MyInsights コンテンツのインライン編集
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MyInsights 開発者は、インライン編集で高度な MyInsights コンテンツを作成して、MyInsights から移動することなく、選択したフィルタ値またはカスタムデータを保存することができます。お客様は、MyInsights のユーザ活動を取得・分析し、未来のコンテンツを改善することができます。
例えば、Sarah Jones がコール前のプランニングの MyInsights ページを確認しているとします。Sarah は、製品フィルタを Cholecap に設定し、希望する時間帯フィルタを「先週」に設定します。フィルタ値は直ちに保存されます。次に Sarah がページに進むと、保存された値でフィルタリングされたものが表示されます。
Veeva では、Veeva オブジェクトでこの機能を使用することは推奨されていません。
コールレポートエントリーポイントにある MyInsights ページでは、以下の機能はサポートされていません。
- createRecord(configObject)
- updateRecord(configObject)
MyInsights コンテンツは、ウェブストレージ やIndexedDB などのストレージに対するブラウザ API の使用をサポートしません。代わりに、開発者は MyInsights_Data_vod レコードにデータを保存できます。
MyInsights にデータ保存を設定する
MyInsights データ保存を設定するには:
- エンドユーザに対して、レコードを作成および更新する各オブジェクトへの CRU アクセス権限を付与します。
- エンドユーザに対して、データを保存するオブジェクトの各フィールドへの FLS 編集権限を付与します。
MyInsights_Data_vod レコードを作成するには、エンドユーザに対して、オブジェクトへの CRU アクセス権限と、HTML_Report_vod および Mobile_Id_vod フィールドへの FLS 編集権限を付与します。
- 適切なプラットフォームの各オブジェクトに VMOC の完全同期を有効化します。
MyInsights コンテンツのインライン編集
コンテンツ開発者は、MyInsights コンテンツで createRecord と updateRecord 機能を呼び出し、サポートされるデータタイプのオブジェクトとフィールドのレコードをエンドユーザが管理できるようにすることができます (カスタムを含む)。詳しくは、MyInsights JavaScript ライブラリをご覧ください。
エンドユーザが MyInsights コンテンツを表示する際にデータを作成および保存するには、管理者がエンドユーザにインライン編集できるコンテンツで使用されるオブジェクトのすべてのフィールドに対する FLS 編集権限を付与する必要があります。
カスタムオブジェクトを使用するには、オブジェクトにテキスト (100) (固有かつ大小文字を区別しない) データタイプの Mobile_ID_vod フィールドがあることを確認してください。
管理者は、MyInsights コンテンツで使用されるすべてオブジェクトに MyInsights_Modified_By_vod フィールドを作成することができます。このフィールドは、ユーザオブジェクトのルックアップフィールドである必要があります。エンドユーザがコンテンツをインライン編集するたびに、MyInsights_Modified_By_vod フィールドに自動的にユーザが入力されます。管理者はこのフィールドをエラーのトラブルシューティングに使用することができます。
カスタム Vod フィールドは作成しないでください。Mobile_ID_vod および MyInsights_Modified_By_vod フィールドは例外です。詳細は、管理上すべきこととすべきではないことをご覧ください。
以下のデータタイプのフィールドは、MyInsights から直接作成・更新できます。
- ルックアップ
- チェックボックス
- 日付
- 日時
- 電話
- メール
- 数字
- テキスト
- テキスト領域
- テキスト領域 (ロング)
- 主従関係
管理者は MyInsights_Data_vod オブジェクトに主従関係を作成しないでください。
- 選択リスト
- 複数選択可の選択リスト
次のフィールドは、どのオブジェクトのレコードでも作成または更新できません。
MyInsights_Data_vod オブジェクトを使用して MyInsights からデータを保存するには、管理者は MyInsights_Data_vod にカスタムフィールドを作成し (例: ユーザが MyInsights コンテンツの表示に費やした時間を保存するフィールド)、ユーザに各フィールドに対する FLS 編集権限を付与する必要があります。
Veeva では、Veeva ビジネスロジックに統合したオブジェクトにこの機能を使用することは推奨していません。また、Veeva では、トリガー、プロセス構築、ワークフロールール、バッチプロセス、その他後処理や非同期プロセスを MyInsights_Data_vod オブジェクトで使用することは推奨していません。