SAP Concur 同期のスケジューリング
お客様は SAP Concur 同期のタイミングと頻度を設定し、カスタマイズすることができます。時期は時間単位で設定可能です。
ジョブをスケジュールするには:
- 設定をクリックします。
- アプリ設定を選択します。
- 開発を選択します。
- Apex クラスを選択します。
- Apex をスケジュールを選択します。
- ジョブの名前を入力します。
- Apex クラスの VEEVA_RUN_CONCUR_SYNC_PROCESS を入力します。
- 頻度を選択します。Veeva は、SAP Concur 同期を一日一回実行するように設定することをお勧めします。
- 開始日を入力します。
- 終了日を入力します。
- 開始時間を選択します。
- 保存を選択します。
管理者は、[設定] > [管理者設定] > [監視] > [スケジュール済みジョブ] の順に移動して、スケジュールされているジョブを表示、更新、または削除することができます。
SAP Concur 同期ログの同期詳細
Veeva SAP Concur インテグレーションのトラブルシューティングを円滑に進めるため、いくつかの列が SAP Concur 同期ログに追加されました。SAP Concur 管理タブからダウンロード可能です。管理者は同期ログにアクセスし、失敗した同期やエラー通知の詳細を把握できます。ログファイルは、経費ポストステータスコード、エラーメッセージおよび例外などを含む各経費ポストに関する情報が掲載された列で構成されています。
Concur 管理タブの Concur 同期履歴テーブルは、過去 90 日間の同期履歴 (無制限ではない) が表示されます。
今回のリリースで新たに追加される列は以下の通りです。
- ReportSummaryList
- 特定ユーザのすべての未送信経費レポートを取り込む SAP Concur API からの応答が掲載されます。
- ReportSummary
- ReportSummaryList の最新の経費項目。
- 追加経費を追加する場所を特定するために使用します。
- ReportDateTime により ReportSummaryList をソートして確定します。
- ReportForBatch
- SAP Concur に未送信経費レポートが存在しない場合、この列には新規経費レポートの作成に使用する XML が表示されます。
- CreateReportResult
- ReportForBatch ポストの SAP Concur API からの応答が掲載されます。
- ExpensePostStatusUpdateResult
- SAP Concur 同期プロセス終了時に作成されるバルク API ジョブの結果が掲載されます。バルク API ジョブは、同期で処理されるすべてのレコードの Expense_Post_Status_vod__c を更新するために使用されます。
ReportSummaryList、ReportSummary、ReportForBatch および CreateReportResult フィールドは、特定ユーザの同期ログの一行目のみに値が入力されます。同じ情報になるので、当該ユーザの各行にこの情報を重複して入力する必要はありません。同期ログ CSV ファイルのサイズ縮小化にもつながります。