Approved Email コンテンツに脚注と引用を追加する

フラグメントには医学的主張が含まれる場合が多いため、治験、説明およびその他の参照を含むフラグメントの情報は、正しく引用され番号が付けられる必要があります。

Approved Email を使用すると、コンテンツ作成者は、フラグメント内で脚注と引用を動的に作成・定義することができ、これらの引用を対応するテンプレートの他の場所で定義することができます。

フラグメントに脚注と引用を追加する

以下のトークンを使うと、コンテンツ作成者は、脚注と引用をフラグメントに追加・定義することができます。

トークン

説明

{{FootnoteSymbol[Sequence Number]}}

脚注記号を挿入します。順序は次の通りです:

  1. *
  2. §
  3. ||

例えば、{{FootnoteSymbol[3]}} は ‡ とレンダリングされます。

さらに脚注記号が必要な場合、複数のトークンを含めることで記号を複製することができます。

例えば、{{FootnoteSymbol[3]}}{{FootnoteSymbol[3]}} は ‡‡ とレンダリングされます。

{{CitationNumber[Sequence Number] }}

上付き文字の引用番号を挿入します。連番は 0 を除く正の整数である必要があります。

例えば、語句 Cholecap{{CitationNumber[2]}} は Cholecap2 とレンダリングされます。

連番は論理上のものであり、メールには直接印刷されません。設計者が、フォルダに実際に印刷される脚注/引用とフラグメントの脚注/引用参照を視覚的に関連付けやすくするためのものです。

{{FootnoteStart}}

脚注セクションの開始をマークします。脚注セクションのコンテンツは、フラグメントから解析され、テンプレートの {{InsertFootnotes}} トークンの代わりに挿入されます。

{{FootnoteStart}} と {{FootnoteEnd}} トークンの間に HTML コメントを含めないでください。

{{FootnoteEnd}}

脚注セクションの終了をマークします。

{{CitationStart}}

引用セクションの開始をマークします。引用セクションのコンテンツは、フラグメントから解析され、テンプレートの {{InsertCitations}} トークンの代わりに挿入されます。

{{CitationStart}} と {{CitationEnd}} トークンの間に HTML コメントを含めないでください。

{{CitationEnd}}

引用セクションの終了をマークします。

{{CitationSummaryStart}}

引用サマリーセクションの開始をマークします。引用サマリーセクションのコンテンツは、フラグメントから解析され、テンプレートの {{InsertCitationSummaries}} トークンの代わりに挿入されます。

{{CitationSummaryStart}} と {{CitationSummaryEnd}} トークンの間に HTML コメントを含めないでください。

{{CitationSummaryEnd}}

引用サマリーセクションの終了をマークします。

脚注と引用を使用したフラグメントの例

コピー
<tr>
  <td>
    <p>
      Cholecap には HDL 値を低下させ、LDL 値を上昇させる効果があります{{FootnoteSymbol[1]}}{{CitationNumber[1]}}。
    </p>
  </td>
</tr>

{{FootnoteStart}}
<tr>
  <td>
    {{FootnoteSymbol[1]}}: ベースラインの 24 時間あたりの UUI 中央値:  Cholecap 8 mg が 7.8、プラセボが 7.7
  </td>
</tr>
{{FootnoteEnd}}

{{CitationSummaryStart}}
<tr>
  <td>
    <b>Lakes L</b>: Cholecap の有効性に関する 12 週間の固定用量無作為化二重盲検プラセボ対照国際試験。  
  </td>
</tr>
{{CitationSummaryEnd}}

{{CitationStart}}
<tr>
  <td>
    {{CitationNumber[1]}}: Lakes L Cholecap の臨床効果。
  </td>
</tr>
{{CitationEnd}}

テンプレートに脚注と引用を追加する

以下のトークンは、引用と脚注に関する情報がテンプレートに配置される場所を指定します。

トークン

説明

{{InsertFootnotes}}

メールテンプレートに脚注を挿入します。

{{InsertCitationSummaries}}

メールテンプレートに引用サマリーを挿入します。

{{InsertCitations}}

メールテンプレートに引用を挿入します。

脚注と引用は、オンラインまたは iPad プラットフォームの「編集」や「プレビュー」モードでは表示されません。メール受領者に対してのみ表示されます。

脚注と引用を使用したテンプレートの例

コピー
<html>
  <head>
  </head>
  <body>
    <p>Ackerman 先生、いつもお世話になっております。</p>
    <p>以下の通り、Cholecap に関する情報をお知らせいたします。</p>
    <table>
      {{insertEmailFragments}}
    </table>
    <p>お伝えできる情報がほかにありましたら是非ご連絡ください。</p>
    <table>
      {{InsertFootnotes}}
      {{InsertCitations}}
      {{InsertCitationSummaries}}
    </table>
  </body>
</html>

脚注と引用を使用した送信済みメールの例

以下は、上記のフラグメントとテンプレートの例を使用したメールが受領者にどのように表示されるかを示した例です:

 

Ackerman 先生、いつもお世話になっております。

以下の通り、Cholecap に関する情報をお知らせいたします。

Cholecap には HDL 値を低下させ、LDL 値を上昇させる効果があります*1

お伝えできる情報がほかにありましたら是非ご連絡ください。

*: ベースラインの 24 時間あたりの UUI 中央値: Cholecap 8 mg が 7.8、プラセボが 7.7

1: Lakes L Cholecap の臨床効果。

Lakes L: Cholecap の有効性と安全性に関する 12 週間の固定用量無作為化二重盲検プラセボ対照国際試験。