無料品の手動割り当て
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Veeva CRM は、品目配送の分割で無料品の手動割り当てをサポートするようになりました。ユーザは、配送請求書の支払い済み商品に対する無料品の適切な比率を反映するように、無料品の数量をカスタマイズすることができます。これにより、企業における品目配送の分割と割引き規制の管理が容易になります。
例えば、Sarah Jones が品目配送の分割を使用して注文を作成し、60 個の Cholecap の無料品を取得するとします。Sarah は、Cholecap の無料品を今後 6 カ月間毎月 10 個配送するように手動で設定します。Sarah のお客様は、配送、支払い済み商品、無料品、支払い済み商品と無料品の割合が記載された請求書を受け取ります。
無料品の手動割り当ての設定
前提条件
この機能を有効化する前に初期設定を完了させておきます。
無料品の手動割り当てを有効にするには:
- 品目配送の分割が有効化されていることを確認します。
- 配送日数および OM 配送分割モード Veeva 設定が有効化されていることを確認します。
- ユーザに、Order_vod オブジェクトの Zvod_Delivery_Date_vod フィールドに対する FLS 参照権限を付与します。
- zvod_Free_Good_Splitting_vod フィールドを適切なページレイアウトに配置します。
- zvod_Delivery_Date_vod フィールドを適切なページレイアウトに配置します。
- 適切なページレイアウトに Free_Goods_vod と Free_Goods_Rule_vod フィールドを配置して、手動アロケーターを表示します。
OM 配送分割モードが 3 に設定されている場合、または従来の注文配送日分割を使用している場合は、手動割り当ては使用できません。
無料品の手動割り当ての使用
ユーザは、無料品の数量を選択し、無料品の配送ロケーションと数量を手動で決定します。ユーザが注文を送信したら、お客様は、分割配送毎の支払い済み商品に対する無料品の数量が反映された請求書を受け取ります。
注文品目分割動作
無料品
- 手動配送の分割が有効化されていない場合、無料品は最初の配送に割り当てられ、括弧内に表示されます。無料品は、Quantity_vod フィールドではなく、Delivery_Quantity_vod フィールドに数えられます。
- 残る値が「0」でない場合、警告が表示されます。
- クロス製品リベート – 無料品のクロス製品リベートが発生した場合は、無料品は最初の配送に割り当てられます。
キット
- キット品目のみが分割できます。
- キットレコード品目が配送注文に作成されます。
- キット品目が 1 つの配送から削除された場合、その注文からキットレコード品目も削除されます。
製品の一括追加
- ヘッダーに複数の分割が作成された場合、自動追加されたすべての注文品目に分割情報が含まれます。配送数量は「0」です。
- 分割がない場合は、自動追加された注文品目に、分割も [配送の追加] ボタンも表示されません。
マスター注文に適切な CRUD 権限がある場合:
- マスター注文が送信されると、すべての配送注文も送信されます。
- マスター注文が取り消されると、すべての配送注文も取り消されます。
- マスター注文が解除されると、すべての配送注文も解除されます。
- マスター注文が削除されると、すべての配送注文も削除されます。
品目分割配送と注文が保存されると、各配送品目が別の配送注文として保存されます。マスター注文は保存され、子配送注文が作成されます。少なくとも 1 つの製品の数量と配送数量間に相違がある場合には、エラーメッセージが表示されます。
配送品目が 1 つしかない場合、配送数量を入力してもマスター数量に自動的にロールアップしません。
ユーザは、マスター注文をコピーできますが、分割配送情報をコピーしたり、分割配送注文を作成したりすることはできません。
個別の注文に対する手動による編集はすべて iPad のマスター注文から行い、配送注文を同期させておく必要があります。
ユーザは、OM_DISABLE_QUANTITY_SPLIT_ROLLUP_vod Veeva 設定を使用して、個別の分割数量をどのように割り当てるかを決定することができます。OM_DISABLE_QUANTITY_SPLIT_ROLLUP_vod 設定が値「1」で有効化されている場合、注文の個別の配送数量はマスター数量に割り当てられます。無効化されていると、個別の配送数量は残り数量フィールドに反映されます。
