アーキテクチャ
かつて SAP や Siebel などの企業ソフトウェアアプリケーションは、Oracle や DB2 などのクライアント/サーバプラットフォーム上に構築されていました。サービスとしてのソフトウェア (SaaS) は、新しいタイプのプラットフォームを必要とするアプリケーションを構築する画期的な新手法です。Veeva CRM SaaS アプリケーションは、Salesforce SaaS プラットフォーム上で開発され、このプラットフォームを利用します。Veeva CRM の基本アーキテクチャを以下に示します。
特筆すべきは、すべてのお客様データが Salesforce.com データセンターに保存されている点です。セキュリティ、レポート、インテグレーションおよびカスタマイズは Salesforce プラットフォームで実行されます。Veeva CRM アーキテクチャは、ユーザインタフェースロジック、ユーザインタフェース制御、データモデルおよびデータ指向ロジックで構成されています。Veeva CRM のデータ指向ロジックは APEX トリガーで、ユーザインタフェースロジックは Salesforce.com 複合フレームワークを使用したサーバベースの Java コードで実装されています。制御は JavaScript および Flash で記述されます。
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