プロセススケジューラ

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プロセススケジューラは、他の Veeva プラットフォームで差分インテグレーションジョブを処理できる Veeva CRM のユーティリティです。ユーティリティエンジンは、Salesforce.com 外にあり、Salesforce.com Apex やスケジュールされているジョブに依存しません。毎時、毎日、毎週の間隔でジョブをスケジュールするために使用することができ、詳細なログの記録を含みます。

以下の Veeva インテグレーションジョブタイプがサポートされています:

  • Vault インテグレーション処理
  • Approved Email - Vault の Approved Email コンテンツサブスクリプションを実行します
  • CLM 処理 - Vault で CLM コンテンツサブスクリプションをスケジュールします
  • Network インテグレーション処理
  • Network データ変更申請更新 (受信) 処理 - Network でデータ変更申請更新処理をスケジュールしますこの処理は、現在提出されているデータ変更申請の更新を確認します。
  • Network データ変更申請再試行 (送信) 処理 - Network へのデータ変更申請再送信処理をスケジュールします。この処理は、これまで Network に正常に送信されなかったデータ変更申請を再送信します。

プロセススケジューラを設定するには:

  • VF ページ「Scheduler_Administration_vod」を指す「Veeva プロセススケジューラ」という名前の Visualforce タブを新規作成します。
  • システム管理者プロファイルにタブを割り当てます。
  • Veeva プロセススケジューラを開き、組織に適用するインテグレーションタスクを定義します。
  • 処理が正常に実行されるかテストした後、監視/ジョブ/Apex ジョブに進み、「VEEVA_MULTICHANNEL_SCHEDULED_TASKS」Apex クラスにスケジュールされた既存の Apex ジョブを削除します。

「N 時間/日/週間ごと」の値が「0」の場合、次回スケジュールされているジョブが実行されません。

開始時間の時間帯は、「ユーザの時間帯の実行」に一覧表示されています。ジョブは常にこの時間帯で実行されます。

インテグレーション後にユーザに警告する

予定されたインテグレーション処理が完了した後に、Approved Email、Network および CLM のインテグレーション管理者に対してメール警告が送信されるようになりました。各プロセスでは最大 2 種類のメールが作成されます:

  • 本番環境ステータスレポート
  • 本番環境障害

本番環境ステータスレポートは、各プロセスが実行するごとに送信され、そのプロセスの統計概要を含みます。本番環境障害アラートは、プロセス実行中に問題が発生した場合にのみ送信されます。

サンドボックスタイプの環境にはレポート/警告は送信されません。

メールには、CRM および Vault ユーザ名、ID、CRM、Vault ログイン結果、およびプロセス自体の統計概要が含まれます。

デフォルトで、メールはインテグレーションユーザに送信されます。プロセススケジューラセクション下部のセクションで、追加メール受領者を設定することができます。[アクション] 列の [編集] を選択して受領者の追加/削除を行います。

Veeva スケジュール済み処理ページのセクションに警告/ステータスレポート管理が追加され、これを使うとお客様はカスタムメールアドレスを上記の各処理に設定することができます。

受信者警告に受領者メールを追加するには、Veeva プロセス管理ページの処理名横にある編集リンクをクリックします。

Veeva は、MC のスケジュール済み処理に対して以下を推奨しています:

  • プロダクション組織は毎時スケジュールする。(安全対策プロセスがあるため Approved Email が最も重要です。CLM は、Vault から発行することができるためそれほど重要ではありませんが、スケジューリングも OK です)
  • サンドボックスは必要に応じてアドホックスケジュールする。多くの活動を持つ CLM サンドボックスがある場合、プロセスをスケジュールすることはできますが、すべてのサンドボックスを予定通り実行できません
  • 作成中のボックスは常にアドホックで実行し、スケジュールする必要はありません

可能な限り、オフセットは 5~10 分でスケジュールして、多くのプロセスが同時に実行されないようにします。

「CRM へ公開」の Vault 機能は、スケジュールに頼るのではなく、サンドボックスのリフレッシュジョブをトリガーするために使用する必要があります。これは、コンテンツ管理者にとってより便利であり、スケジュールが実行されるのを待つよりもコンテンツを CRM すばやくプッシュします。

この機能に設定は必要ありません。