WeChat CRM のコーチングレポートの使用

コーチングレポートにより、お客様はマネージャと営業担当者の間でコーチングと監視を行うためのターゲットフォームを作成できるようになります。コーチングレポートをすべて記入すると、共同作業の後に評価と建設的なフィードバックを提供することができます。コーチングレポートは、ページの右上にある Salesforce の標準印刷可能画面リンクを使用してオンラインで印刷できます。

マネージャと営業担当者の間でレポートを共有するには、コーチングレポートレコードの作成時に、レコードの所有者をレビュー対象従業員に切り替えます (この処理は組み込まれたトリガーを使用して行うこともできます)。レコードの所有者である従業員は参照専用権限を持っているため、マネージャが完了したレポートを表示できますが編集はできません。マネージャはロール階層で従業員よりも上位にいるため、作成したレポートを編集することもできます。

詳細はコーチングレポート (標準)を参照してください。

コーチングレポートの設定

参照権限および編集権限は、ユーザのプロファイルに基づくアクセス権限によって制御できます。この共有モデルが正しく機能するため、お客様は正確なロール階層を維持し、組織全体の Coaching_Report_vod オブジェクトの共有デフォルトで階層を使用したアクセス権限の付与チェックボックスが選択された状態にする必要があります。

  1. 以下の権限を付与します:

    オブジェクト

    管理者

    マネージャユーザプロファイル

    Coaching_Report_vod

    CRUD

    CRU

    エンドユーザに Coaching_Report_vod オブジェクトに対する OLS 参照権限がある場合、コーチングレポートは、WeChat CRM でトップレベルのメニュー項目として表示されます。

  2. COACHING_TEAM_SCOPE WeChat 設定に適切な値を入力します。
    • 設定 = 0 の場合、すべてのアクティブユーザのデータを検索できます
    • 設定 = 1 の場合、限定されたアクティブユーザのデータのみを検索できます (manager_ID = 現在のユーザ)