JD-NET セールスデータファイルの処理
分析管理者ページから手動で処理できる他のセールスデータファイルとは異なり、JD-NET セールスデータファイルは、その性質上、特定のコントロール (CTL) ファイルを使用して自動処理する必要があります。
セールスデータファイルごとに:
- 自動化ファイル処理のためのコントロールファイルを upload.ctl という名前をつけて作成します。upload.ctl には以下の情報を含め、冒頭と末尾にブロック区切り記号を入れる必要があります。コピー
CTL ファイルの例
[start]
# salesforce ユーザ名とパスワード
USER=vodadmin@customer.com
PASSWORD=password
# 列ヘッダーを定義するデータマップテンプレートの salesforce ID
DATA_MAP_TEMPLATE_ID=sfdcid
# 列データタイプを定義する salesforce トランザクションオブジェクト
TX_OBJ_NAME=Sales_Incremental_Transaction_vod__c
# ファイル名は大文字と小文字が区別され、1 つの csv ファイルのみ使用可能
# gzip で圧縮した csv ファイルは、ファイル名の拡張子を .gz にする必要がある
FILENAME=Sample_Sales_Data.csv
# 完全アップロードを True に設定すると、以前にロードしたすべてのデータが削除される
FULLUPLOAD=false
# 通知用メールアドレス
EMAIL=email1@which.org,email2@which.org
[end]CTL ファイルフィールド
説明
ユーザ
必須。データファイルを処理するユーザの Salesforce ユーザ名。
パスワード
必須。データファイルを処理するユーザの Salesforce パスワード。
Data_Map_Template ID
必須。ファイルの処理時に使用されるデータマップテンプレート名。
TX_OBJ_NAME
必須。列データタイプを定義するトランザクションオブジェクトの名前JD-NET ファイルの場合、このフィールドの値は Sales_Incremental_Transaction_vod__c になります。
ファイル名
必須。処理されるセールスデータファイルのファイル名。
完全アップロード
必須。以前にロードされたデータをロード前にすべて削除するかどうかを示します。この値が「True」に設定されている場合、既存のすべての JD-NET データが削除されます。この値が「False」に設定されている場合、既存のJD-NETデータは、ファイル内に外部 ID が同じレコードが存在する場合に更新され、新しいデータが追加されます。
メール
通知用メールアドレス。複数のメールアドレスを設定する場合はカンマで区切ります。
- 適切な Salesforce 認証情報を使用して、お客様の分析 FTP サーバにサインインします。
- JD-NET セールスデータをアップロードします。最初に CSV ファイルを、次に upload.ctl ファイルをデータディレクトリにアップロードします。ファイルをアップロードする順番は重要です。システムはアップロードされたファイルを自動的に検知して、ファイルが正常にロードされたかどうかを示すメールをすぐに送信します。
ファイルがアップロードされ、ファイル処理が完了すると、通知用メールアドレスにメールが送信されます。