カスタム製品および注文情報
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ユーザは、アカウントに発注すると、製品および注文のカスタム情報を表示することができます。これには、在庫レベル、製品の有効期限、またはその他役立つ情報などが含まれます。顧客は、Product_Information_vod オブジェクトを使用して、注文獲得時に表示するフィールド (製品カタログのデータを含む) を作成することができます。
例えば、薬局が Cholecap 10mg と Cholecap 20mg を発注したい場合、ユーザはこの薬局のそれらの製品に関する 当会計年度の売上合計を表示することができます。
カスタム製品情報の設定
前提条件
この機能を有効化する前に初期設定を完了させておきます。
この機能を有効にするには:
- 製品カタログおよび/または製品情報オブジェクトに対して、管理者ユーザには CRUD 権限を、エンドユーザには少なくとも参照権限を付与します。
- ユーザに注文品目オブジェクトに対する CRUD 権限を付与します。
- ユーザに、ソースおよび対象オブジェクトの両方のフィールドに対して FLS 編集権限を付与します。
対象オブジェクトは常に Order_Lines_vod です。ソースオブジェクトは、どのフィールドを取得したいかによって、Product_Information_vod か Product_Catalog_vod のいずれかになります。
引き込みフィールドは、常に注文品目に読み取り専用として表示されます。注文獲得時のフィールド値は、注文にスタンプされ、レポート作成やその他の業務用途に使用されます。
- VMOC を有効化します。
カスタム注文情報の設定
ユーザは、注文品目プルインフィールドを設定して注文ヘッダーで情報の取得と表示を行うこともできます。
注文品目プルインフィールドを設定するには:
- 他のオブジェクトから取得したい Order_Lines_vod オブジェクトにマーカーフィールドを定義します。
- マーカーフィールドの命名規則は「zvod_[オブジェクト]_[フィールド]」です。
- 「オブジェクト」はオブジェクト名の略称です。製品カタログの場合は「PC」、製品情報の場合は「PI」になります
- 「フィールド」は、取得するフィールド名と完全に一致させてください
- 例えば、名前が「zvod_PC_Company_Product」のフィールドは、注文品目の Product_Catalog_vod オブジェクトの Company_Product_vod フィールド値を表示します。
- フィールドを表示させる必要があるユーザプロファイルのページレイアウトにフィールドを配置します。これらは注文品目で参照専用です。
- ユーザに、ソースおよび対象オブジェクトのフィールドに対して適切な FLS 権限が付与されていることを確認します。
- システムがデータを取得する元となるオブジェクト (製品カタログまたは製品情報) に対して VMOC を有効化します。
注文品目では、製品カタログと製品情報のオブジェクトの引き込みフィールドのみがサポートされています。