アカウントタイムラインのマルチチャネル活動

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マルチチャネルアクティビティモジュールは、アカウントに関連する内部およびサードパーティシステムのカスタムアクティビティを保存することができます。これにより、アカウントタイムラインと CRM ホームページ上にカスタムアクティビティを自動表示することができます。

カスタムアクティビティを表示するには、カスタムレコードタイプを設定します。

アカウントタイムラインにマルチチャネルアクティビティを設定する

この機能を使用するには初期設定を完了させておきます。

アカウントタイムラインにカスタム活動を設定するには、以下の設定手順に従います。

オブジェクトレベルの権限を定義する

オブジェクトレベルの権限を定義するには:

  1. 以下の権限を付与します: 

    オブジェクトOLSレコードタイプフィールドFLS
    Multichannel_Activity_vod参照該当なし該当なし該当なし

    Multichannel_Activity_Line_vod

    参照

    該当なし該当なし該当なし
    Account_Overview_Layout_vod参照該当なし該当なし該当なし
  1. マルチチャネルアクティビティを「プライベート」に設定します。これはオプションで、レコードセキュリティが必要な場合に使用する必要があります。
  2. 適切に共有ルールを設定します。マルチチャネルアクティビティオブジェクトがプライベートに設定されている場合は、任意で使用例をサポートします。

カスタムページレイアウトの作成

カスタムページレイアウトを使用して、レコードをオンラインで表示したり、アカウント詳細画面に関連リストを追加したりします。ページレイアウトは、新規カスタムアクティビティレコードを手動で作成するのに使用することもできます。カスタムページレイアウトを作成するには:

  1. 以下のオブジェクトにカスタムページレイアウトを作成します:
  • Multichannel_Activity_vod
  • Multichannel_Activity_Line_vod (使用している場合)

  1. ページレイアウトのすべてのフィールドを「参照専用 」とマークします。
  2. 適切なアカウントページレイアウトに Multichannel_Activity_vod 関連リストを追加して、適切なユーザにアカウント詳細ページからマルチチャネルアクティビティレコードが表示されるようにします。
  3. レイアウトから [新規] ボタンを削除します。これは任意ですが推奨されます。

ページレイアウトのフィールド数は、第三者のデータにより異なります。最低限のフィールド一式に入力する必要があります。詳細はデータマッピング経由でアクティビティを追加するを参照してください。

レコードタイプの追加

カスタム活動は新規レコードタイプ下に作成されます。レコードタイプラベルは、ホームページとタイムラインに表示されるため、できるだけ具体的な記述にすることが推奨されます。レコードタイプを追加するには:

  1. 以下のオブジェクトにカスタムレコードタイプを作成します:
  • Multichannel_Activity_vod
  • Multichannel_Activity_Line_vod (使用している場合) - ソースデータによってこのオブジェクトの要不要が決まります

API 名はマルチチャネルアクティビティと同じものとしてください。レコードタイプラベルはホームページのアラートに表示されます。ラベルを適用し、翻訳ワークベンチで翻訳することもできます。

  1. データロード情報であるプロファイルにレコードタイプを割り当てます。
  2. 両方のオブジェクトのカスタムレコードタイプにページレイアウトを割り当てます。

タイムラインの設定

  1. 以下の権限を付与します: 

    オブジェクトOLSレコードタイプフィールドFLS
    Account_Overview_Layout_vod該当なし該当なしzvod_Timeline_Engage_vod参照
  2. Account_Overview_Layout_vod ページレイアウトに zvod_Timeline_Engage フィールドを追加します。

オフラインのモバイルデバイスにタイムラインを設定するには:

  1. 以下の権限を付与します: 

    オブジェクトOLSレコードタイプフィールドFLS
    VMobile_Home_Page_Layout_vod該当なし該当なしzvod_mc_activity_vod参照
  2. 以下のオブジェクトに iPad VMOC レコードを有効化します:
  • Multichannel_Activity_vod - WHERE 句を確認してください。例: LAST_N_DAYS がコールに対して 30 日と 90 日
  • Multichannel_Activity_Line_vod

  1. エンドユーザのプロファイルに、VMOC で使用されるすべてのフィールドに対する参照アクセス権限があることを確認します。
  2. 適切なレイアウトに zvod_mc_activity_vod フィールドを公開します。

