イベントタイプ

Events Management に組織、プロファイルおよび個別ユーザが設定できたら、次の手順はどのイベントタイプをシステムで管理するかを定義することです。

イベントタイプの例として、講演者プログラム、会議、展示会および諮問委員会などが挙げられます。EM_Event_vod オブジェクトのレコードタイプが、システムで作成できるさまざまなイベントのタイプを定義します。

Veeva Events Managementを使うと、国別および期間別の異なるイベントタイプごとにさまざまなフロー (例: 要求、承認、実行、終了) を設定することができます。イベントフローはこのように設定されるため、各イベントには地域全体で同じレコードタイプを使用することが推奨されます。詳細はイベントフローの定義をご覧ください。

イベントタイプの設定は、イベント設定レコードを使用して分類されます。このレコードは、特定の期間の設定一式を保持します。例えば、ある年の 1 月 1 日から 12 月 31 日に講演者プログラムの設定セットを定義することができます。このレコードには、同設定セットを使用する国の一覧も含まれます。関連付けられた設定セットの 1 つにおいて、その年に発生する講演者プログラムイベントのタイプは、指定されたルールに従います。

イベント設定セット内に含まれる設定は次の通りです。

  • イベント設定の有効期間 (イベント設定オブジェクト)
  • この設定を使用する国 (イベント設定国オブジェクト)
  • 使用するページレイアウト (イベントレイアウトオブジェクト)
  • 使用するイベントフロー (イベントアクションオブジェクト)
  • イベントに参加する講演者または外部専門家を選択するルール (イベントルールオブジェクト)

設定項目が複数の国で同じである場合、1 つのイベント設定セットを使用し、それを複数の国に関連付けます。国ごとに設定内容が大幅に異なる場合には、各国で異なるイベント設定セットを使用します。

イベントタイプを定義するには:

  1. レコードタイプを作成し、説明を入力します。

    • 同じレコードタイプの名前とラベルを使用して、EM_Event_vod と Medical_Event_vod オブジェクトの両方でイベントタイプを定義します。
  2. チェックボックスを「有効」に設定します。
  3. イベントを作成するユーザプロファイルに、この新規レコードタイプに対する権限を付与します。

このレコードタイプをいつ/どこで使用するかを定義します:

  1. イベントタイプ (レコードタイプ名) と期間を含む新規 Event_Configuration_vod レコードを作成します。
  2. この期間のこのイベントタイプ設定を使用する国を追加します。

    例 – 米国およびカナダにおける 2014 年 12 月 1 日 から 2015 年 12 月 31 日 までの講演者プログラム。

同じイベントタイプ/国の組み合わせに期間をオーバーラップさせたイベント設定セットが 2 つ存在しないようにしてください。