JavaScript を使用してユーザ活動をトラッキングする
- CRM デスクトップ (Windows)
- iPad
- iPhone
CLM コンテンツ内の詳細なユーザ活動の分析をサポートするには、createRecord および updateRecord JavaScript 関数を使用して HTML5 コンテンツで実行された特定のユーザアクションをキャプチャできるようにコンテンツをコード化します。これらの活動には、ボタンの選択や特定のジェスチャー (クリックストリームデータ)、あるいはアカウントオブジェクト上における HCP のメールアドレスの更新などの一般的なデータのキャプチャが含まれます。使用可能な関数の詳細については、CLM JavaScript ライブラリをご覧ください。
Call2_Key_Message_vod レコードを作成するために createRecord 関数を使用しないでください。そうすると、コールキーメッセージの Veeva 定義ロジックに影響します。
データをカスタムオブジェクトに保存する場合、エンドユーザがオブジェクトに対する OLS CRU アクセス権限と、データを保存するフィールドに対する FLS 編集権限を持っていることを確認してください。
カスタム情報のキャプチャにはクリックストリームデータを使用できます。HTML5 コンテンツ内にカスタムコントロールを構築することによって、回答をキャプチャし、後でコールレポートに直接表示させることができます。
さらに、コールクリックストリームオブジェクトは、コールに対してレコードが作成されるたびに、以下のフィールドを自動入力することができます。フィールドに手動で入力された値は上書きされます:
- Call_vod – 現在のコールレコード ID に設定されます
- Product_vod - 対応する Key_Message_vod レコードの Product_vod
- Key_Message_vod - 対応する Key_Message_vod レコードのレコード ID
- CLM_ID_vod - 対応する Key_Message_vod レコードの CLM_ID_vod
- Presentation_ID_vod - CLM_Presentation_vod レコードの Presentation_ID_vod
コールレポート上でキャプチャされたコールクリックストリーム情報を表示するには、適切な Call2_vod オブジェクトページレイアウト上の個別のセクションに zvod_Surveys_vod フィールドを追加します。このセクションには、回答表が表示されます。表には、クリックストリームオブジェクトの以下の 5 つのフィールドが表示されます:
- プレゼンテーション ID
- 製品
- キーメッセージ名
- 要素トラッキングの説明
- 回答
表に表示されるフィールドの設定を変更することはできません。
クリックストリームのキャプチャを実装する場合、コンテンツ作成者は各スライドおよび/またはプレゼンテーションの一部としてキャプチャされるデータ量に注意する必要があります。各スライドに多量のレコードを作成すると、ユーザの同期時間が長くなり、オンラインアプリケーションのレポートモジュール上のパフォーマンスが低下します。