データマッピング経由でアクティビティを追加する

カスタムアクティビティは、ページレイアウト経由で新規レコードを追加して手動で作成できます。あるいは、データローダを使用するか、force.com API 経由で一括ロードすることもできます。ソースファイルを確認して、共有ルールに使用されるフィールドの他にも Multichannel_Activity_vod または Multichannel_Activity_Line_vod オブジェクトに追加のフィールドを作成する必要があるかを定義します。

アカウントタイムラインおよびマルチチャネルホームページに表示するため、カスタム活動には以下のマルチチャネル活動フィールドが必須です:

  • レコードタイプ (マルチチャネル活動) はカスタムレコードタイプである必要があります
  • Start_DateTime_vod (マルチチャネル活動)
  • 任意の作業: URL_vod (マルチチャネル活動) フィールド CRM ユーザに表示される活動に関する説明文を含むことができます
  • URL_vod に値を表示するには、Site_vod (マルチチャネル活動)が NULL である必要があります
  • 子マルチチャネル活動項目レコードは任意です。これらの項目はモバイルデバイスには表示されません。

アカウントタイムラインにカスタムマルチチャネルアクティビティをカスタムする

管理者ユーザは、カスタムマルチチャネルアクティビティを設定して、カスタムレコードタイプを使用する際に、アカウントタイムラインにその他の情報を表示することができます。これにより、例えば、Salesforce Marketing Cloud インテグレーションに関連づけられたものなど、タイムライン上のさまざまなカスタムマルチチャネル活動が区別されます。

ユーザは、カスタムマルチチャネル活動を下位分類するための追加的なアイコンおよび/または色を表示できます。

また、ユーザは関連情報を一目で表示するマルチチャネル活動の拡大表示にアクセスできます。これにより、ユーザの事業にカスタマイズされたデータを表示することができます。詳細は、タイムラインビューをご確認ください。

以下のグラフィックは利用可能なアイコンを示しています。

アカウントタイムラインにカスタムマルチチャネルアクティビティを設定する

アカウントタイムラインでのカスタム Multichannel_Activity_vod 活動の表示を設定するには:

  1. 以下の権限を付与します: 

    オブジェクトOLSレコードタイプフィールドFLS
    Multichannel_Activity_vod該当なし該当なし
    • Icon_vod
    • Color_vod
    参照

2.適切な Multichannel_Activity_vod カスタムレコードタイプに適用される Icon_vod 選択リスト値を有効化します。

3.適切な Multichannel_Activity_vod カスタムレコードタイプに適用される Color_vod 選択リスト値を有効化します。

デフォルト選択リスト値をレコードタイプ別に設定して、各カスタムマルチチャネルアクティビティタイプに一貫した色とアイコンを維持することができます。

カスタムアイコンと色はサポートされていません。

アカウントタイムラインでカスタムマルチチャネル活動の表示を使用する

ユーザが Icon_vod または Color_vod フィールドに FLS 権限を有している場合、活動の拡大表示には、Multichannel_Activity_vod ページレイアウトの最初のセクションで設定された最初のフィールドが 6 つまで表示されます (名前、Account_vod、Start_DateTime_vod および RecordType フィールドを除く)。フィールドの表示順序は、ページレイアウト内の位置に基づきます。

Multichannel_Activity_Lines_vod レコードが存在する場合、かつ関連リストが Multichannel_Activity_vod ページレイアウトで設定されている場合には、最初の 2 列が表示されます (名前フィールドを除く)。レコードは、関連リストの設定に従って並び替えられます。

この機能は、Multichannel_Activity_vod オブジェクトのカスタムレコードタイプにのみ適用されます。

カスタムマルチチャネル活動のデータロードプロセスの簡素化

インテグレーションユーザに、マルチチャネルアクティビティの読み込みをより効率的に行える方法を提供するため、SFDC ID のレコードタイプではなく、読み込みファイルの DeveloperName 別にレコードタイプを表示できるようになりました。Multichannel_Activity_vod と Multichannel_Activity_Lines_vod の両方のオブジェクトでのプロセスが、DeveloperName を使用して RecordType を解決します。

カスタムマルチチャネルアクティビティのデータロードプロセスの設定

RecordType DeveloperName を使用してデータロードを有効化するには、インテグレーションユーザに、Multichannel_Activity_vod と Multichannel_Activity_Lines_vod のオブジェクトの Record_Type_Name_vod フィールドに対する FLS 編集権限を付与します。