講演者の年初来 Cap のリセット
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講演者 Cap は、1 年間に HCP に譲渡できる合計金額の制約です。年初来 (YTD) 講演者 Cap は、スケジュールされた Apex クラスを通じて、顧客のニーズに合わせて自動的に日付でリセットすることができます。これにより、複数国の実装に柔軟性を提供することもできます。
EM_Speaker_vod オブジェクトの 2 つのフィールドである Year_to_Date_Reset_Month_vod と Year_to_Date_Reset_Day_vod が、再計算が行われるタイミングを決定します。再計算により、Year_to_Date_Spend_vod と Year_To_Date_Utilization_vod のフィールドが更新されます。
リセットフィールドに値がない場合、経費と使用のフィールドが更新されるタイミングを決定するためにデフォルトの日付が使用されます。
設定
- 翌年の講演者ステータスが設定されていることを確認します。
管理者ユーザに以下の権限を付与します。
オブジェクト
OLS
レコードタイプ
フィールド
FLS
EM_Speaker_vod
CRUD
–
- Year_to_Date_Reset_Month_vod
- Year_to_Date_Reset_Day_vod
編集
Next_Year_Reset_Date_vod
参照
- 管理者ユーザに Speaker_YTD_Caps_Reset Apex クラスに対するアクセス権限を付与します。
- 毎日実行するよう Speaker_YTD_Caps_Reset Apex クラスをスケジュールします。
すべての適切な EM_Speaker_vod レコードについて、以下フィールドに入力します:
- Year_to_Date_Reset_Month_vod
- Year_to_Date_Reset_Day_vod
これら 2 つのフィールドを基準に、Next_Year_Reset_Date_vod フィールドが自動入力されます。
使用方法
再計算のロジックは次の通りです:
- Expense_Header_vod オブジェクトに関連するイベントレコードの Start_Time_vod フィールドが、Year_to_Date_Reset_Month_vod と Year_to_Date_Reset_Day_vod 以上で、かつこれらのフィールドに次に予想される値未満である
- 講演者または関連アカウントのいずれかが、経費を負担した人物である
- 経費タイプは講演者 Cap に含まれている
Year_To_Date_Utilization_vod は、以下の場合に EM_Event_Speaker_vod レコードの件数で再計算されます。
- EM_Event_vod オブジェクトの Status_vod フィールド値が Canceled_vod でない
- EM_Event_vod オブジェクトの Start_Time_vod フィールドが、Year_to_Date_Reset_Month_vod と Year_to_Date_Reset_Day_vod 以上で、かつこれらのフィールドに次に予想される値未満である
- EM_Event_Speaker_vod オブジェクトの Status_vod フィールドが、SPEAKER_ROLLUP_STATUS_FILTER Veeva 設定で定義された値と一致する。設定が入力されていない場合、Attended_vod または Signed_vod の値を持つレコードがカウントされます。