セールスデータファイルのロード

セールスデータファイルをロードするには、ファイルを Veeva 環境に転送し、分析管理ページで処理する必要があります。ファイル処理の一環として、データのロードを支援することを目的としてデータバリデーションやエラーレポートを行ういくつかの機能があります。

固定レポートのリポジトリにロードされるアカウント数が 50,000 件を超えた場合、パフォーマンスに影響します。

ロード処理時とロード処理後のユーザ支援のため、以下にご注意ください:

  • データエラーレポートは、Salesforce に存在する必要があるセールスデータのフィールドをチェックするために使用できます。チェックできるフィールドには以下が含まれます:
  • 名前 (Brick_Hierarchy_vod オブジェクト)
  • 名前 (Analytics_Data_Channel_vod オブジェクト)
  • Payer_Id_vod (アカウントオブジェクト)
  • 名前 (テリトリオブジェクト)
  • すべてのエラーレポートを Analytics_Filed_vod レコードページから、または自動化ファイルロードコントロール (.ctl) ファイルから実行することができます。コントロールファイルからエラーレポートを実行するには、以下のプロパティを 1 つ以上含めます:
  • RUN_BRICK_ERROR_REPORT=True
  • RUN_DATA_CHANNEL_ERROR_REPORT=True
  • RUN_PAYER_ERROR_REPORT=True
  • RUN_TERRITORY_ERROR_REPORT=True
  • RUN_ACCOUNT_ERROR_REPORT=True
  • RUN_MARKET_ERROR_REPORT=True
  • RUN_PRODUCT_ERROR_REPORT=True
  • RUN_ZIP_ERROR_REPORT=True
  • RUN_CONTROL_TOTALS_REPORT=True
  • CheckErrors に Move_To_Production プロパティを設定すると、エラーレポートにエラーがない場合にのみファイルが生産に進みます。

    エラーレポートが実行されている場合、固定レポートはすべてのレポートが完了するまで待機し、その後このプロパティを確認します。

  • メールプロパティは CTL ファイルで定義できます。このプロパティの値は、カンマで区切られた有効なメールアドレスの一覧です。すべてのメール通知が定義されたアドレスに送信されます。
  • CTL ファイルで指定された SFDC ユーザが認証処理に失敗した場合、メール通知はメールプロパティで定義されたアドレスに送信されます。
  • メールプロパティがコントロールファイルにない場合は、メール通知はファイルに指定された SFDC ユーザのメールアドレスに送信されます。
  • 生産データを復元できるように、新しくデータセットが生産確認されるたびに、現在の生産データセットがアーカイブされます。アーカイブ済みのファイルがある場合は、分析管理ページにリンクが表示されます。このリンクは、生産ステータスにアーカイブ済みファイルを保存します。

    固定レポートは、分析マーケットおよびデータマップテンプレートに基づいてデータセットを決定します。例えば、アップロードされたファイル名は異なるものの、同じ分析マーケットおよびデータマップテンプレートを有している場合は、同じデータセットとみなされます。

[エラーレポートの実行] ボタンを Analytics_File_vod オブジェクトページレイアウトに追加することができます。このボタンが選択されると、[エラーレポートの実行] ダイアログボックスが表示されます。