定義します
  2. Push_Notify_APNS_Status_vod フィールドを Queued_vod に設定します。

スケジューラがアラートに関するプッシュ通知を正常に送信した後にAlert_vod レコードの Push_Notify_APNS_Status_vod フィールドは Processed_vod に自動更新されます。Last_Push_Notify_APNS_Datetime_vod はスケジューラが実行された時間に更新されます。

Push_Notify_APNS_Status_vod フィールドを Queued_vod に編集しなおしても、アラートのプッシュ通知は再送されません。同じアラートのプッシュ通知を再度送信するには、管理者は Alert_vod レコードをコピーするか、同じ情報で Alert_vod レコードを新規作成する必要があります。

プッシュ通知のスケジュール

管理者は、Veeva プロセススケジューラ経由でプッシュ通知をスケジュールすることができます。

プッシュ通知をスケジュールするには:

  1. Veeva プロセススケジューラに進みます。
  2. モバイル CRM のスケジュール済みプッシュ通知プロセスの編集を選択します。
  3. 適切なスケジュール情報を入力します。詳細は、プロセススケジューラを参照してください。
  4. 保存を選択します。

プッシュ通知を直ちに送信する

管理者は、直ちに Veeva プロセススケジューラ経由でプッシュ通知を送信することができます。

直ちにプッシュ通知を送信するには:

  1. Veeva プロセススケジューラに進みます。
  2. モバイル CRM のスケジュール済みプッシュ通知プロセスの実行を選択します。

  3. 確認用ポップアップで実行を選択します。

プッシュ通知の表示

プッシュ通知を設定してから最初に Veeva CRM アプリにサインインすると、確認用のポップアップが表示されます。エンドユーザは、[許可する] を選択して CRM アプリがプッシュ通知の受領と表示ができるように許可します。

ユーザが [許可しない] を選択すると、プッシュ通知はアプリで無効となります。iOS 設定アプリ経由で有効化するには:

  1. 設定アプリに進みます。
  2. 通知を選択します。
  3. Veeva CRM アプリを選択します。
  4. 通知の許可の切り替えボタンを選択します。

Veeva CRM ユーザのプッシュ通知を受信するようデバイスの権限を変更したら、ユーザはアプリを終了し、変更を適用するために再度サインインします。

ユーザは、Veeva CRM アプリがアクティブになっているかどうかにかかわらず、いつでも自分のデバイスにプッシュ通知を受信し、常にコンテンツや時間的制約のあるタスクの最新情報を得ることができます。プッシュ通知は画面上部に表示されます。プッシュ通知を選択すると自動的に Veeva CRM が起動します。

ユーザは Veeva CRM で通知を表示することもできます。通知センターを表すベルボタンがホーム画面に表示され、さらにユーザが最後に通知センターにアクセスしてから何件新規通知を受け取ったかを示すバッジの件数も表示されます。

ユーザは、ベルボタンを選択して、過去 6 ヶ月間に受け取ったすべての通知を一覧表示することができます。再度ベルボタンを選択して通知センターを終了すると、バッジ件数はおよびクリアされます。

通知を非表示にするには、特定の通知を右から左へスワイプし、「非表示」を選択します。

ユーザは特定の通知を選択してアラートレコードの詳細を表示することができます。特定の通知を表示した後に、受領時間横の赤色のドットが消え、ユーザが通知を選択して表示したことが示されます。

ユーザが立て続けに通知センターを開いて閉じると、ベルボタンのバッジ件数とアプリアイコンは、ユーザがログインしているデバイス上で直ちにリセットされる場合があります。また、Veeva CRM アプリを再インストールした後は、バッジ件数はすぐにリセットされないため、ユーザには通知センターに通知が表示されません。

通知センターの通知に表示される受信日時は、ユーザが通知をデバイスで受信した日時ではなく、通知を表示するためにユーザが通知センターを最初に開いた日時です。