コールレポートに追加情報を表示する

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管理者は Call2_vod オブジェクトでカスタムプルインフィールドを作成して、関連付けられたオブジェクトからの情報を表示できます。これにより、関連データで自動的に入力するフィールドを作成し、設定することで、コールレポートも合理化されるため、手動で情報を入力する必要がなくなります。

例えば、Sarah Jones が非処方者の Josh Andrews とのコールを記録するとします。Sarah の会社では、非処方者に対してはコールの記録が義務付けられており、処方者が関連付けられている必要もあります。関連付けられた処方者がアカウント読取り関係としてアカウントレコードに保存されるように、Sarah の組織を設定します。Tonja Holma は、Josh Andrews に関連付けられた処方者です。Sarah の管理者は、コールレポートでプルインフィールドを作成して、Tonja Holma が関連付けられた処方者として Josh Andrews とのコールで自動的に表示されるようにします。

コールプルインフィールドの設定

この機能を有効化する前に初期設定を完了させておきます。

Call2_vod オブジェクトで新しいカスタムプルインフィールドを作成するには:

  1. フィールド名とAPI 名フィールドで、zvod_<Object Name>_<Field Name> 形式を使って新しい Call2_vod フィールド を作成します。

    • 適切な略称を使って、<Object Name> を以下のサポートされたオブジェクトのいずれかで置き換えます。

      構文が重要になるため、以下の説明に従って設定する必要があります。

    • ACC – Call2_vod レコードの Account_vod フィールドと一致するアカウントレコードからのプルイン値
    • ADP – Call2_vod レコードの Parent_Address_vod フィールドと一致する Address_vod レコードからのプルイン値
    • ADS – Call2_vod レコードの Ship_To_Address_vod フィールドと一致する Address_vod レコードからのプルイン値
    • TSF – Account_vod フィールドと Territory_vod フィールドが Call2_vod レコードのフィールドと一致する TSF_vod レコードからのプルイン値
    • <Field Name> をソースオブジェクトからの適切なフィールド API 名で置き換えます

      例えば、カスタムプルインフィールド zvod_TSF_Associated_Prescriber_vod がアカウントと関連付けられた適切な TSF_vod レコードからの Associated_Prescriber_vod フィールドを表示します。

    フィールド名は 40 文字以下にしてください。

  2. 適切なデータタイプを選択します。データタイプとその長さは、ソースフィールドと一致する必要があります。次のデータタイプがサポートされています。

    チェックボックス通貨日付日時
    メール数字割合 (%)電話
    選択リストテキストテキスト領域ルックアップ

    データタイプが選択リストかルックアップの場合は、利用可能な値のすべてがソースフィールドと一致する必要があります。

  3. すべてのユーザに新規フィールドに対する FLS 編集権限を付与します。
  4. 新規フィールドを適切な Call2_vod オブジェクトページレイアウトに編集可能または参照専用として配置します (任意)。プルインフィールドがページレイアウトで編集可能になっている場合は、コールレポートを保存する前に値をオーバライドできます。

コールプルインフィールドを使用する

コールプルインフィールドは、[コールレポート] ボタンを選択した際に新規作成されたコールと、マイスケジュールから編集された訪問予定でサポートされます。

コールに関する住所またはテリトリー情報が保存前に変更されると、関連付けられたプルイン情報もそれに従って更新されます。例えば、Sarah Jones がコールを保存する前に署名者の入れ替え機能を使用すると、すべての zvod_ACC プルインフィールドが自動的にリフレッシュされます。

コールを保存または送信すると、プルインフィールドは既存のフィールド値でスタンプされます。プルイン情報は、コールの保存後にリフレッシュされません。

フィールドが Call2_vod ページレイアウトにない場合でも、カスタムプルインフィールドで関連付けられた情報が入力されます。

カスタムプルインフィールドは、アカウントに対して行われたコールでのみサポートされます。

コールレイアウトセクションごとにサポートされたプルインフィールド

レイアウトセクション個々のコールでサポートされたオブジェクトグループコールでサポートされたオブジェクト
コールヘッダー
  • ACC
  • ADP/ADS
  • TSF
  • ACC
  • ADP
  • TSF
--asf セクションシグナル

    --paa を使用する場合:

  • ACC
  • TSF
  • ACC
  • TSF

ユニーク活動コール用にサポートされたプルインフィールド

フィールドタイプサポートされたオブジェクトレイアウトセクション
親および子フィールド
  • ACC
  • TSF
  • コールヘッダー – 編集可能
  • UA – 編集可能、ヘッダーでは非表示
  • --asf セクションシグナル – 編集可能、ヘッダーでは非表示
親フィールド
  • ADP
  • ヘッダー – 編集可能
  • UA – 参照専用
子フィールド (Unique_Person_Fields_vod)
  • ADS
  • ヘッダー – 非表示
  • UA – 編集可能、ヘッダーでは非表示