注文管理承認

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Veeva CRM は Salesforce 承認プロセスと統合して、注文処理を合理化して、効率性を改善します。管理者は、ユーザが、マネージャの承認を受けた事前定義済みの制限を超えるように承認プロセスを設定することができます。マネージャは通知を受け、注文にアクセスし、注文の承認または却下を行います。

例えば、Sarah Jones が Clinton Ackerman 医師とのコール中であり、Ackerman 医師が 300 個の Cholecap 20mg を購入する上で 18% の割引を求めているとします。この割引は許可されている制限を超えているため、Sarah が注文を送信すると、注文は自動的に承認用に送信されます。

注文管理承認の有効化

前提条件

この機能を有効化する前に初期設定を完了させておきます。

この機能を有効にするには:

1. ユーザに Order_vod オブジェクトの以下のフィールドに対する FLS 編集権限を付与します。
2. Status_vod
3. Approval_Status_vod
4. Lock_vod

Order _vod オブジェクトの Lock_vod フィールドに対する FLS 編集権限を付与することによっても、注文に対して [ロック解除] ボタンが有効になります。注文のロック解除を参照してください。

2. Enable_Order_Approval_vod Veeva 設定に値「1」を入力して有効化します。
3. ユーザに AllowLockOverrideForApproval Apex クラスに対するアクセス権限を付与します。
4. Approval_Status_vod フィールドを適切な Order_vod ページレイアウトに配置します。この手順は任意です。

注文管理承認を使用する

通常通り SFDC を使用して Order_vod オブジェクトに承認ワークフローを作成します。管理者は、異なるエントリ条件、割り当てられた承認者およびメールテンプレートに承認プロセスを作成することができます。これにより、承認者とユーザは、Salesforce 承認フローで承認が必要な注文に関する通知を受け取ることができます。

承認が有効で、注文が承認プロセスに割り当てられている場合、注文ページレイアウトは自動的に承認履歴セクションを表示します。

承認プロセスの設定は、承認プロセスに関連する注文フィールドの値を決定します。

Veeva は、ワークフローアクションとレコードロックを設定する場合、以下のフィールド値を使用することをサポートしています。処理エラーを回避するには、他の設定を使用しないでください。

以下の表は、承認プロセスで異なるワークフローアクションに関連するフィールド値として推奨される値一式です:

以下の表は、レコードロックに推奨される設定です。 

注文が承認プロセスに進む際に、Status_vod、Approval_Status_vod および Lock_vod のフィールドは承認者の変更を反映するよう変更されます。

承認者は、自動化された承認ルーティングプロセスを使用して設定される必要があります。次の承認者の手動割り当てはサポートされていません。承認プロセスの手順を定義する際に、各承認者は「自動的に割り当てる」として設定される必要があります。

分割配送で承認申請された注文は、親注文からすべての子注文に同じ Status_vod と Approval_Status_vod フィールドが維持されます。注文が分割されていても、子注文の承認はサポートされず、親注文のみが承認の対象となります。

注文タイプが変更された場合、Approval_Status_vod 値は維持されません。

承認対象の注文は、サポートされているすべてのプラットフォームから起動できます。ただし、承認関連リストはオンラインでのみ表示されます。